林英哲中東公演 TAIKO LEGEND- Heart Beat from Japan

林英哲中東公演 TAIKO LEGEND- Heart Beat from Japan

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、カタール、アラブ首長国連邦 (UAE)、オマーン、バーレーンの中東4カ国5都市にて、和太鼓独奏の先駆者である林英哲氏を中心とした邦楽公演を実施します。

林英哲氏は、元来祭礼や古典芸能の演奏楽器のひとつに過ぎなかった和太鼓を独自の奏法を開拓することによってその芸術性を高め、独立した芸能としての境地を切り開いてきた先駆者のひとりです。

林英哲氏は1982年に太鼓独奏者として活動を開始して以来、世界各地で公演活動を通し、すでに国際的に高く評価されていますが、今回、同氏にとって初の中東地域での公演となります。

今回の公演では、林英哲公演では欠かせない存在となっている和太鼓アンサンブル「英哲風雲の会」から4名の若手精鋭と笛・尺八奏者の竹井誠氏が共演します。本年、日本と外交関係樹立40周年を迎える上述の湾岸各国の人々に和太鼓芸術の真髄かつ最前線の表現を紹介する契機となることを期待します。

また、昨秋オープンしたばかりで中東随一の規模を誇るロイヤル・オペラ・ハウスでの公演も予定しているオマーンでは音楽学生等を対象にレクチャー&デモンストレーションも行い、後進の育成や和太鼓芸術の正しい普及にも意欲を注ぐ林英哲氏や風雲の会と現地の若い世代との直接的な交流の機会を設け、未来の文化交流の発展を目指します。オマーンでは現地伝統太鼓奏者との共演も予定、昨年演奏歴40年を迎えた林英哲氏にとっても初めて出会う中東でどのような科学反応が起きるでしょうか。

さらに本年、ユネスコ及びアラブ連盟から「アラブ文化首都2012」の指定を受けたバーレーンのマナーマでは、当地で毎春開催されている国際芸術祭「スプリング・オブ・カルチャー・フェスティバル」の一環として公演します。

公演日程: 2012年2月22日 水曜日 から 3月10日 土曜日

カタール公演 (ドーハ)
日程:
公演① 2月22日 水曜日 20時から21時30分
公演② 2月23日 木曜日 20時から21時30分
会場:
カタラ文化村 ドラマシアター
共催:
在カタール日本大使館、カタラ文化村
UAE公演 (アブダビ)
日程:
公演③ 2月26日 日曜日 20時から21時30分
会場:
アブダビ国立劇場
共催:
UAE日本大使館、アブダビ日本人会
後援:
UAE外務大臣
UAE公演 (ドバイ)
日程:
公演④ 2月29日 水曜日 20時から21時30分
会場:
DCSAムムゼル劇場
共催:
UAE日本大使館ドバイ文化芸術庁
協力:
在ドバイ日本総領事館
後援:
UAE外務大臣
オマーン公演 (マスカット)
日程:
レクデモ / 3月3日 土曜日 12時から13時30分予定(音楽学部生対象)
会場:
スルタン・カブース大学
共催:
在オマーン日本大使館スルタン・カブース大学
日程:
公演⑤ 3月4日 日曜日 20時から21時30分(予定)
会場:
スルタン・カブース大学
共催:
在オマーン日本大使館スルタン・カブース大学
日程:
公演⑥ 3月6日火曜日 19時30分から21(オマーン伝統音楽家との共演予定)
会場:
ロイヤル・オペラ・ハウス・マスカット
共催:
在オマーン日本大使館ロイヤル・オペラ・ハウス・マスカット
バーレーン公演 (マナーマ)
日程:
公演⑦ 3月9日金曜日 20時から21時
公演⑧ 3月10日土曜日 20時から21時
会場:
バーレーン文化ホール (スプリング・オブ・カルチャー・フェスティバル参加)
共催:
在バーレーン日本大使館バーレーン政府文化省

