南三陸―チリ はるかな友に心寄せて チリ大地震の被災地と宮城県南三陸町の高校生が 太平洋の向こうの友人に詩と歌のプレゼントを贈ります

南三陸―チリ はるかな友に心寄せてのバナー

東日本大震災で被災した宮城県志津川高校の生徒たちと、チリ大地震で被災したコンスティトゥシオン市ガブリエラ・ミストラル校の生徒たちが、復興への思いを込めた詩を作りました。詩は歌になり、海の彼方で同じような経験をした友への、励ましと優しさに溢れるメッセージソングとなりました。これらの歌は日本・チリ両国で復興支援に取り組むアーティストに託され、各国の追悼式で披露されます。
チリ大地震から3周年を迎える2013年2月下旬、曲づくりに協力した東北ゆかりのアーティストがチリの被災地を訪れ、新たに完成した組曲「はるかな友に心寄せて」を追悼コンサートで披露。志津川高校の生徒たちの心を届け、チリ被災地の高校生たちや、彼らの曲づくりに協力した国民的歌手ケコ・ユンゲ、チリ軍警察オーケストラと共演します。
3月11日の東日本大震災犠牲者南三陸町追悼式には、ケコ・ユンゲが参列。ガブリエラ・ミストラル校の生徒たちの歌を捧げます。式典では志津川高校の生徒たちも「はるかな友に心寄せて」を合唱。また、同町での日本-チリ交流コンサートでは、このプロジェクトに参加した両国のアーティストが、志津川高校の生徒有志とともに太平洋を越えた友情の讃歌を歌います。

日程:2013年2月27日 水曜日 から 3月15日 金曜日

チリ大地震3周年追悼コンサート(コンスティトゥシオン)
日時: 2013年2月27日(水曜日)0時30分(現地時間)
会場: マウレ河畔の特設ステージ
※コンサートの模様はインターネット中継 されます。
日本時間では2013年2月27日(水曜日)12時30分(昼)~
* リンク先は、チリのインターネット動画配信サービス会社です。
チリ大震災3周年追悼コンサート(サンチャゴ) 
日時: 2013年3月1日(金曜日)19時30分(現地時間)
会場: カラビネロス劇場
東日本大震災2周年南三陸町追悼式
日時: 2013年3月11日(月曜日)14時30分
会場: 南三陸町総合体育館
日本-チリ交流コンサート「はるかな友に心寄せて」
東京での事業報告会&ミニコンサート
日時: 2013年3月15日(金曜日)19時
会場: 国際交流基金本部(「さくら」ホール)
*入場無料(事前申込必要。詳しくはこちら 【PDF:857KB】
主催

Desafio Levantemos Chile

国際交流基金、在チリ日本国大使館、「挑戦、たちあがろうチリ」(Desafio Levantemos Chile

協力: 南三陸町、南三陸町国際交流協会、宮城県志津川高等学校、有限会社ダ・ハプランニング・ワーク、仙台市民交響楽団、トヨタ自動車株式会社、トヨタ・子どもとアーティストの出会い 仙台・宮城実行委員会、南三陸ホテル観洋、南三陸町観光協会、ENVISI、公益財団法人福武財団、株式会社メディア・ゲート・ジャパン、アメリカン航空、セルバンテス文化センター東京、コンスティトゥシオン市、ガブリエラ・ミストラル校、チリ軍警察、チリ軍警察楽団、チリ銀行、ARAUCOCabanas Playa El Cable
後援: 駐日チリ共和国大使館

参加高校

(日本側) 宮城県志津川高等学校 普通科2年4組

*創作詩 「はるかな友へ」 宮城県志津川高校2年4組の38名が創作した詩より

ワークショップに取り組む志津川高校の生徒たちの写真
ワークショップに取り組む志津川高校の生徒たち

コンスティトゥシオン市ガブリエラ・ミストラル校3年B組の写真1

コンスティトゥシオン市ガブリエラ・ミストラル校3年B組の写真2

(チリ側)コンスティトゥシオン市ガブリエラ・ミストラル校3年B組

志津川高校から届いた詩を朗読するガブリエラ・ミストラル校の生徒たちの写真1
志津川高校から届いた詩を朗読するガブリエラ・ミストラル校の生徒たち

志津川高校から届いた詩を朗読するガブリエラ・ミストラル校の生徒たちの写真2

志津川高校から届いた詩を朗読するガブリエラ・ミストラル校の生徒たちの写真3

参加アーティスト

小湊 法笙
(こみなと ほうしょう/法笙組/ 民謡小湊流2代目家元、福島県須賀川市在住)
小湊 美鶴
(こみなと みつる /法笙組/民謡歌手)
小湊 美和
(こみなと みわ /法笙組/歌手)
小湊 昭尚
(こみなと あきひさ /法笙組/尺八)
佐藤 正隆
(さとう  まさたか /ギター /仙台ギター教室主宰)
ケコ・ユンゲ
Keko Yunge/チリの国民的シンガーソングライター。音楽を通じた社会活動に精力的に取り組んでいる。)
エクトル“ティト”ペソア
Hector“Tito”Pezoa/ギター)
ローラ・ブライヤー
Laura Bryer/ヴァイオリン)

