KITA!! : Japanese Artists Meet Indonesia

日インドネシア友好年記念事業 2008年日インドネシア友好年記念事業

美術館なんて関係ない。サポートもない。 でも僕たち元気でやってます。

そんなインドネシアで大交流時代の申し子である日本とインドネシアのアーティストたちが繰り広げる同時多発イベント

をちこち隔月刊『をちこち(遠近)』24号(2008年8月発行)では、「KITA!! : Japanese Artists Meet Indonesia」に関する記事を掲載しています。

展覧会のカタログ(本体価格:952円)は、国際交流基金本部1階のショップでもお買い求めになれます。

会期・会場

インドネシア
会期: 2008年4月19日 土曜日から5月18日 日曜日
*オープニングは4月18日 金曜日 夜 ジョグジャカルタにて
開催都市: ジャカルタ、バンドゥン、ジョグジャカルタ(3都市同時開催)
会場: 美術館、ギャラリー、オルタナティヴ・スペース、美術大学の旧校舎など複数会場
をつないで実施します。
ジャカルタ
タマン・イスマイル・マルズキ
バンドゥン
スラサール・スナリヨ・アート・スペース、コモン・ルーム
ジョグジャカルタ
ジョグジャ・ナショナル・ミュージアム、チェムティ・アート・ハウス、ルアン MES 56、LIPKinoki
主催: 国際交流基金
協賛: PT. Sharp Electronics Indonesia
助成: 財団法人ポーラ美術振興財団
協力: DAGADU

YNG(奈良美智+graf) home 2005の写真
YNG(奈良美智+graf)
home
2005

THEATRE PRODUCTS 2007 A/W THEATRE PRODUCTS コレクションファッションショー2007の写真
THEATRE PRODUCTS
2007 A/W THEATRE PRODUCTS コレクション
ファッションショー
2007

出品作家 24組・56名

淺井裕介、宇治野宗輝、大石暁規、小鷹拓郎、近藤聡乃、シアタープロダクツ、志賀理江子、しりあがり寿、SONTON、高木正勝、チャンチキトルネエド、ChimPom、都築響一、トーチカ、生意気、南風食堂、西尾康之、西島大介、八谷和彦、パラモデル、松本力、珍しいキノコ舞踊団、淀川テクニック、YNG(奈良美智+graf

キュレイター

豊嶋秀樹
[とよしま・ひでき]
グラフメディア・ジーエム企画部代表
1971年大阪生まれ。サンフランシスコ・アート・インスティチュート卒業、チェルシー・カレッジ・オブ・アート・デザイン修了。現在、grafが運営するオルタナティヴ・スペース「graf media gm」の企画を担当。奈良美智とのコラボレーションも多い。
高橋瑞木
[たかはし・みずき]
水戸芸術館現代美術センター学芸員
1973年東京生まれ。早稲田大学卒業、同大学大学院を修了後ロンドン大学東洋アフリカ学学院MA課程を修了。1999年から森美術館準備室勤務を経て、2003年より水戸芸術館現代美術センター学芸員。「ライフ展」(2006年)を企画。専門は現代視覚文化。

展覧会

4月19日 土曜日から5月18日 日曜日
バンドゥン
<スラサール・スナリヨ・アート・スペース>
宇治野宗輝(インスタレーション)、 大石暁規(メディアアート)、 八谷和彦(メディアアート)、 パラモデル(インスタレーション)、 トーチカ(映像)、 松本力(映像インスタレーション)
ジョグジャカルタ
<ジョグジャ・ナショナル・ミュージアム>
淺井裕介(ドローイング)、 志賀理江子(写真)、 しりあがり寿(インスタレーション)、 SONTON(インスタレーション)、 高木正勝(映像)、 ChimPom(映像インスタレーション)、都築響一(写真)、 生意気(インスタレーション)、南風食堂(映像)、 西尾康之(立体)、 八谷和彦(メディアアート)、 淀川テクニック(立体、映像)
<チェムティ・アート・ハウス>
YNG(インスタレーション)
<ルアン MES 56>
都築響一(写真)
LIP
シアタープロダクツ(テキスタイル、服) + Abdi Setiawan(彫刻) + DAGADU(ファッション)

ワークショップ

バンドゥン
3月29日 土曜日から4月12日 土曜日
スラサール・スナリヨ・アート・スペース
松本力:絵巻物マシーン制作 ワークショップ期間
4月9日 水曜日から14日 月曜日
コモン・ルーム
トーチカ:Pika Pika ワークショップ期間
ジョグジャカルタ
4月18日 金曜日・19 日 土曜日
LIP
シアタープロダクツ ワークショップ
協力:DAGADU

公演・パフォーマンス

珍しいキノコ舞踊団
4月15日 火曜日・16日 水曜日 20時 開演
タマン・イスマイル・マルズキ (TIM)(ジャカルタ)
チャンチキトルネエドのコンサート
4月20日 日曜日 16時 開演 
タマン・イスマイル・マルズキ (TIM)(ジャカルタ)
チャンチキトルネエドによるチンドン
4月17日 木曜日 日中 
ジョグジャカルタ マリオボロー通り (ジョグジャカルタ)

