クウェート・ヨルダン和太鼓公演

クウェート・ヨルダン和太鼓公演の写真
© Takashi Kawashima

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、中東のクウェートとヨルダンにおいて、和太鼓とヴァイオリン、サキソフォンのユニットによる公演を開催します。

中東諸国では古くから優れた文学や芸術が生まれ、音楽の分野においてもアラブの伝統的な楽器が生み出す特徴的な旋律のアラブ音楽が広く親しまれています。アラブ音楽の中心的な楽器であるタブラにも通じる和太鼓は中東地域では絶大な人気があり、中東ではかねてから多くの和太鼓の公演が行われてきました。

今回は和太鼓を中心にしつつ、西洋音楽の楽器とのアンサンブルにより新たな和太鼓の魅力を伝える公演を実施します。和太鼓の演奏は、英哲風雲の会のメンバーとして国内外の公演に参加するほか、ソロ活動や平成中村座との共演などの活躍でも注目を集める若手の和太鼓奏者、上田秀一郎。ジャズやポップスから和太鼓まで幅広い音楽家と共演するヴァイオリンの須磨和声、ソリストとして東京交響楽団をはじめとして数多くのオーケストラと共演するほか、CLOVER Saxophone Quartetなどでも活躍するサキソフォンの田村真寛が共演をつとめ、和のメロディーを活かしながらも音楽的な幅のある演奏を披露します。和太鼓ならではの迫力ある演奏と、西洋楽器との共演が生み出す調べは日本の音楽の多彩で豊かな魅力を中東の人々に強く印象づけることでしょう。

また、神戸に生まれ阪神大震災を経験した上田秀一郎が、東日本大震災の発生以来続けている被災地の支援活動のなかで被災地の子どもたちとつくりあげた太鼓によるオリジナル曲も披露。復興に向けた被災地の人々の思いを伝えます。

公演日程: 2011年11月23日 水曜日 から 11月28日 月曜日

クウェート公演
日程: 2011年11月23日 水曜日 から 24日 木曜日
会場: アブドゥラ=アジズ・フセイン文化センター劇場(ミシュリフ・シアター)
主催: 国際交流基金、在クウェート日本大使館
共催: クウェート国家文化芸術文芸委員会
日程: 2011年11月25日 金曜日
会場: クウェート日本人会 日本祭り特設会場
主催: 国際交流基金、在クウェート日本大使館
共催: クウェート日本人会、スークシャルク
アンマン公演
日程: 2011年11月28日 月曜日
会場: ヨルダン大学 ハッサンホール
主催: 国際交流基金、在ヨルダン日本大使館
共催: ヨルダン大学

アーティストプロフィール

上田 秀一郎(うえだ しゅういちろう)

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1976年 神戸出身。高校在学中太鼓に出会う。1995年に地元神戸を襲った、阪神大震災後被災地で激励演奏を行う中、太鼓の大きな力に感銘し、卒業後「和太鼓一路」ヨーロッパツアーに参加。帰国後、地元神戸の「和太鼓松村組」創設に参加、以後8年間中心メンバーとして活躍。
太鼓ソリストの最高峰、林英哲に師事。「英哲風雲の会」のメンバーとして国内・海外での林英哲ツアーコンサートに出演。
2004年より本格的にソロ活動を開始。三枝成彰作曲太鼓協奏曲「太鼓について」ペルー公演にてソリストデビュー。2005年、CLUB CITTA’川崎「オリエンタルナイト」総合プロデュース。自身初のコンサート「赤と黒」を開催。2006年より内田裕也プロデュース「NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL」(毎年12月31日)に連続出演。2007年、鈴木和郎(ピアノ)とのライブアルバム「Last Summer」をリリース。
2008年、平成中村座「夏祭浪花鑑」に太鼓奏者として出演し、ドイツ・ルーマニア公演、コクーン歌舞伎、信州まつもと大歌舞伎に出演。笛 田中傳十郎と上田の和太鼓が、囃子の一楽器としてではなく、舞台演出として歌舞伎の舞台に登場するのは初めての事として話題を呼ぶ。2009年より「珠響~たまゆら~」に三響会(囃子)、稲本響(ピアノ)、村治佳織(ギター)、藤原道山(尺八)と共に、和洋ジャンルの超えたコンサートにて競演。2010年、大阪平成中村座「夏祭浪花鑑」に出演。2011年、桜壽博多座大歌舞伎「夏祭浪花鑑」に出演。 現在もソロ演奏の他、木乃下真市(津軽三味線)、土井啓輔(尺八)、谷川賢作(ピアノ)、鈴木和郎(ピアノ)田村真寛(サックスフォーン)、中川かりん(二十五弦琴)、田中傳十郎(笛)と様々なジャンルと共演し、独自の音楽世界を表現し続けている。

須磨 和声(すま わせい)

