建築を専門とする気鋭のキュレーターが米国・カナダより8名来日(米国・カナダ学芸員招へいプログラム)

シンポジウムの様子
写真は、昨年招へい時に実施したシンポジウムの様子

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2009年より米国の主要美術館の学芸員を招へいし、日本美術についての知識、理解を促進する「米国学芸員招へいプログラム」を実施しています。

2013年は建築をテーマに、米国から7名、カナダから1名の美術館学芸員、研究者及び建築家を招へいし、各地の視察や建築専門家とのディスカッションを通じて、日本の建築や都市計画の最前線、また東日本大震災被災地における専門家の取り組み等を紹介します。

また大学との連携による、シンポジウムや意見交換会を実施することで、専門家同士の学術的な交流を推進します。名古屋と東京にて現在関連シンポジウムの開催を予定しています。(シンポジウムの詳細は決定次第、情報を追加します。)

※ 名古屋での国際シンポジウム「建築・都市デザインにおけるアイデンティティ」(2013年10月18日)について、案内を追加しました。

「をちこちMagazine」に、関連記事を掲載しました。

招へい期間

2013年10月13日(日曜日)~10月27日(日曜日) 15日間

招へい人数

8名

主なプログラム

  1. (1)東京及び千葉の建築、都市視察
  2. (2)あいちトリエンナーレ2013 及び瀬戸内国際芸術祭2013 視察
  3. (3)東日本大震災被災地の現状視察
  4. (4)東京(東京大学)、名古屋(楽運寺)におけるシンポジウム及び仙台(東北大学)での意見交換会
  5. (5) 建築家、研究者との意見交換(伊東豊雄氏、隈研吾氏、五十嵐太郎氏ほか)

参加者リスト

氏名 所属先・役職
Darrin Alfred
(ダリン・アルフレッド)
デンバー美術館 アソシエイト・キュレーター
Sarah Herda
(サラ・ヘルダ)
グラハム財団 ディレクター
Timothy Hyde
(ティモシー・ハイド)
ハーバード大学デザイン大学院アソシエイト・プロフェッサー
Maria Nicanor
(マリア・ニカノール)
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 アソシエイト・キュレーター
Inderbir Singh Riar
(インデルビール・シン・ライアー)
カールトン大学講師
Zoë Ryan
(ゾエ・ライアン)
シカゴ美術館 キュレーター
Mark Wasiuta
(マーク ワシウタ)
コロンビア大学 アシスタント・プロフェッサー
Peter Zellner
(ピーター・ゼルナー)
建築家 ZELLNERPLUS代表

【お問い合わせ】

国際交流基金 (ジャパンファウンデーション)
文化事業部 米州チーム (担当 : 岡部、川戸、山田)
電話 : 03-5369-6061 / Fax:03-5369-6038

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