旧アジアセンター知的交流課 事業実績 1998(平成10)年度 2.公募助成事業 (4)有形・無形文化遺産の保存、記録、公開 (26件)

インド修復協会(AIM)(インド)

貝葉文献修復の研修

¥3,490,042

貝葉文献は紙の使用に先立ち記録を残す素材として広くインド、スリランカ、バングラデシュ、タイ、マレーシア、ラオス、インドネシア、ミャンマー等で使用されてきており、現在でも博物館、図書館、寺院等に保存されている。資料としても貴重であるこれらの文献は、年月と共に風化・劣化し、修復が急務となっている。修復の専門家が不足している現状に鑑み、インド及びアジア各地の図書館司書や学芸員を対象とした貝葉文献の保存環境(予防修復)の研修と、新しい修復技術の開発のための資料収集を実施した。研修に参加できない遠隔地の人のために、また、研修のマニュアルとして利用するため、「貝葉文献修復のための実践手引書」を出版する予定。

マドラス工芸財団(インド)

製作者とその意味するもの:工芸と社会

¥4,204,163

南インドにおいて、地域や国家のアイデンティティの形成過程で重要な役割を果たしている工芸の位置を探り、振興することを目的に、調査研究、セミナー、出版事業を実施。地元の製作者の協力を得て、織物、刺繍、木版技術等の伝統的な工芸の調査を行ないながら製作者や工芸の現状を記録したほか、様々な工芸技術を備えた26人の職人を集め、職人同士の交流を深めるワークショップを開催。同時に、9カ国から招聘した専門家を交え、現代社会における伝統職人の役割、工芸におけるジェンダー問題、徒弟制度、組織的な小規模生産とマーケティング、製品デザイン等に関する国際ワークショップを実施した。本セミナーの結果は、今後出版される予定。

インドネシア教育文化省遺跡保存局(インドネシア)

木造建築遺産の保存に関するワークショップ

¥1,273,465
1998年11月2日~11日/中部ジャワ州

98年3月にアジアセンターが派遣した専門家によるインドネシア国内各地の木造建造物保存・修復の実態調査の成果を受け、インドネシア人の中堅技術者15名を対象とした木造建築保存修復専門家養成のためのワークショップを開催。ボロブドゥールやプランバナンに代表される石造建築遺産に比して、立ち後れが目立つ同国の木造建築遺産の修復技術の向上をめざす事業の第一年次。文化庁建造物課の協力も得て、日本の専門家3名が講師として参加し、インドネシアの講師とともに講義やラボラトリーでの演習指導を行なった。

ダヤク学研究・開発研究所(インドネシア)

西カリマンタンにおけるダヤク族口承伝統の記録と保存

¥2,699,900

カリマンタンの先住民族であるダヤク族の文化的アイデンティティの再生と復活をめざして、ダヤク民族の固有文化を保護・復興するため、西カリマンタンにおけるダヤク5種族の口承文学(儀礼や物語、伝説、歌等)を記録すると共に、これまで磁気テープで録音された情報の劣化による破壊防止のため、CDに採録した。CDに録音された情報は、ダヤク語のラジオ放送で放送されているほか、インドネシア語に翻訳・編纂され、学校用教材としても出版されている。

ロンタール財団(インドネシア)

インドネシア主要文学者の映像記録化

¥3,475,197

インドネシア文学に対する国内及び国際的な理解を促進するために、現代インドネシア文学者をビデオに記録する事業の第二年次。ビデオは各約30分で、作家の背景、作家へのインタビュー、作家自身による作品についての概説の3部構成になっている。昨年に引き続き、レンドラ等著名な作家4名分のビデオを製作した。本プロジェクトは、インドネシアの若い世代の映像関係者がドキュメンタリーフィルムについて学ぶよい機会となった。

教育文化省国立考古学研究センター(インドネシア)

サンギラン・コロキアム:先史時代の人類、文化、環境

¥962,686
1998年9月20日~24日/サンギラン

96年にユネスコの世界遺産に登録されたサンギラン遺跡は、先史時代の化石人骨発見の地として有名である。同遺跡の研究を行なっている様々な分野の専門家がオーストラリア、日本、フランス、米国、マレーシア及びインドネシア国内から集まり、考古学、人類学、地理学の見地からジャワ原人をはじめとする先史時代の文化や環境等についての発表を行ない、1930年以来行なわれてきた研究成果の集大成を図った。