出演者プロフィール

林 英哲 Eitetsu Hayashi (太鼓奏者)

公式Webサイト

林 英哲氏の写真

広島県生まれ。11年間のグループ活動後、1982年太鼓独奏者として活動を開始。1984年初の和太鼓ソリストとしてカーネギー・ホールにデビュー。現代音楽の分野でも前例のない和太鼓ソリストとして国際的に高い評価を得た。2000年にはドイツ・ワルトビューネでベルリン・フィルと共演、2万人を超える聴衆を圧倒させた。太鼓独奏者としてロック、ジャズ、現代音楽、民族音楽などの演奏家と共演しながら、かつての日本の伝統にはなかったテクニックと体力を要する大太鼓のソロ奏法の創造、多種多様な太鼓群を用いた独自奏法の創作などジャンルを超越した、まったくオリジナルな太鼓表現を築きあげていく。

1998年からは新たなステージとして、林英哲自身が刺激を受けた芸術家の作品や生き方をテーマに、太鼓ドラマともいうべき劇的舞台作品の創作を始め、コンサートツアーもスタート。「万零」(マン・レイ)、「若冲の翼」(伊藤若冲)、「光を蒔く人」(高島野十郎)、「澪の蓮」(浅川巧)、そして「レオナールわれに羽賜べ」(藤田嗣治)と全国各地で公演。このステージは、国内はもとより海外でも評判を得る。2007年ソロ活動25周年記念コンサートを東京(サントリーホール/東京交響楽団)関西(兵庫芸術文化センター/大阪センチュリー交響楽団)にて全曲太鼓協奏曲(指揮:岩村力)で企画構成・初演、絶賛を博す。このライブ録音アルバム「GREAT ENCOUNTER Eitetsu HAYASHI With Orchestra」2008年リリース。また、国立劇場の委嘱による三年がかりの「千響」シリーズ三部作のプロデュース、構成・出演を完結させた。2010年12月サントリーホールで、太鼓ソロ中心のコンサート「月山」から11年振りに「月山Ⅱ」を開催、大絶賛を博す。3月15日ライブDVD「月山」「月山Ⅱ」2枚同時発売。2012年2月演奏活動40周年記念公演を開催する。

近年は和・洋器楽奏者や伝統芸能の歌舞伎役者、日本舞踊家やプリンシバルなど、気鋭の若手との共演も多く「太鼓音楽」の魅力を提示し続け、国内外での活動は速度を増して縦横無尽にますます活躍のフィールドを広げている。演奏活動の他、イベント等でプロデューサー、映画、演劇などの音楽、創作太鼓の委嘱作品、指導も多数。エッセイ等の執筆も多く、著書に「あしたの太鼓打ちへ」がある。1997年芸術選奨文部大臣賞を受賞、2001年日本文化藝術振興賞を受賞。2004年より洗足学園音楽大学の客員教授に就任。2005年より東京藝術大学で、2009年より筑波大学大学院で年一回特別講師としての特別講座も実施。

竹井 誠(たけい まこと) 笛・尺八演奏者

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竹井 誠氏の写真

1956年東京生まれ 埼玉大学在学中より日本音楽集団尺八奏者。
1980年代後半より邦楽囃子笛方として本格的に活動する。また数少ない笛・尺八兼任奏者として日本音楽集団、林英哲(太鼓奏者)グループ等で十数回の海外公演。ライブシーンで林英哲、山下洋輔(ジャズピアノ)、伊藤多喜雄(ロック民謡)、仙波清彦(マルチパーカッション)、三橋美香子(ボーカル)、堀越彰(ドラムス)等のユニットに参加。スタジオミュージシャンとして演歌・民謡・CM・劇中音楽のレコーディング多数。最近では竹の香りのするフルート・ピッコロも披露。2010年4月より東京芸術大学音楽部邦楽科非常勤講師として現代邦楽の笛を指導中。

