日中キュレーター交流研修事業:日本の若手キュレーターが北京・上海のアートシーンを視察

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2016年3月に日本の若手キュレーター4名を北京と上海に派遣します。本事業は基金が2014年度から実施している、美術分野における日本と中国の継続的な交流促進を目的とした日中キュレーター交流研修事業の一環として行なうもので、これまで日本からの訪中派遣(2015年3月実施・6名)と、中国からの招へい(2015年11月実施・8名)を実施しました。

8日間の訪中日程では、北京と上海の美術館やギャラリー、アートスペース、アーティスト・スタジオ等を視察します。また、現地のキュレーターと意見・情報交換を行う機会を持ち、日中のキュレーターたちがお互いの国のアートシーンについての理解を深め、今後の両国の継続的な美術交流と具体的な協働の可能性について議論します。

概要

派遣期間

2016年3月9日(水曜日)~3月16日(水曜日)

派遣キュレーター

  • 井関悠(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
  • 金井真悠子(横浜美術館学芸員)
  • 角奈緒子(広島市現代美術館学芸員)
  • 多田かおり(恵比寿映像祭アシスタント・キュレーター)

主な訪問先

  • 北京:中央美術学院美術館、ユーレンス現代美術センター、北京民生現代美術館、红砖美術館、798芸術区、草場地など
  • 上海:上海当代芸術博物館、上海当代芸術館、上海外灘美術館、上海民生現代美術館、明当代美術館、M50創意園など

参考

日中キュレーター交流研修事業:中国の若手キュレーター等を招へい(2015年11月)
日中キュレーター交流研修事業:日本の若手キュレーターを上海・北京へ視察派遣(2015年3月)

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第1チーム
担当:鈴木(慶)
電話:03-5369-6061

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