「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」帰国展
キューバ人キュレーターとアーティストが来日!トークイベント開催

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」帰国展 の開催に際し、「アーティスト・トーク」と「キュレーター・トーク」を開催します。

「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」帰国展は、2018年3月9日~4月28日にキューバ・ハバナ市のウィフレド・ラム現代美術センターで開催した展覧会を再構成して、2018年6月6日から6月17日まで東京で開催するものです。本展では、「距離」をテーマに、日・キューバ両国のキュレーターが共同で日本人アーティスト7名、キューバ人アーティスト4名による作品を紹介します。

今回、本展の開催に合わせて、キューバ人キュレーター2名とキューバ人アーティスト4名が来日。彼らに展覧会が実現するまでの過程やキューバのアートシーンを紹介いただきます。ぜひ本展とあわせてご参加ください。

  • ブランカ・ビクトリア・ロペス(Blanca Victoria López)氏の写真
    ブランカ・ビクトリア・ロペス氏
    Blanca Victoria López
  • レアンドロ・フェアル(Leandro Feal)氏の写真
    レアンドロ・フェアル氏
    Leandro Feal
  • レニエール・レイバ・ノボ(Reynier Leyva Novo)氏の写真
    レニエール・レイバ・ノボ氏
    Reynier Leyva Novo
    撮影:Ana Moreira
  • アベル・ゴンサレス・フェルナンデス(Abel González)氏の写真
    アベル・ゴンサレス・ フェルナンデス氏
    Abel González
  • ホセ・マヌエル・メシアス(José Manuel Mesías)氏の写真
    ホセ・マヌエル・メシアス氏
    José Manuel Mesías
  • グレンダ・レオン(Glenda León)氏の写真
    グレンダ・レオン氏
    Glenda León

アーティスト・トーク

今回のキューバでの展覧会を出品作家たちが自身の言葉で語ると共に、日本ではあまり知られていないキューバの社会やアートシーンを展望します。

日時 2018年6月8日(金曜日)
18時30分~20時30分(開場18時~)
会場
モデレーター 岡田有美子(インディペンデント・キュレーター)
服部浩之(インディペンデント・キュレーター)
ゲスト グレンダ・レオン
ホセ・マヌエル・メシアス
レニエール・レイバ・ノボ
レアンドロ・フェアル
言語 日本語・スペイン語(通訳あり)
定員 100名/参加無料
参加方法 事前申込制・先着順
件名を「6月8日イベント参加申込」と記載の上、参加される方のお名前(ふりがな)、ご所属、ご連絡先を明記し、Eメール:event-info@jpf.go.jpでお申込みください。定員に達した場合は申込みを締め切らせていただきますので、ご了承ください。
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)
主催 独立行政法人 国際交流基金

キュレーター・トーク

キューバのアートシーンについて本展のキューバ側キュレーター2名がプレゼンテーションし、そこから見えてくる日本とキューバの差異や共通点などをヒントに、今後の表現のあり方やキュレーターの役割などについて議論を深めます。

日時 2018年6月9日(土曜日)
15時30分~18時(開場15時~)
会場
ゲスト 岡田有美子(インディペンデント・キュレーター)
服部浩之(インディペンデント・キュレーター)
アベル・ゴンサレス・フェルナンデス(インディペンデント・キュレーター)
ブランカ・ビクトリア・ロペス(ウィフレド・ラム現代美術センター キュレーター)
言語 英語(通訳なし)
定員 25名/参加無料 ※ただし、ドリンクは有料。
参加方法 事前申込制
件名を「6月9日イベント参加申込」と記載の上、参加される方のお名前(ふりがな)、ご所属、ご連絡先を明記し、Eメール:otoiawase@a-i-t.netでお申込みください。定員に達した場合は申込みを締め切らせていただきますので、ご了承ください。
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)
主催 独立行政法人 国際交流基金
協力 特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

持田敦子作品「距離、その落下、その痕跡について」をめぐるラウンドトーク

持田敦子は2回に分けてキューバに1ヶ月半ほど滞在し、現地の建設作業に従事する人々との協働により、階段を基調にした作品を実現しました。現地で入手できる素材や技術、人々の応答により作品は規模やかたち、そして展示場所などもどんどん変化していきました。困難や制約をネガティブに捉えるのではなく、その作品が実現する過程そのものを大事にする態度は、まさに「距離」を思考するもので、本イベントでは、帰国展では紹介していない記録映像や写真なども交えて、持田がキューバでの体験を語ります。また、ゲストにウィフレド・ラム現代美術センターキュレーターのブランカ・ビクトリア・ロペスを迎え、複数の視点からこの作品を中心に、人と人のコミュニケーションや、芸術と社会の関係なども考えていきたいと思います。

日時 2018年6月10日(日曜日)
14時~15時
会場
出演 持田敦子(本展参加作家)
ブランカ・ビクトリア・ロペス(ウィフレド・ラム現代美術センター キュレーター)
言語 英語
※通訳が必要な場合は適宜英語/日本語の通訳を交えながら進めます。
参加方法 無料(申込不要、先着20名程度)
主催 独立行政法人 国際交流基金

プレスリリース

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第1チーム
担当:難波、西藤、湯橋
電話:03-5369-6061
Eメール:arts1@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)

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