英哲風雲の会の写真

【英哲風雲の会】(えいてつふううんのかい)
日本各地で活躍する若手太鼓奏者の中から、林英哲の音楽に共鳴する実力者が揃う太鼓ユニット。林英哲コンサートのアンサンブルメンバーとして活動する他、独自の演奏活動も行う、いずれも次世代をになう俊英たちである。

1993年林英哲プロデュースで大太鼓揃い打ちの創作曲「七星」(作曲:林英哲)演奏のため、全国から選び抜かれた大太鼓打ちの精鋭による特別編成のステージが母体となり、現在では流動的に十数名で構成されていて、ソロで活動する林英哲がアンサンブルを行うとき、必要な人数が参集する。

2007年は林英哲ソロ活動25周年記念公演でオーケストラとの共演も果たしている。近年は三響会主催の和洋音楽家が競演するコンサート「珠響(たまゆら)」にレギュラー出演。歌舞伎役者の中村勘太郎、七之助、津軽三味線の高橋竹童と共にジャンルを超越した和の共演、錦秋特別公演「芯」2009,2011年と全国ツアーに参加。「英哲風雲の会」単独での活動も多く、国内外の公演ではその圧倒的な迫力とライブパフォーマンスは大反響を呼んでいる。

※「風雲の会」とは広辞苑に〈英傑などが時機に乗じて志を達する好機〉とあり、活動の精神と通うことから会の名に転用。

英哲風雲の会メンバー

上田 秀一郎(うえだしゅういちろう) 兵庫県出身

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上田 秀一郎氏の写真

1995年の大震災後、神戸・和太鼓松村組の発足に参加。8年間の活動後、太鼓ソリストとしての道を目指し林英哲に師事、国内外での林英哲ツアーコンサートに出演。2008年より連続して平成中村座公演『夏祭浪花鑑』に師の推挙で太鼓打ちとして参加、ヨーロッパ公演、東京シアターコクーン公演、松本、大阪、福岡公演に出演し、更なる飛躍が期待されている。太鼓ソリストとしても独自の音楽世界を表現し続けている。

はせ みきた(はせみきた) 静岡県出身

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はせ みきた氏の写真

幼少より和太鼓に親しみ、2000年より本格的な演奏活動を開始。岡田寛行との太鼓デュオユニット「ようそろ」での創作活動を主軸とし、国内外での演奏・指導を展開。太鼓ソリストの第一人者・林英哲に師事し、舞台芸術作品の創作/演奏を学ぶ。数多くのユニット活動、他ジャンルのアーティストのサポートや舞台作品への参加を通して、音楽・パフォーマンスの両面から和太鼓の可能性を追求している。

田代 誠(たしろまこと) 福岡県出身

田代 誠氏の写真

地元福岡を中心に活動を経て2004年に英哲風雲の会に参加。日本の伝統や古典、民俗芸能などから触発され、現代にも通じる舞台演奏を目指している。
平成18年度文化庁芸術国内研修生として、太鼓奏者「林英哲」、金春流能楽囃子太鼓方「桜井均」、和泉流野村流狂言師「小笠原匡」に師事。現在は林英哲に師事の元、ソロとしても活躍。2011年シンガポールで、初めてソリストとしてオーケストラと共演した。

辻 祐 (つじたすく) 福岡県出身

辻 祐氏の写真

12歳で和太鼓に出会い、中学2年でプロを志す。高校時代に部活動で剣詩舞と出会い、以降地元で和太鼓と平行して稽古に励む。日本壮心流 三世宗家 入倉昭山に師事。2010年大学卒業を期に、関東に拠点を移し、現在では本格的に林英哲に師事の元、風雲の会最年少メンバーとして活動の場を広げている。

【林英哲中東公演ツアースタッフ】

吉木 均(技術統括)

塩谷 憲彦(舞台監督)

松井 義之(照明)

小松 紀之(音響)

ジョー・スモール(通訳・舞台補佐)

阿部 みちよ(衣装)

大場 健二(制作統括・ツアーマネージャー)

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