劇作家・長谷川孝治氏による講演・ワークショップ 北京にて開催

長谷川 孝治氏写真
長谷川 孝治氏[プロフィール]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、青森県立美術館、蓬蒿(ポンハオ)劇場(北京、中国)との共催のもと、第4回北京南鑼鼓巷演劇祭(The 4th Beijing Nanluoguxiang Performing Arts Festival)の一環として、6月24日(月曜日)、25日(火曜日)に長谷川孝治氏(劇作家・演出家)の講演とワークショップを開催します。

長谷川孝治氏は、国際交流基金と青森県立美術館の共催で今秋に実施する、日本・中国・韓国国際共同制作作品演劇「祝/言」の作・演出をてがける劇作家であり、蓬蒿劇場は北京の胡同エリアにある、中国の民間経営の草分け的な劇場で、2014年1月に「祝/言」を上演する会場でもあります。
講演では、「祝/言」の紹介だけでなく、長谷川氏がこれまで手がけた作品、所属している青森県立美術館における舞台芸術分野の活動、同氏が主宰するリージョナル・シアターの代表格「弘前劇場」の活動等にも言及しながら日本の演劇界について語ります。
ワークショップでは、3月に青森、仙台、東京、ソウル、大田(韓国)で開催した「祝/言」プレイベントの台本を基に、身体の発見をキーワードとした即興での作品制作を行います。

概要

【講演】
日時 6月24日(月曜日)10時~12時
会場 蓬蒿劇場(Peng Hao Theatre
【第1回ワークショップ】
日時 6月24日(月曜日)14時~16時
会場 蓬蒿劇場(Peng Hao Theatre
【第2回ワークショップ】
日時 6月25日(火曜日)10時~16時
会場 風尚劇場(Fashion Theatre

※いずれも 参加費無料
主催:国際交流基金、青森県立美術館、蓬蒿劇場

長谷川 孝治 (はせがわ こうじ)

1956年青森市生まれ。劇作家・演出家。1978年劇団「弘前劇場」結成。
すべての作品の劇作・演出を担当。1990年青森県文化奨励賞、1996年第1回日本劇作家協会最優秀新人戯曲賞、2001年文部省地域文化功労賞など、数々の賞を受賞。

弘前劇場は、日本各地での公演のほか、ドイツ等での海外公演、タイ・フィリピン演劇人との共同制作などを行う。戯曲は、ドイツ語やフランス語で翻訳され、数々の再演が行われている。

2006年青森県立美術館舞台芸術総監督となり、演劇「津軽」、「ダンスアレコ青森」等の地元を主とした作品のほか、アジアを中心とした公演活動を実施。2013年は、日中韓のダンサー・俳優・伝統楽器奏者が参加する、日中韓国際共同制作作品 演劇「祝/言」を制作中であり、3カ国8劇場で上演予定である。

演劇作品のほか、現在は、北海道芦別市を舞台とした、大林宣彦監督の映画作品、2作目となる「野のなななのか」原作を担当。著書に「戯曲集弘前劇場の二つの場所」(太田出版)「弘前劇場の30年」(寿郎社)「さまよえる演劇人」(無明舎出版)他。

お問い合わせ

国際交流基金 文化事業部 アジア・大洋州チーム
担当:村上 E-mail
電話:03-5369-6062 FAX:03-5369-6038

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