クメール大衆文化・芸術振興センター(カンボジア)

小規模影絵国内巡回シアター

¥4,139,197

カンボジアのシェムリアップの内戦孤児や貧しい家庭の子どもたちを対象に、伝統的影絵スバエク・トーイの技術をトレーニングし、クメールの伝統や人間の尊厳について理解する機会を与えると共に、次世代の演者を養成して伝統文化の現代における再生を図ることを目的とする事業の第二年次。本年度はクメール大衆文化・芸術振興センターを設立し、影絵の製作から公演を行なう影絵演者班と音楽班を結成。6~18歳の青少年を対象に人形・美術小道具製作、音楽、物語等を教えた。HIV/エイズ教育、人権、教育、児童労働や売春問題等、現代的なテーマを物語の主題として扱うことで、地域住民に対し社会的メッセージを発信する役割も果たした。次年度には日本にて公演を行なう予定である。

プノンペン芸術大学(カンボジア)

カンボジア舞踊の研究・記録

¥3,513,522

ポルポト政権下の弾圧が原因で、伝統的なクメール舞踊は消滅の危機にさらされている。本事業は、内戦を生き延びた踊り手や指導者へのインタビューや伝統技術の記録を通じて、伝統文化の復興と次世代への継承をめざす研究・記録事業。米国より迎えた専門家から所作や記録技法のアドバイスを受けながら、踊り手や指導者による実技や、ポルポト政権以前に行なわれていた国内・海外公演の様子、教授法、伝統的なリハーサル風景等の情報を文字、写真、イラスト等で記録した。また、プノンペン芸術大学の学生を対象に伝統舞踊の指導を始めた。

日本曹洞宗救済委員会(カンボジア)

カンボジアにおける図書館活動を通じた伝統的文化の復興と振興

¥2,163,920

長年に渡る内戦やポルポト時代の圧政、また都市を中心とする急激な現代文化の浸透によりその存続、創造が脅かされているクメールの伝統文化を、図書館活動を通じて復興することをめざす事業の第二年次。カンボジアの4つの県において、(1)クメール仏教研究所編纂のクメール民話を元にした絵本、紙芝居の出版、(2)常設図書館活動(6カ所)の運営、(3)移動図書館活動支援(40~50カ所)、(4)図書館員、教員を対象とした「おはなし読み聞かせ」のワークショップ開催等の活動を実施。移動図書館の運営委員会の組織、村人によるワークショップの開催等、地域コミュニティの積極的な参加を促すことにより、自発的に図書館活動に参加する教師や図書館員が増加したほか、カンボジアで活動する国際的な教育機関とのネットワークを築くことに成功した。

アジア・メディア情報通信センター(AMIC)(シンガポール)

アジアの図書館員を対象としたトレーニング・ワークショップ

¥1,168,090
1998年9月9日~11日/シンガポール

アジアの記録資料保存専門家、司書を対象に、図書館と情報の管理とサービスについてのトレーニング・ワークショップを開催し、情報工学の最新成果(動向、戦略、将来の方向性)や、ユーザーのニーズに即した情報とサービス提供をめざすマーケティングについての講習を行なった。アジア太平洋コミュニケーション・ネットワークのメンバー、マレーシアとシンガポールの図書館の司書29名が参加。

東南アジア・セラミック・ソサエティ(シンガポール)

東南アジアの陶器の伝統に関する国際シンポジウム

¥1,241,674

東南アジアの土器の発展過程を、アジア太平洋地域及び欧米から集まった考古学者や歴史家等が概観するシンポジウムを開催。本シンポジウムにより、それまでは各国で個別に行なわれていた研究が地域的に広がり、従来では十分になされてこなかった比較研究が可能となった。なお、シンポジウムの討議内容を収録した東南アジアの土器についての学術・美術研究書が刊行される予定。

チェンマイ大学社会科学部資源管理開発センター(タイ)

アジアの古代都市の固有文化の保存:持続可能な開発手段としての住民参加と文化遺産の管理

¥2,799,853

チェンマイ(タイ)、麗江(中国)、フエ(ベトナム)といった、伝統文化を継承する古代都市における古文書、歴史的遺物、美術品、建築等の保存と管理を映像人類学の方法を用いて実施する事業の第二年次で、タイ、中国、ベトナムの大学・研究機関に地元グループが加わった地元参加型の共同研究。本年度は、地元の人々が参加して、「イデオロギーと思想」、「市場」、「テキスタイル」をテーマとした写真撮影と、その分析を行なうフィールドワークとワークショップをチェンマイと麗江にて実施した。

