DOOR to ASIA 2016
~アジアと東北をつなぐ「デザイナーズ・イン・レジデンス」第2弾~
東京ミッドタウン・デザインハブで報告会も

DOOR to ASIA 2016のロゴマーク

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、9月8日から20日の間、アジアで活躍する若手デザイナー8名(日本人1名含む)を三陸地方・陸前高田周辺エリアに招へいします。

本事業は、昨年度からの継続事業(※)として、「デザイナーズ・イン・レジデンス」と銘を打ち、国・地域の異なるアーティスト同士や現地の人々との異文化交流を通して創造的作品を制作する「アーティスト・イン・レジデンス」の可能性をさらに探っていきます。

同時に、東北被災地域でのプログラム実施を通して、アジア各国の共通課題でもある「地域創生」と「自然災害」を背景にした「地域に貢献するデザイン」と「自然災害時のデザイナーの役割」を探求する機会とします。

今回は、アジア8カ国(韓国、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、日本)からデザイナー1名が参加し、三陸地方・陸前高田周辺エリアでの10日間に亘る共同生活(レジデンス生活)を送ります。彼らは現地で体感したものについて熟議を重ね、同地方事業者の協力の下、地域資源を活用したデザインを制作する予定です。

また、本件事業の実施と併せて、下記のとおり「DOOR to ASIA報告会」を実施いたします。当日は、レジデンス生活による成果物の発表のみならず、「地域創生」と「自然災害」におけるデザイナーの役割についての報告、アジアから見た東北の現状などを語っていただく予定です。

※昨年度の事業詳細はこちら
<国際交流基金ウェブ>
http://www.jpf.go.jp/j/project/culture/exhibit/exchange/2015/12-01.html
<公式ウェブページ>
http://door-to.asia/

実施概要

期間 2016年9月8日(木曜日)~9月20日(火曜日)
場所 岩手県、東京都、宮城県
参加者 韓国:O Hezin
インドネシア:Rege Indrastudianto
シンガポール:Ryan Len
タイ:Pat Laddaphan
フィリピン:Russell Vergara
ベトナム:Giang Nguyen
マレーシア:Ellie See
日本:小板橋基希
共催 独立行政法人 国際交流基金、一般社団法人 つむぎや
受入企業 株式会社男山本店、株式会社斉吉商店、株式会社デクノボンズ、陸前高田市役所 企画部商工観光課
協力 株式会社ココウェル、ディアンドデパートメント株式会社、{tabel}(タベル)、ペンシー株式会社、 陸前高田箱根山テラス、リアス・アーク美術館、IRORI HOSTEL and KITCHENNext Commons Lab、 株式会社PRODUCT DESIGN CENTER
後援 岩手県、宮城県、陸前高田市、気仙沼市、経済産業省 東北経済産業局

DOOR to ASIA報告会概要

日時 2016年9月19日 (月曜日・祝日) 18時~21時30分
場所 東京ミッドタウン・デザインハブ
(住所)東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階
申込 報告会への参加申込は下記よりお願いします。
http://peatix.com/event/195752/
(※問合せメールで既に申し込まれている方は、上記URLからの申込みは不要です。)
備考 会費 1,000円
(※交流会にて東北の食材を使った軽食・ドリンク付)

参加者プロフィール

O Hezin (韓国)

O Hezin氏の写真

ソウルを拠点としたグラフィックデザイナーとして活躍。2014年にグラフィックデザインスタジオOYEを創設。主に出版や編集といったビジュアルアイデンティティ関連の企画に取り組む一方で、最近はDプロジェクトスペースで「Walk in the DOCUMENT」という自身初の個展を開催。

ウェブサイト
studio OYE

Rege Indrastudianto (インドネシア)

Rege Indrastudianto氏の写真

ジャカルタを拠点としたグラフィックデザイナーとして活躍。Mullen Lowe IndonesiaOgilvy & Matherといった自国企業及び多国籍企業でグラフィックデザイナーとして経験を積んだ後、デザインスタジオVisious Studioを創設。インドネシアにおけるデザインの「今」を発信するウェブgrafismasakini.comも運営。

ウェブサイト
Visious Studio

Ryan Len (シンガポール)

Ryan Len氏の写真

クリエイティブ・ディレクター/デザイン・アーティスト。2014年にThe Workbenchというデザインスタジオを創設し、アイデアとコンテンツを様々に組み合わせたデザインを企画。世界中で数々の出版物やウェブで取り上げられ、Noise SingaporePeople of PrintTokyo Type Directors Clubでも受賞経験あり。

ウェブサイト
The Workbench LLP

Pat Laddaphan (タイ)

Pat Laddaphan氏の写真

バンコクを拠点としたグラフィックデザイナー/デザイン研究者。2014年にオランダ・アントホーフェンのDesign Academy Eindhovenで情報デザインの修士号を取得。現在、Piyakorn Chaiverapundechとともに、社会的発展におけるグラフィックデザインの新たな役割を焦点にデザインを企画中。

ウェブサイト
http://pat150.tumblr.com

Russel Vergara氏の写真

Russel Vergara (フィリピン)

フィリピン出身のデザイナー/アートディレクター。イギリス・ロンドンではシェラトン・パーク・ホテルでダイニングアシスタントとして働くといった異例の経験をもつ一方で、8年以上もの間、同地のデザインエージェンシーでデザイン経験を蓄積。現在では、フィリピン・マニラを拠点にしたデザイン会社Vgrafiksを創設・運営。

ウェブサイト
Vgrafiks Studio

Giang Nguyen (ベトナム)

Giang Nguyen氏の写真

サイゴン在住のデザイナー/講師。2012年にアメリカ・ジョージア州のSavannah College of Art and Designでグラフィックデザインの修士号を取得した後、ベトナムに帰国。現在、RMIT International Universityでデザイン講師として働く一方で、夜はブランディング、グラフィック、UX/ UIなどの分野に特化したデザイナーとして活躍中。

ウェブサイト
www.giangnguyendesign.com

Ellie See (マレーシア)

Ellie See氏の写真

クアラルンプールのSaatchi & Saatchiに就職した後、北京や上海で経験を積み、マレーシアに帰国。同国M&C Saatchiで広告、デザイン、小売、ブランディングなどの多岐にわたる分野において活躍。数多くのデザイン賞を受賞するだけでなく、仕事の傍らでデザイン展示会も企画中。

ウェブサイト
https://www.behance.net/seellie-silly

小板橋基希氏の写真

小板橋基希 (日本)

アートディレクター・デザイナー/アカオニ代表。1975年群馬県生まれ、大学入学とともに山形に移住。卒業後にアカオニデザインを設立し山形に定住。日常に潜む、みんなの意識の境界にある幻想のようなものを、愉快な形にするとこをモットーに「アカるくすなオニ」営業中。

ウェブサイト
株式会社アカオニ

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第1チーム
担当:西藤
電話:03-5369-6061 ファックス:03-5369-6038

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