公式Webサイト

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1981年8月27日生まれ。静岡県富士宮市出身。大学在学中は基礎を勉強し、学内オーケストラのコンサートマスターを務めたり、バンド、DJ、現代舞踏などとセッションを試みる。アニメ「魁!!クロマティ高校」のサウンドトラックにて父親のバンド「美狂乱」でバイオリン/アレンジ、作曲を手掛けニュースやバラエティー番組で使われる。卒業後、TVアニメ(NHK教育番組「スキマの国のポルタ」etc)、CM、などのスタジオワークを始め、ストリングスアレンジもちゃっかりやりだし、 2005年に立ち上げた「NEO・STRINGS」で様々なテレビ局でアーティストの収録やレコーディングなども行いオリジナルアレンジを売りに有明コロシアム、また豪華客船では船内アーティストとして国内外を行き来している。 2006年にドラマ「のだめカンタービレ」で俳優の玉木宏、暎太にバイオリンの指導とソロのレコーディングや撮影に関わる。 2007年にうつみ宮土理が司会を務める音楽番組「ミドリのドレミドリ」(BSフジ)にケロンパ楽団としてレギュラー出演が始る。海藤春樹(照明デザイナー)とお寺の照明と音楽のコラボレーションとして、エレキバイオリンとインドで買ったタブラと共にエフェクターを使い空間音楽を一人で奏で、これを機にエレキの可能性にはまり様々なジャンルのバンドで活動の場を広げる。 2009年に独自のバンド「GIKOH GIKOH」結成。オリジナルの作曲/編曲を武器にロックヴァイオリンとして既に後戻りできなくなっている。また、メンバーの中からギタリストとアコースティックユニット「和福」。ドラマー兼、和太鼓奏者と和洋ユニット「strush」結成。 ソロでの参加アーティスト(五十音順)梓みちよ、IKKOinfinity16INSTANT CYTRON、うつみ宮土理、片岡知子、cover lover projectCaravan、小林弌、小柳ルミ子、柴崎コウ、 Jazzin'parkJuliet、Dew、籐子、中島愛、茉奈佳奈(まなかな)、ももなき、MCULil'Bradioaktiveprojeqt (ライヴ、ディナーショー、収録、アレンジ、レコーディング含む)

田村 真寛(たむら まさひろ)

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神奈川県生まれ。東京藝術大学卒業。同大学在学中に安宅賞を受賞。第3回ジュニア・サクソフォーン・コンクール第1位。第19回日本管打楽器コンクール、サクソフォーン部門第1位(史上最年少)、及び特別賞を受賞。在学中よりNHK-FM「名曲リサイタル」、「内田裕也プロデュース NEW YEAR ROCK FESTEVAL」等、多くの様々なコンサート、ライヴに出演。またソリストとして東京交響楽団、東京ハルモニア室内オーケストラ、芸大フィルハーモニア、ブリッツ・ブラス等、多くのオーケストラや吹奏楽団と共演。ストラウス・ブラス・オルケスタのアルバム「ナスカ」において、ジェローム・ノレ作曲「サクソフォーンと吹奏楽の為の『フリッソン』」のソリストとして日本初録音。また「CLOVER Saxophone Quartet」のメンバーとして各地でリサイタル等の活動のほか、アルバム「CLOVER」、「Precious」(レコード芸術「特選盤」、音楽の友「今月の注目盤」、読売新聞「特選盤」)をキングレコードよりリリース。ブリッツ・ブラスとの共演によるアルバム「SAX EXPO!!」(レコード芸術「特選盤」)では、自ら委嘱した石毛里佳作曲の、バリトン・サックスからソプラノ・サックスまで持ち替えていく「Muta In Concerto」のソリストを務めた。 これまでにサクソフォーンを大和田雅洋、須川展也、冨岡和男の各氏に、室内楽を須川展也、中村均一、小林裕の各氏に師事。
現在、洗足学園音楽大学、及び神奈川県立弥栄高等学校非常勤講師を務め、ソロ活動の他、「CLOVER Saxophone Quartet」、「TRIO1214」、「東京LURE」、「東京R合奏団」メンバーとして活動。また和太鼓の上田秀一郎、ジャズピアニストの鈴木和郎や、ヴォーカルの坂本スミ子や石井聖子、川平慈英等、クラシック以外のアーティストとも共演する。 ヤマハA&R所属。

【光灯せし希望と祈りの太鼓プロジェクト】

光灯せし希望と祈りの太鼓プロジェクトの写真
© koji iida

3月11日に発生した東日本大震災の復興支援と位置づけ、太鼓奏者・上田秀一郎が2011年4月に東北の伝統芸能や伝統行事の復興、そして被災者の心のサポートを行う目的として立ち上げたプロジェクト。

東北の伝統芸能や伝統行事の復興、そして被災者の心のサポートのために、太鼓が人の心を癒し、生きる力に共鳴すると信じて、被災地の激励演奏やワークショップ、そして東北の伝統 芸能行事の復興のための太鼓提供や開催サポートを、長期的に行っています。

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