第8回 アジア次世代キュレイター会議

国際交流基金では、アジア各国・地域の美術館の次代を担う若手キュレイターが集い、情報の交換と共通の課題に関する議論を通じて、域内のネットワーク構築と、近・現代美術を中心とした継続的な共同研究や展覧会企画の可能性を探ることを目的に、「アジア次世代キュレイター会議」を2005年度より実施しています。

第1回(東京・大阪)、第2回(ソウル)、第3回(マニラ)、第4回(東京)、第5回(シンガポール/クアラルンプール)、第6回(バンガロール)、第7回(東京)に続いて第8回目となる今回は、昨年に続いて東京で実施し、前回の成果をもとに、アジアの美術環境の変化とともに変容するアジアの美術史のあり方について考えていきます。

近年、日本の戦後美術史に焦点を当てた展覧会が国内外において企画され、美術史の見直しの試みが始まっているかのようです。また、アジア地域においても、経済成長に伴った美術マーケットの高揚のみならず、学術的には自国や周辺地域の美術状況と美術史に対する関心が高まり、作品のコレクション、美術資料のアーカイブ化、展覧会企画の質的専門性が進んでいます。私たちの美術をどのように歴史化していくのか、2010年代に入り、その模索が加速化しています。

「知は現場にあり」。今回の会議では、美術館という現場でまさに日々奮闘している美術館キュレイターと、美術館という制度の外で美術環境の発展を支えてきた方々をお迎えして、アジアの美術環境の過去を振りかえりつつ、現在を検証し、未来に向けて考えていきたいと思います。

概要

日時:
2012年12月21日金曜日10:00-18:00
12月22日土曜日10:30-18:00
会場:
国際交流基金 JFIC「さくら」ホール (東京都新宿区四谷4-4-1) アクセス
主催:
国際交流基金
定員:
80名、入場無料、事前申込制、先着順 / 日英同時通訳

スケジュール (予定)

12月21日 金曜日 10:00 - 18:00
モデレーター:林道郎 (上智大学教授)

セッションI「アジア各国美術館の展覧会・コレクション・アーカイヴ・地域ネットワークを通じた美術史構築の試み」

10:00-12:30

(1) 国立美術館
◯ 主催者挨拶 国際交流基金
  • 発表1 リュ・ジヨン (韓国国立現代美術館キュレイター)
  • 発表2 タン・フイ・クーン (マレーシア国立美術館キュレイター/エデュケイター)
  • 発表2 アイリス・ホワン・シューピン (国立台湾美術館キュレイター)
  • 発表4 蔵屋美香 (東京国立近代美術館美術課長)
  • 発表5 橋本梓 (国立国際美術館研究員)
◯ (昼食)

13:30-15:10

(2) 公立美術館、私立美術館
  • 発表6 黒田雷児 (福岡アジア美術館学芸課長)
  • 発表7 北出智恵子 (金沢21世紀美術館キュレイター)
  • 発表8 太田雅子 (横浜美術館学芸員)
  • 発表9 近藤健一 (森美術館キュレイター)
◯ (休憩)
15:30-18:00 (3) 大学美術館
  • 発表10オ・ジニ (ソウル大学校美術館キュレイター)
  • 発表11パトリック・D・フローレス (フィリピン大学美術学部教授、ヴァルガス美術館キュレイター)
◯ 総合討論

18:00-19:00

◯ 交流会

12月22日 土曜日 10:30-18:00
モデレーター:林道郎 (上智大学教授)

セッションⅡ「美術の現場の多層化」

10:30-12:30

◯ 第1日目の報告
  • 発表1 森司(東京アートポイント計画ディレクター )
  • 発表2 北川フラム (越後妻有アート・トリエンナーレ総合ディレクター)
◯ 討論 ◯ (昼食)

セッションⅢ「美術史の新たなあり方を考える」

14:00-18:00

・発表1 加治屋健司 (広島市立大学芸術学部准教授)
  • 発表2 手塚美和子 (ジャパンソサエティ・ギャラリー、ディレクター)
  • 発表3 セン・ユージン (ラサール芸術大学講師、シンガポール)
  • 発表4 皮力〔ピー・リー〕 (香港M+、シニア キュレイター)
  • (コメント) パトリック・D・フローレス (フィリピン大学美術学部教授、ヴァルガス美術館キュレイター)
◯ 総合討論

参加申込方法

聴講希望者 締切:12月14日 金曜日
必要事項を明記の上、FAXE-mailにお申し込みください。E-mailでお送りの際は必ず件名を「アジア次世代キュレイター会議:聴講希望」としてください。
※ 先着順80名まで。
※ 特別ご連絡しない限り、当日会場においでください。

必要事項:
1. 希望参加日 (複数選択可)
12月21日金曜日、12月22日土曜日
2. 氏名 (ふりがな)
3. 所属
4. 郵便番号、住所
5. 電話番号
6. FAX番号 (お持ちの場合のみ)
7. E-MAILアドレス

送付先 / お問い合わせ

〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-1
国際交流基金 文化事業部アジア・大洋州チーム
Tel:03-5369-6062 Fax:03-5369-6038 E-mail
担当:古市保子 / 武田友理

ページトップへ戻る