Omnilogue: Journey to the West展 1月からニューデリーで開催

Omnilogue: Journey to the West展の写真

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、「21世紀東アジア青少年大交流計画」(JENESYS Programme)により2010年夏に日本に滞在する機会を得た東アジアのキュレーターと、日本人キュレーターとの共同キュレーションによる、現代日本アーティストのグループ展「Omnilogue」シリーズを企画しております。

第一弾の展覧会として、2011年11月12日(土)~12月31日(土)、オーストラリアのパースにて、Alternating Currents」展を開催しています。そして第二弾の展覧会となる「Journey to the West」展を、2012年1月21日(土)から、インドのニューデリーで行います。2012年は日印国交樹立60周年を迎える記念すべき年でもあります。「Journey to the West」展を通して、二国間のさらなる交流を培うことを願いながら、日本とインドの結びつきを歴史・文化などさまざまな角度から探求していきます。

会期:2012年1月21日 土曜日 から 2月19日 日曜日 (会期中休館なし)

日時 2012年1月21日 土曜日 から 2月19日 日曜日
開館時間:11時から19時
会場 ラリット・カラ・アカデミー(地下ギャラリー1&2)、ニューデリー
主催 国際交流基金
協力 キヤノンインディア、カシオインディア
後援 在インド日本国大使館
参加キュレーター 崔敬華、飯田志保子、ニヴェディータ・マガル、 チャティヤ・ケイト・ニットポルプラサート
アーティスト 小泉明郎笹本晃照屋勇賢橋本聡森弘治八幡亜樹 (五十音順)

Omnilogue’とは?
Omnilogue」(オムニログ)は、2011年から2012年にかけてオーストラリアのパース、インドのニューデリー、そしてシンガポール(予定)で開催される三つの現代日本アーティストのグループ展です。展覧会は各都市の文化の固有性や地域の文脈を反映し、それぞれ異なる展覧会名と学芸的テーマを設けていますが、多方向の議論を示唆する造語「OmnilogueOmnilogue)」のタイトルのとおり、現代美術をとおして、21世紀の文化交流に関する新しい議論の可能性を切り拓くという目的を共有しています。

Journey to the West’ 学芸的テーマについて
Journey to the West」は、文化政治、ナショナリズム、友情、他者性、そして時代や場所を越えて交わされる対話や旅の逸話のなかに見出される、アジアの想像力を探求する展覧会です。
日本の現代美術をめぐる推論的な実践を始めるにあたり、本展は二つの歴史的な軌跡に学芸的な着想を得ました。ひとつは20世紀初頭に日本人のキュレーター岡倉天心と、インドの詩人かつ思想家、ラビンドラナート・タゴールの間で交わされた知的交流の考察。これは、当時アジア域内で交錯していた複雑なナショナリズムに対する、文化歴史的な視座をもたらします。もうひとつは、16世紀に書かれた著名な中国の古典小説、『西遊記』の再訪。実在した修行僧玄奘三蔵(三蔵法師)の一行が、啓蒙を求めてインドにある「天竺」を目指して西へと旅をする物語です。
本展は、これら二つの流れによって導き出された次の問いかけによって、展覧会を定義します。

  • 見知らぬ者との出会いは、どのように自我を揺さぶるだろうか、あるいは強化するだろうか?
  • 文化にまつわる政治は、「違うこと」が、凝り固まった「他者性」へと再生産されてしまうことに、いかに影響を及ぼしているだろうか?
  • 他者との関係や交渉といった、相互に主観的な精神状態における「不確かなこと」の価値とは何だろうか?
  • こうした不安定な状態を私たちはいかに包含し、新たな「Omnilogue」を拓くためのポジティヴなエネルギーへ注ぎ込んでいけるだろうか?

関連イベント

2012年1月21日 土曜日 18時オープニング/笹本晃によるパフォーマンス(会場内)
2012年1月22日 日曜日

  • アーティスト・フロアトーク(会場内作品前)
  • キュラトリアル・ラウンドテーブル(会場隣)
  • 笹本晃によるパフォーマンス(会場内)

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