カナダ邦楽公演 〜TsuguKaji-KOTO+小濱明人+山本麻琴〜

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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、カナダの4都市で、箏デュオユニットTsuguKaji-KOTOを中心とした4名の邦楽アーティストによる公演を行います。今年5月よりオタワのカナダ文明博物館で開催されている特別展『伝統と革新の国、日本』の閉幕イベントとして公演を行うほか、バンクーバー、カルガリー、トロントの各地でコンサートを行います。

今年で結成10周年を迎えるTsuguKaji-KOTO(山本亜美、梶ヶ野亜生)は、13絃、17絃、25絃を用いて独自の音楽性を自由に体現する実力派の箏デュオ。箏の音色に歌声や語りを重ね合わせたオリジナル作品に国内外の定評があり、古典楽曲から現代曲まで、箏がもつあらゆる表情をその確かな演奏力でフルに引き出します。
今回は、このTsuguKaji-KOTOに加え、小濱明人(尺八)山本麻琴(和太鼓・鳴物)という海外公演経験が豊富な気鋭のアーティスト2名が加わります。華麗に流れる箏の音色に、尺八ののびやかな膨らみと、和太鼓・鳴物の躍動感が加わり、ダイナミックな音空間での調和が広がります。古典と伝統という普遍的な要素と、アーティスト独自の現代的な感性を対比させるこのコンサートは、まさに「伝統(tradition)と革新(innovation)」というテーマで、歴史と現代が織り成す美しい邦楽の世界を紹介します。

公演日程:2011年9月28日 水曜日 から 10月4日 火曜日

バンクーバー

日時:
2011年9月28日 水曜日
会場:
テラス・スタジオ・シアター(ブリティッシュ・コロンビア大学チャン舞台芸術センター内)
共催:
在バンクーバー日本国総領事館

カルガリー

日時:
2011年9月30日 金曜日
会場:
CANTOS
共催:
在カルガリー日本国総領事館

オタワ

日時:
2011年10月2日 日曜日
会場:
カナダ文明博物館シアター
共催:
在カナダ日本国大使館

トロント

日時:
2011年10月4日 火曜日
会場:
ジェーン・マレット・シアター (セントローレンス・センター内)
共催:
在トロント日本国総領事館

出演者プロフィール

TsuguKaji-KOTO

梶ヶ野亜生、山本亜美により結成されて10年。箏の音色にこだわったデュオグループ。歌あるいは声をとりいれ、これまでにない現代作品を作曲家と組んで次々生み出している。十三絃、十七絃、二十五絃で紡ぎ出す美しい音の螺旋。箏糸は声を絡め、伝統と現代を結ぶ。2008年CD「カタリ・ウタ・コト」を発売。『日本の音フェスティバル』(邦楽ジャーナル企画・JASRAC主催)には2001年初回時より継続参加、東京、神戸、茨城、岡山、神奈川、鹿児島、広島、沖縄など日本各地にてライブ開催の他、2010年には国際交流基金主催NYアジアソサイエティ参加後、ナッシュビル、アトランタでも公演を行う等、国内外で日本の楽器と唄の可能性を追求した演奏を展開中。

梶ヶ野亜生(箏、三絃、歌)

梶ヶ野亜生氏の写真

梶ヶ野凉玲(母)、沢井忠夫・一恵に師事。NHK邦楽技能者育成会(97年)、文化庁芸術インターシップ研修員(00年)を修了。海外演奏はこれまでアメリカ、アジア、ヨーロッパ、オーストラリアの18カ国で行ない、「題名のない音楽会」、NHK-FM「邦楽のひととき」等のテレビラジオ出演のほか、 奄美唄者朝崎郁恵「阿母(あんま)」、吉俣良/NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」オリジナル・サウンドトラックなどレコーディング参加。ソロリサイタルは東京鹿児島にて開催しており、第2回目は、鹿児島市教育委員会・文化協会主催「第26回春の新人賞」「第4回鹿児島銀行財団賞」の同時受賞を記念したもの。現在、平成22・23年度「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティスト(財団法人地域創造主催)、沢井箏曲院講師、鹿児島国際大学文化学部音楽学科非常勤講師。
公式Webサイト

山本亜美(箏、歌)

