平成24年度日米学芸員交流事業 シンポジウム 「1960年代後半から70年代の写真をめぐって」

全米から写真を専門とする気鋭のキュレーターが10名来日 (平成24年度米国学芸員招へいプログラム)

国際交流基金 (ジャパンファウンデーション) は、例年、米国の主要美術館より学芸員を招へいし、日本の美術についての理解を深める「米国学芸員招へいプログラム」を実施しています。 第4年目となる本年は米国からの招へい者と日本の写真家、研究者がより深く理解しあう機会をつくるため、新たにディスカッションする場を設けました。写真をめぐる様々な実験的な試みにより世界的に注目を浴びている1960年代後半から70年代という時代をキーワードとして、日米の写真の専門家がその時代の実験精神について熱く語り合い、情報交換することにより、将来の写真、美術分野での共同作業への第一歩とします。

来日する学芸員

(2013年1月15日現在)

  氏名 役職 所属

1

デヴィッド・リトル キュレーター ミネアポリス美術館
2 マイケル・ダーリング チーフ・キュレーター シカゴ現代美術館
3 ジェニファー・ブレシング シニア・キュレーター グッゲンハイム美術館
4 ロビン・ケルシー 教授 ハーバード大学
5 ジョアン・キー 助教 ミシガン大学
6 中森 康文 アソシエイト・キュレーター/講師 ヒューストン美術館/ライス大学
7 エヴァ・レスピニ アソシエイト・キュレーター ニューヨーク近代美術館
8 マシュー S. ウィトコフスキー キュレーター シカゴ美術館
9 アマンダ・マドックス アシスタント・キュレーター J・ポール・ゲティ美術館
10 ブリット・サルヴェセン キュレーター ロサンゼルス・カウンティ美術館

シンポジウム 「1960 - 70年代の写真を中心に」

1960年代後半から70年代にかけて、写真というメディアにおいて多彩な実験が世界同時的に行われました。それまでにはなかったような写真の使用、写真以外の美術の領域から写真への接近、さらには美術と写真が協同するなどの試みが展開されていきました。近年、この時代の写真の実験に対する歴史的な関心が高まっています。
シンポジウムは「風景/状況」、「スナップショットというイデオロギー」、「ポストモダニズム:引用と再解釈」の3つのセクションからなり、2日間にわたって実施されます。

概要
日時 2013年1月30日 (水) 、31日 (木)
場所

クレマチスの丘ホール (IZU PHOTO MUSEUM 隣接、特別会場)

同時通訳つき
主催 国際交流基金、IZU PHOTO MUSEUM
申込

参加ご希望の方は、お電話でお申し込みください。
(聴講無料、各回定員150名)

電話: 055-989-8780 (クレマチスの丘コミュニケーションセンター)

スケジュール

1月30日 (水) 14:00 - 17:30
セッション1「風景/状況」
モデレーター:中森康文 (ヒューストン美術館)
柴田敏雄 (写真家) 「写真における風景―なぜ風景を撮るのか?」
畠山直哉 (写真家) 「風景について」
ジョアン・キー (ミシガン大学) 「The promise of Groundscapes
アマンダ・マドックス (J・ポール・ゲティ美術館)「The Art of Conflict: Japanese Photography in the Age of Anpo
ブリット・サルヴェセン (ロサンゼルス・カウンティ美術館) 「New Topographics, New Japanese Photography, and the Built Landscape
マシュー S. ウィトコフスキー (シカゴ美術館) 「Displaced: Photography versus Landscape in Early Conceptual Art

1月31日 (木) 10:30 - 13:00
セッション2「スナップショットというイデオロギー」 
モデレーター:甲斐義明 (日本学術振興会特別研究員)
高梨豊 (写真家) 「写真表現における身体性、スナップショットについて」
甲斐義明 (日本学術振興会特別研究員) 「1970年前後に生じたスナップショットの概念の変化について」
ロビン・ケルシー (ハーバード大学) 「The Deconstructed Snapshot
デヴィッド・リトル (ミネアポリス美術館)

1月31日 (木) 14:00 - 17:00
セッション3「ポストモダニズム:引用と再解釈」
モデレーター:光田由里 (美術評論家)
石内都 (写真家) 「From Yokosuka to Hiroshima
小原真史 (IZU PHOTO MUSEUM) 「富士幻景―近代日本と富士の病」
ジェニファー・ブレシング (グッゲンハイム美術館) 「“Gina Pane’s Photographic Installations, 1968-1978」
マイケル・ダーリング (シカゴ現代美術館) 「Photography Shoots Itself: Jiro Takamatsu and the Objectification of the Photograph
エヴァ・レスピニ (ニューヨーク近代美術館) 「Jikken Kōbō and Asahi Picture News: Interdisciplinary Collaboration in Photography」  

お問い合わせ

国際交流基金 文化事業部米州チーム
〒160-0004 新宿区四谷4-4-1
TEL:03-5369-6061 FAX:03-5369-6038
担当:岡部 E-mail、川戸 E-mail、山田 E-mail

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