JENESYS Programme 次世代リーダープログラム 2012年度 教育グループ
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、「21世紀東アジア青少年大交流計画 Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths (JENESYS) Programme」の一環にて、次世代リーダープログラムを実施しています。
これは、東アジアコミュニティの異なる国・地域の若者が一堂に会し、寝食を共にしながら言語、宗教、文化的背景などの差異を越えて、地域に共通の課題について話し合い、思索する訪日研修を実施し、その成果をグループ発表するプログラムです。
それぞれの国・地域で次代を担うリーダーとしての活躍が期待される参加者に日本の社会・文化等を理解する機会を提供するとともに、参加者同士の対話や経験の共有を通じた相互理解と連帯の深化、若い世代の緊密なネットワークや共通のアイデンティティーが形成されることを期待しています。
平成24(2012)年度 実施プログラム
- 環境グループ
- 教育グループ
2012年度 教育グループ
- テーマ: 教育:困難を乗り越える「しなやかな力」を育む取組み
Education: Fostering ‘Resilience’ to Overcome Hardships”国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS Programme)の一環として、東アジアにおける相互理解の促進と人的ネットワーク構築を目的に、2012年2月25日から3月7日にかけて、EAS参加国15カ国から 25名の各地での学校及び地域における青少年教育、災害や紛争などによる被災者支援などの分野で実績を持つNGO関係者、教育関係者、若手研究者、行政官、ジャーナリスト等の若者を招へいし、日本からの若者を含む27名がプログラムに参加しました。
各国でリーダーとしての活躍が期待される参加者たちが「教育:困難を乗り越える「しなやかな力」を育む取組み」をテーマに、宮城県気仙沼市教育委員会や気仙沼市の小中学校などを訪問し、ESD教育の一環としての防災教育や国際理解教育、エネルギー教育の現場を見聞きし、関係者との意見交換を行いました。
概要
- 実施期間: 2012年2月25日 土曜日 から 3月7日 水曜日
- 招へい者: ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インド、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、日本からの同テーマに携わるNGO/NPO関係者、教育関係者、若手研究者、行政官、ジャーナリスト等 計27名
- 目的: 東アジアにおける相互理解の促進と人的ネットワーク構築
- 日程 【PDF:103KB】
プレスリリース
- 国際交流基金プレスリリース:No.688 【PDF:300KB】 2012年1月30日付
レポート
- ニュージーランドからの参加者、マルシア・ジョーンズ教諭による寄稿「気仙沼の色」を掲載しました。
英文報告書『Education』を刊行しました。
本プログラムの事業概要、プログラムアドバイザーをつとめていただいた聖心女子大学永田佳之准教授の基調講演資料や総評、気仙沼市教育委員会白幡勝美教育長の特別講演資料、参加者からの帰国後レポート等を収録しています。
編:国際交流基金(ジャパンファンデーション)
発行日:2012年6月
ISBN:978-4-87540-151-3
A4判、英文(一部和文)、非売品
英語:全185ページ 【PDF:8.66MB】
*PDFで全文をご覧いただくことが可能です。
*本事業は、 「21世紀東アジア青少年大交流計画 Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths (JENESYS) Programme」の一環です。