コーディネーター

吉川由美
(ダ・ハ プランニング・ワーク代表、南三陸町復興応援大使)
ケコ・ユンゲ
(シンガーソングライター、「挑戦、たちあがろうチリ」文化・スポーツ部長)

関連情報

チリと南三陸町

1960年のチリ地震による津波が三陸沿岸に到達。宮城県南三陸町、岩手県大船渡市等で142人が犠牲となった。地震津波で被災し、復興を遂げた両国友好の印として、1991年、チリから南三陸町にモアイ像のレプリカが贈られたが、東日本大震災により破損。2012年3月末、来日したチリのピニェラ大統領は同町を訪れ、新たなモアイ像の寄贈を約束。イースター島の職人が制作した高さ5m、重さ6tの本格的なモアイ像は、2013年5月にも同町に寄贈予定。
一方、チリでは2010年2月27日、M8.8の大地震が発生、525人が犠牲となった。首都サンチャゴを含むチリ全土で37万戸の家屋が被災。サンチャゴ南西340kmに位置するコンスティトゥシオン市では、約4分間続いた地震と、その後の津波(推定15m)により104人が犠牲となる。

志津川高校とガブリエラ・ミストラル校

2012年秋、宮城県志津川高校2年4組の生徒38名は、震災以降の自分たちの生活を振り返り、クラス全員で一編の長い詩を創作。彼らはこの詩を、コンスティトゥシオン市のガブリエラ・ミストラル校3年B組に贈った。また、志津川高校の生徒たちは、この詩を、ワークショップを通じて紡ぎ出したメロディーをもとに歌にした。
一方、ガブリエラ・ミストラル校の生徒45名からは志津川高校あてに、チリ大地震の体験を記した物語7編が届いた。これらの物語はチリの国民的シンガーソングライター、ケコ・ユンゲの手で歌にまとめられた。
2013年2~3月、チリと日本がそれぞれ震災3周年、2周年を迎えるに当たり、被災地の将来を担う高校生たちの詩に乗せた歌が両国の追悼式で披露される。

NPO「挑戦、たちあがろうチリ」(Desafio Levantemos Chile

国際的なヨットレーサーとして成功を収めた故フェリペ・クビロスが、零細企業を支援する目的で、2005年チリに設立したNPO。2010年の地震直後、クビロスは震災復興に全力を注ぐことを決意。彼の呼びかけにチリ内外の幅広い人々が賛同。震災後2ヶ月間で17校の仮設校舎を設置(19,000人以上の児童生徒が裨益)。低所得者用の仮設住宅や保育所の再建、615隻の漁業用ボートの整備といった実績を挙げた。800人以上のボランティアを含む広範な人的ネットワークを駆使し、被災地の自立的復興を支援する。
現在は被災地支援に留まらず、チリ全国で①緊急・連帯、②健康、③教育、④文化・スポーツ、⑤起業をテーマに社会改善活動に取り組む。文化事業としては、ユンゲ氏を中心に「ドレミ・プロジェクト」(貧困地区の学校の音楽教育支援)、環境保護に関する啓蒙コンサート「青い地球。君が生きているなら、僕も生きている」等を展開。
http://www.desafiolevantemoschile.cl

「はるかな友へ」
宮城県志津川高校2年4組の38名が創作した詩より

今は暗闇の道
でもきっといつか光は差し込む
きっといつか心の底から
笑える時が来る

つらいけど
ひまわりのように
空にまっすぐ伸びていこう
上を向いて歩いて行こう
一輪の花に
ひとつひとつの花びらがあるように
私たちはひとりじゃない
一緒に未来を信じて歩いて行こう

ひとりじゃないよ
ぼくたちはつながっている
支え合って一歩ずつ
進んで行こう
世界はつながっている

がんばった分だけ
楽しくなれる
転んだ分だけ
強くなれる

やっぱり海がきれいだ
ずっと忘れない
一緒に歩いたこと
一緒に笑ったこと

一生懸命生きていれば
必ず光は見えるもの
今ある生命を大切に
We never give up!

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[お問い合わせ]

国際交流基金 (ジャパンファウンデーション)
文化事業部 米州チーム
担当:松本 E-mail・石井 E-mail
TEL: 03-5369-6061

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