モルディブで初の大規模な現代美術展 3/20から開催

モルディブで初の大規模な現代美術展の写真

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、モルディブ国立美術館(マレ市)にて初の本格的な日本人とモルディブ人アーティストによる現代美術展「呼吸する環礁(アトール)」を開催いたします。

大小約1,200の島々から成るモルディブ共和国は、ゆるやかな環を描くように青い海に点在する「アトール(環礁)」と呼ばれる珊瑚礁で形成された独特の美しい自然環境で知られています。「インド洋の真珠の首飾り」とも形容される、楽園のようなこの島々の多くは、海抜が1メートルにも満たず、その形を絶えず変化させてきました。ことに近年は、地球温暖化による海面上昇などにより、水没の危機に瀕しています。

本展覧会では、インスタレーション、映像、建築、写真、ドローイングなどさまざまな表現により、日本とモルディブのアーティストがモルディブの自然環境や風物、文化をテーマに現地で作品を制作、展示します。

日本人アーティストは、展覧会に先立ち現地でのリサーチを行い、日本とは異なるモルディブ固有の地理的・文化的環境、人々の暮らしなどをつぶさに観察し、現地の人々と交流を重ねながら、滞在制作を行います。作品は、国立美術館での展示のほか、隣接する緑豊かな公園、サルタン・パークでも展示される予定です。

それぞれの個性を発しながらも、モルディブの環境をテーマにゆるやかにつながる彼らの作品は、あたかもさまざまな個性をもつ島々から成るアトールのように新しいアートの息吹をモルディブに吹き込んでくれることでしょう。

キュレーターの難波祐子氏と参加作家の中谷芙二子氏による対談を掲載しました。をちこち

展覧会概要

会期 2012年3月20日火曜日から 4月19日木曜日
会場 モルディブ国立美術館、サルタン・パーク
主催 国際交流基金、National Centre for the Arts
キュレーター 難波祐子(株式会社IplusN
参加作家 藤森照信、中谷芙二子、荒神明香、狩野哲郎、田口行弘、淀川テクニック、
Afu (Afzal Shafiu Hassan) 、Ali Nishan (Millzero)
協力 有限会社 立石工務店、日本特殊光学樹脂株式会社、DIY-TOOL.COM
ハウスクローバー・モルディブ

高過庵の写真
藤森照信
高過庵 , 2004

雨月物語ー懸崖の滝の写真
中谷芙二子
雨月物語ー懸崖の滝
ヨコハマトリエンナーレ 2008, 日本
写真:中谷芙二子

コンタクトレンズの写真
荒神明香
コンタクトレンズ ,2011
レンズ、アクリルレンズ

自然の設計の写真
狩野哲郎
自然の設計 , 2010
インスタレーション
サイズ可変
ヨコハマアパートメントでの展示風景

宇野のチヌの写真
淀川テクニック
宇野のチヌ , 2010

the flow. Maldivesの写真
Ali Nishan (Millzero)
the flow. Maldives , 2009

Foreverの写真
Afu(Afzal Shaafiu Hasan)
Forever , 2012
24 minutes.
Sand animation.
Backing music composed and performed live by Hamy

 

[お問い合わせ]

国際交流基金 造形美術チーム
TEL:03-5369-6065 FAX:03-5369-6038
担当:武田 E-mail、 村上 E-mail、 朝岡 E-mail

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