映像上映

バンドゥン  
スラサール・スナリヨ・アート・スペース 
上映作品:Aプロ~Dプロ
ジョグジャカルタ
ジョグジャ・ナショナル・ミュージアム 
上映作品:A、Bプロ Kinoki 上映作品:Aプロ~Dプロ

Aプロ:KITA!! Video All Stars(高木、松本、近藤、小鷹、トーチカ)  
Bプロ:高木正勝スペシャル  
Cプロ:松本力スペシャル  
Dプロ:KITA!!参加アーティスト映像作品 (八谷、しりあがり、淀川テクニック、ChimPom、西島、宇治野)

レクチャー

高橋瑞木「Japanese Contemporary Art in the 21st Century」 + 南風食堂によるイベント
4月24日 木曜日
ジョグジャ・ナショナル・ミュージアム(ジョグジャカルタ)

オープニングイベント

ジョグジャカルタ
KITA!! グランドオープニング
4月18日 金曜日 19時から ジョグジャ・ナショナル・ミュージアム
ケータリング:南風食堂  パフォーマンス:珍しいキノコ舞踊団、チャンチキトルネエド、SONTON
バンドゥン

4月21日 月曜日 19時から スラサール・スナリヨ・アート・スペース
パフォーマンス:宇治野宗輝、珍しいキノコ舞踊団、チャンチキトルネエド

マンガ雑誌プロジェクト

キュレイターの高橋瑞木とインドネシアのアデ・ダルマワン(ruangrupa 代表)の共同企画。日本とインドネシアの出品作家による混成マンガ雑誌をインドネシア語で制作して現地で発行。
参加作家:Agung KurniawanBeng RahadianEko NugrohoDwinita Larasati、しりあがり寿、近藤聡乃、西島大介、大石暁規

インドネシアで国際交流を目的とした日本の現代アートの展覧会を開催する――その場合の「国際交流」や「日本の現代アート」のリアリティとは何か? まずはこの問いから、本展の企画は始まりました。

自国の美術作品を陳列した展覧会を開催して、自国の伝統や歴史、文化を紹介する、そのような方法論は19世紀に欧米で万博が開催されて以来、現在まで健在 です。しかし、今はgoogle earthで住所を検索すれば、高精度の衛星写真が数秒でパソコンの画面に現れ、インターネットでは世界中のニュースを閲覧することができ、チャットで他 国の見知らぬ人とも会話ができる時代です。

しりあがり寿 《オレの王国、ちょっと橋から見てみてよ。》 ASK? art space kimura での展示風景 2004の写真
しりあがり寿
《オレの王国、ちょっと橋から見てみてよ。》
ASK? art space kimura での展示風景
2004

また、ポストコロニアリズムとグローバリゼーションの恩恵で、今や世界中で開催されているビエンナーレ、トリエンナーレでは、おおよその国の現代美術のひ とつやふたつは実際に目にすることができます。このような時代に、アートは国際交流においてどのように機能することができるのでしょうか?あるいはアート で国際交流をすることの可能性とは何なのでしょうか?

高木正勝 el viento 2007の写真
高木正勝
el viento
2007

それらの問いに対するプロセスとして、今回は作品よりもまず作家に現地に滞在してもらい、可能な限り現地のキュレイター、アーティスト、学生や地元 の市民と顔をつきあわせて交流してもらう方法を選びました。実際にその土地の風に吹かれ、町を歩き、食べ、眠り、話す。こういった日々のあたりまえの行為 ――アーティストの場合はそこに表現活動が加わるでしょう――を、普段とは言語も環境の異なる場所でおこない、そこで現地の人々とのコミュニケーションを 通して新しい発見をし、いつもとは違う反応を体験したときに、それぞれの中でリアルな国際交流が始まるのではないかと考えたからです。

本展には、既存のジャンルにこだわらず、これまで様々なメディアを用いて、多様な表現方法を取り込みながら作品制作を行なっていたり、様々な場所に出かけて、自分たちが置かれた状況に柔軟に対応し、現地の人々と交流しながら制作活動してきた作家が参加します。
また、そこには現代美術作家に限らず、マンガ家、映像作家、音楽家、ファッションデザイナー、パフォーマー、フードプロデューサーたちが参加します。それ は、それぞれの分野がゆるやかに混じり合い、お互いに刺激を与えながら発展している現在の日本のカルチャーシーンを反映していると同時に、このようなクロ スジャンルな表現活動が、インドネシアでも行なわれていることをも考慮した結果です。

暑いインドネシアの地で、日本のアーティストたちがどのような出会いをし、どのような視点や感性で自分たちとインドネシアとの関係性をつくってゆくのか、本展はまさにその出会い、発見、創造のリアルな熱いドキュメンタリーとなるでしょう。

[お問い合わせ]

〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-1
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
芸術交流部造形美術課
Tel: 03-5369-6062 / Fax: 03-5369-6038
古市保子E-mail、鈴木慶子 E-mail

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