マレーシア東方政策30周年記念 能楽・コントラバス・ギターによる現代邦楽公演「速流笛破」

能楽・コントラバス・ギターによる現代邦楽公演「速流笛破」

国際交流基金 (ジャパンファウンデーション) は、マレーシアのマハティール首相 (当時) が提案した「東方政策」が開始されてから30周年に当たる節目の年であることを記念して、10月24日~28日にかけて、マレーシアのクアラルンプール及びペナンで、日本の伝統楽器と西洋音楽を融合させた独創的な音楽公演を実施します。

伝統的な能楽の家系に育ちながらも、ジャズ、ロック、現代音楽など様々な分野のミュージシャンと共演し、新たな表現形態を確立した気鋭の能楽師の一噌幸弘を中心に、ギタリストの高木順一、コントラバス奏者の吉野弘志によるユニット「ISSO Group」が、マレーシアの人々に伝統を活かした現代日本文化の魅力を紹介します。

ペナンでは、10月24日にブキット・ジャンブル中等学校 (SMK Bukit Jambul) 、マレーシア科学大学 (USM) 芸術学部でそれぞれ中高生及び大学生を対象にしたワークショップも開催し、より広く多くのマレーシアの方々と音楽を通じた交流を深めます。

公演名

<速流笛破>Sok-Ryu-Teki-Ha
Traditional / Contemporary Music Performance by ISSO Group

公演日程:2012年10月24日 水曜日 から 10月28日 日曜日

ペナン
ワークショップ
日程:
2012年10月24日 (水) 午前
会場:
ブキット・ジャンブル中等学校 (SMK Bukit Jambul (Secondary School) )
日程:
2012年10月24日 (水) 午後
会場:
マレーシア科学大学 (USM) 芸術学部 (USM School of the Arts)
公演
日程:
2012年10月25日 (木)
会場:
ペナン・パフォーミング・アーツ・センター (Performing Arts Center of Penang (penangpac))
クアラルンプール
公演
日程:
10月27日 (土) 、28日 (日)
会場:
アネックス・ギャラリー (Annexe Gallery)
主催:
国際交流基金 (ジャパンファウンデーション)
共催:
在ペナン日本国総領事館、ペナン・パフォーミング・アーツ・センター
協力:
在マレーシア日本国大使館、アネックス・ギャラリー、マレーシア科学大学、ブキット・ジャンブル中等学校

出演者プロフィール

ISSO Group / 一噌幸弘 (能管、篠笛、田楽笛、つの笛、リコーダー等)

一噌幸弘

1964年東京都生まれ。能楽の一噌流笛方として古典の舞台をつとめながら、1991年より能楽、自作曲、そしてクラシックの古典まで、様々な楽曲をレパートリーに、自身の新しい解釈によるコンサート『ヲヒヤリ』を主宰する。さらに、即興演奏家としては内外の様々な音楽家、或いはアーティストとの共演をおこなうなど、彼の研ぎ澄まされた一音が切り開く世界は、限りない可能性に満ちたものとして期待される。能管以外にも、篠笛、リコーダー、つの笛などの和洋各種の笛を演奏し、1981年度朝日新聞社主催の全日本リコーダー・コンクールにおいては最優秀賞を受賞している。2006年2月の「笛・幻想の旅」(東京オペラシティ)では、東京フィルハーモニー交響楽団(指揮:金聖響)との共演で自作の組曲「笛ファンタジア」(編曲:山田武彦)と、バッハの「管弦楽組曲」を演奏、能管の新しい可能性を示したコンサートとして賞賛された。また、2011年秋には読売日本交響楽団(指揮:下野竜也)との共演で、團伊玖麿作曲の交響曲第6番「広島」を演奏する。これまでの様々なチャレンジが評価され、(財)日本文化藝術財団の「創造する伝統賞」(2010年度)を受賞した。最新作は『咲くシャク』(2011年)。国立能楽堂講師、日本能楽会会員(重要無形文化財総合指定)

公式Webサイト

ISSO Group / 吉野弘志 (コントラバス)

吉野弘志

1955年広島県生まれ。東京芸術大学在学中よりプロ活動、明田川荘之、坂田明、加古隆、富樫雅彦、山下洋輔、塩谷哲などのジャズ・グループに参加する。同時に現代音楽の分野でも、故・武満徹プロデュースの「 MUSIC TODAY 」「八ヶ岳高原音楽祭」、最近では間宮芳生作のオペラ「ポポイ」(2009年)等に出演する。現在は、ベース・ソロと『彼岸の此岸』、『吉野弘志モンゴロイダーズ・ネオ』を活動の中心に、自らの民族楽器としてとらえているウッドベースの可能性を追究している。他に、一噌幸弘のリーヤリなどグループのレギュラー・ベーシストをつとめ、さらには、大貫妙子等のヴォーカリストのサポート、或いは作家の山田詠美、奥泉光との朗読セッションなどでも、独自の悠然とした懐の深い演奏を聞くことができる。

公式Webサイト

ISSO Group / 高木潤一 (ギター)

高木潤一

17歳よりプロとしてクラブ、ライブハウスなどで活躍する。1986年渡米、名ピアニスト、バリー・ハリスに師事する傍らロン・カーター、マル・ウォルドロン等とセッションを重ねる。帰国後はフラメンコギターを坂中浩治氏に師事する一方で、ジャズ、クラッシック、世界中の民族音楽のエッセンスを盛り込んだ、太田惠資(ヴァイオリン)、吉見征樹(タブラ)との三人編成によるMASARA(マサラ)を結成、東京を中心として日本各地のライブハウス、イベント等でライブ活動を展開中。一噌幸弘ともしばしば共演を重ねている。 作品には「MASAЯA SCOPE」などがある。

公式Webサイト

お問い合わせ

独立行政法人 国際交流基金
文化事業部 アジア・大洋州チーム
担当:阿部
TEL: 03-5369-6062

ページトップへ戻る