CCAキュレーター・ミーティング2013 レッツ・トーク・アバウト・アート 参加キュレーター 略歴

参加キュレーター 略歴

ウテ・メタ・バウアー(アメリカ、ケンブリッジ)は、マサチューセッツ工科大学で准教授を務める。一つの分野にとらわれることのない形に着目し、現代アート、ヴィデオ、サウンドなどの数々の展覧会やプロジェクトを企画する。これまでに、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート芸術学部長(2012-13)、展覧会「未来のアーカイヴ」(2012、ベルリン)キュレーター、ベルリン・ビエンナーレ(2004)ディレクター、ドクメンタ11 (2002)の共同ディレクター、ノルウェー現代美術センターの初代ディレクターなどを務めている。「Intellectual Birdhouse: Artistic Practice as Research」(Florian Dombois, Michael Schwab, Claudia Mareisと共同編集、2012) や、「Ute Meta Bauer: Interviews 1992–2010(Marius Babiusと共同編集、2012)など多くの著作も手がける。

クリッティヤー・カーウィーウォン(バンコク)はジム・トンプソン・アート・センターのアートディレクターを務める。国内外で多くのプロジェクトを行い、タイにおける現代美術の普及に貢献してきた。「バンコク実験映画祭」(1997-2007、バンコク)、「アンダー・コンストラクション」(2002、東京オペラシティ文化財団、国際交流基金主催)、「politics of fun」(2005、HKW、ベルリン)、「Saigon Open City」(2006-2007、ベトナム)、「東南アジア短編映画祭」(2009、オーバーハウゼン)、「Between Utopia and Dystopia」(2011、MUAC, メキシコシティ)、「Primitive」(2011、アピチャッポン・ウィーラセタクン、バンコク)など、数々の展覧会および映画祭のキュレーションを手がける。

ホウ・ハンル(パリ)は、美術評論家、またキュレーターとして活動している。2012年まで、サンフランシスコ・アート・インスチチュートにて、展覧会・パブリックプログラムディレクター、そして美術館学部長を務める。1990年よりパリ、2006年からはサンフランシスコを拠点に数々の展覧会や国際美術展を企画してきた。上海ビエンナーレ(2000)、イスタンブール・ビエンナーレ(2007)、ヴェニス・ビエンナーレ(1999、フランス館/2007、中国館)、リヨン・ビエンナーレ(2009)、広州トリエンナーレ(2005)、ティラナ・ビエンナーレ(2005)、オークランド・トリエンナーレ(2013)などのキュレーターを務める。9月よりイタリア、ローマの国立21世紀美術館のアーティスティック・ディレクター。

高橋瑞木(水戸)は、水戸芸術館現代美術センター主任学芸員を務める。早稲田大学大学院美術史専攻卒業後、ロンドン大学東洋アフリカ学院MA修了。森美術館準備室を経て2003年より水戸芸術館現代美術センター勤務。主に手がけた展覧会として、「KITA!! Japanese Artists Meet Indonesia」(2008、ジョグジャナショナルギャラリー等 国際交流基金主催)、「ボイスがいた8日間」(2010、水戸芸術館)、「高嶺格のクールジャパン」(2013、水戸芸術館)など。編著に8人の現代美術作家のインタビューを収録した「じぶんを切りひらくアート」(フィルムアート社、2010)。

鷲田めるろ(金沢)は金沢21世紀美術館キュレーター。これまで手掛けた主な展覧会に、「妹島和世+西沢立衛/SANAA」「人間は自由なんだから:ゲント現代美術館コレクションより」「アトリエ・ワン:いきいきプロジェクト in 金沢」「金沢アートプラットホーム2008」「イェッペ・ハイン:360°」「島袋道浩:能登」などがある。2009年、ゲント現代美術館との学芸員交流事業で半年間ベルギーに滞在。

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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 欧州・中東・アフリカチーム
担当:小山田
TEL 03-5369-6063

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