「2016エクアドル地震」による文化財被害の実状を把握するため専門家を派遣

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2016年4月16日に発生したエクアドル地震による文化財被害状況を確認・視察するため、現地へ専門家を派遣し、調査を実施いたします。また、調査後、現地にて、講演会を実施いたします。

地震発生後、被災状況について、各国のメディアが取材・報道を進め、その一部は日本でも報道されていますが、文化財の被害状況に関しては、ほとんど報道の対象とはなっておらず、得られる情報はいまだに限られています。そこで本計画において、エクアドルの文化遺産庁、各地の博物館を訪問して情報収集を行い、「2016エクアドル地震」による文化財被害の実状を把握いたします。その上で、文化遺産国際協力に携わる様々な分野の専門家や諸機関の間で問題の共有化を図り、日本が取り得る対応の可能性を探ろうとするものです。

2016年12月16(金曜日)に、報告会を東京国立博物館平成館小講堂で開催いたします。
詳細は、「2016エクアドル地震」による文化財被害状況報告会を開催のページをご覧ください。

概要

期間 2016年9月2日(金曜日)~9月15日(木曜日)
氏名 大平 秀一氏(東海大学 文学部 アメリカ文明学科 教授/文化遺産国際協力コンソーシアム中南米分科会委員)
調査先(予定) エクアドル(キト、エスメラルダス、アタカメス、バイーア、マンタ、マナビ、ポルトビエホ、サランゴ、グァヤキル)
※情報の収集を行う予定の政府機関・博物館は、下記のとおり。
エクアドル文化遺産庁:
マナビ支庁、グァヤス支庁、キト本庁
博物館:
エスメラルダス考古学博物館(エスメラルダス県エスメラルダス市)、マンタ中央博物館(マナビ県マナビ市)、ポルトビエホ博物館・文書館(マナビ県、ポルトビエホ市)、カラケス・バイーア博物館(マナビ県バイーア市)、人類学・現代美術博物館(グァヤス県グァヤキル市)、プレスリー・ノートン博物館(グァヤス県グァヤキル市)、その他小規模の遺跡博物館(エクアドル海岸部)等
主催 国際交流基金
共催 在エクアドル日本国大使館
協力 文化遺産国際協力コンソーシアム

講演会

日時 2016年9月9日(金曜日)17時
会場 プレスリー・ノートン博物館内講堂
(Avenida Nueve de Octubre 200, Guayaquil 090150, Ecuador)
参加対象 専門家、文化人、省庁関係者等
共催 エクアドル文化・遺産省、プレスリー・ノートン博物館
日時 2016年9月12日(月曜日)11時
会場 キト・カトリカ大学 建築・デザイン・芸術学科講堂
(Avenida 12 de Octubre 1076, Vicente Ramón Roca, Quito, Ecuador)
参加対象 学生、専門家、文化人、省庁関係者等
共催 エクアドル文化・遺産省、キト・カトリカ大学

プロフィール

大平 秀一氏 (Odaira Shuichi)

1962年岩手県生まれ。東海大学文学部アメリカ文明学科教授/文化遺産国際協力コンソーシアム中南米分科会委員。早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻博士課程を単位取得満期退学後、財団法人出光美術館勤務(学芸員)を経て、現在、東海大学文学部アメリカ文明学科教授。エクアドル・ムユプンゴ考古学プロジェクト代表。専門分野はエクアドル考古学・インカ考古学・文化遺産・文化人類学。著書に「日本における南米理解の歴史」 『新世界地理 ラテンアメリカ(第14巻)』 (朝倉書店、2007年、共著)、「インカ北方領域における武力抗争」 『他者の帝国:インカはいかにして「帝国」となったか』 (世界思想社、2008年、共著)などがある。

大平秀一氏の写真

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第1チーム
担当:湯橋
電話:03-5369-6061 ファックス:03-5369-6038
Eメール:arts1@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)

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