山本亜美氏の写真

狩谷章子・吉崎克彦・野坂惠子に師事。NHK邦楽技能者育成会(93年)、文化庁新進芸術家国内研修生(02年)を修了。全国箏曲コンクールで銅賞受賞(96年)、NHK邦楽オーディション合格(97・98年)。第1回リサイタルは地元神戸で開催(99)、この前後より自主公演ライブ「TSUGUMI」を開始し、ジャンルフリーで様々なアーティストとのコラボを展開。25絃箏リサイタルは東京で開催(03年)。その後25絃×17絃箏コンサート(東京の夏音楽祭参加)や25絃×25絃箏コンサートで、また、自ら結成した箏ユニット「TsuguKaji-Koto」「アンサンブル邦'」で委嘱初演曲を多数発表。邦楽舎会員(ことこと倶楽部)、生田流新絃社 蒼竜軒(山本春亜として活動)生田流新絃社合奏団団員。

小濱明人(尺八)

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小濱明人氏の写真

古典を石川利光、民謡を米谷智に学ぶ。NHK邦楽技能者育成会第46期修了。第2回尺八新人王決定戦優勝。2004年、全編即興によるソロアルバム『風刻』を発表。05年、『歩き遍路四国八十八カ所奉納演奏Tour』を敢行。自作曲を集めた2ndアルバム『波と椿と』を発表する。06年、スウェーデン国際吹奏楽フェスティバルに招かれ参加。07年、hajimeinoueelectro)との共作、CD『visions.』を発表する。08年、ケネディーセンター主催のジャパンフェスティバル(ワシントン)・国際尺八フェスティバル(シドニー)に招待参加。後藤幸浩(薩摩琵琶)との共作、CD『ミチノネ』を発表。09年、文山アートフェスティバル(台北)に参加し、ソロコンサートを行う。古典や自作曲を中心としたソロ活動の他、数々のグループに参加している。また海外公演も多く、欧米・アジア・オセアニア・アフリカなど計25カ国で行っている。

山本麻琴(和太鼓、鳴物)

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山本麻琴氏の写真

長野県出身。諏訪大社(長野県)の太々神楽の伝承である「御諏訪太鼓」を伝承する家に生まれ、祖父・御諏訪太鼓宗家・初代 小口大八、父・御諏訪太鼓楽園園長・故 山本幹夫、母ともに太鼓演奏家という環境で2歳半より太鼓を始める。8歳でオーストラリア交通博覧会の2万5千人が見守るステージで海外デビュー後、国立劇場「日本の太鼓」をはじめ、アメリカ、フランスなど世界各国を巡演しながら育つ。またNHK大河ドラマ「信長」、角川映画「天と地と」などに太鼓で出演。小口大八師、山本幹夫師の両師について太鼓を学び芸能を伝承し、御諏訪太鼓子供会打頭、会長を歴任。現在も毎年2回、元旦とお舟祭りには、諏訪大社太鼓奉納を続ける。日本太鼓塾の創立にも参加し拠点を長野に加えて東京・神奈川に置く。現在は、御諏訪太鼓伝承者の活動と共に、日本太鼓塾塾長として首都圏の各種学校で太鼓指導、東京都公開講座の講師をつとめる。昨年からはカルチャー教室(長野・山梨)にて幼児から一般まで幅広い層に御諏訪太鼓を教えている。
ソロ奏者としては10代より、5種類の太鼓を組み合わせて打つ大曲「阿修羅」(小口大八作曲)を、喜多郎(シンセサイザー奏者)、チ・ブルグット(馬頭琴奏者)、皆川厚一(ガムラン演奏家)らと共演。また、太鼓・笛・尺八・箏・TAPPIANO・雅楽など様々なジャンルのアーティストと『音の重なり合う可能性』に挑んだ舞台、和音響鳴ライブを一昨年より催している。米国では2009年のニューヨーク公演に続き、2010年サンフランシスコ・国際太鼓フェスティバルにて阿修羅を披露し、全米中から集まった聴衆に大喝采を浴びた。今秋はヒューストン・セントルイスでの演奏を実施予定。

音響=梶野泰範

照明=岡田勇輔

制作・舞台監督=山貫理恵

お問い合わせ

国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 文化事業部 舞台芸術チーム
担当:野田(のだ)
Tel. 03-5369-6063 Fax. 03-5369-6038

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