東南アジア文相機構考古芸術センター(SPAFA)(タイ)

歴史保存と文化遺産管理のための夏期野外学校

¥4,429,341

アジアにおける重要な文化財である都市の歴史建築の記録、保存、管理のため、SPAFA、タイ政府、ハワイ大学が共同で、カンボジア、タイ、マレーシアの大学院生、若手専門家を対象に6週間の研修を実施。バンコクのラッタナーコーシン及びバングランプー区域における地域特有の歴史建築を対象としたワークショップを通して、記録・保存に関する基本的な用語の研修や、インベントリーの作成、都市建築のデザイン、建築記録の手法、ドローウィング等の研修を実施した。また、最後に研修参加者による作品の展示会を実施。本事業は、ハワイ大学が96年と97年(97はアジアセンター助成)にカンボジアとタイで実施した同様のプログラムに続くもので、主としてカンボジアの学生を対象としたもの。

フエ芸術大学(ベトナム)

ベトナム雅楽(ニャーニャック)の復興

¥2,624,777

失われつつあるベトナムの雅楽(ニャーニャック)を復興し、後継者の養成をめざす95年度からの継続事業。雅楽コースのプログラムは順調に進んでおり、初年度に入学した学生は、新たな楽器の演奏法を学ぶ第二段階へと進み、新しい生徒を受け入れた。また、日本人研究者を招聘し、「国際的な文脈におけるニャーニャック」(1999年3月17~20日)と題するワークショップを開催し、ベトナム雅楽の伝統的手法と西洋音楽の手法を取り入れた新しいニャーニャックの形を探った。学生はその技術が認められて演奏の機会も増えている。最終的には、近い将来ベトナム雅楽がベトナムの教育システムに正式に組み込まれることをめざす。

マラヤ大学文化センター(マレーシア)

ボルネオ島北部とフィリピン南部のクリンタン音楽とマレーの伝統舞踊

¥4,105,042

東マレーシア、インドネシア、ブルネイ、フィリピンに見られるクリンタン(銅鑼)音楽によるマレー伝統舞踊に関する学際的な調査プロジェクト。第一年次の98年度は、サバ(東マレーシア)、スールー諸島(フィリピン)、ブルネイでのフィールドワークを通して、26のグループから映像、録音、写真等の資料を収集。北ボルネオとフィリピンのクリンタンに関する文献目録、20曲の採譜及び23の舞踏演目の記譜、論文を完成させた。

ミャンマー国立伝統的写本保存委員会(ミャンマー)

ミャンマー伝統的写本のマイクロフィルム化

¥3,307,625

ミャンマー国内の公文書館、寺院等に残っている貝葉及び紙文献を中心とした歴史的文書の保存修復事業の第二年次。昨年度に引き続き、タイ及びオーストラリアの研究者の協力の下、ヤンゴン、マンダレー、モン州、シャン州を中心に文献の調査を行なって目録を作成し、重要な文書をマイクロフィルム化した。

ラオス文化研究所(ラオス)

ラオス国内におけるラオ語方言調査

¥2,530,000

近年の対外開放政策の影響で、特にタイ語の浸食を受けて急速に変貌しつつあるラオ語の諸方言、少数民族言語の記録・研究を、日本とラオスが共同で実施する3カ年事業の最終年次。日本人研究者を招聘し、ラオス北部・南部の5つの村でフィールド調査を実施したほか、ラオス人研究者を対象にデータ処理に必要なコンピューター技術の研修を行なった。今後は収集したデータを整理し出版する予定。

アジア公文書館合同作業会(中国、香港)

公文書員教育のための専門トレーニングセンター設立準備調査

¥954,000

アジア地域における公文書管理と域内ネットワークの形成を目的に、アーキヴィスト(公文書員)の専門教育プログラムを開発し、それを提供するための専門トレーニングセンターを香港に設立することをめざす事業の第二年次。中国の蘇州にて「アジアのアーキヴィストを対象とした教育と専門家の育成」と題するセミナーを開催したほか、アジア地域における専門家トレーニングのニーズ調査を実施し、オーストラリアのモナシュ大学に本構想に関する意見・協力を求めた。最終的に、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を本事業のパートナーと決定。専門トレーニングセンターでのプログラム開始を2001年に定め、カリキュラムの開発と広報活動が始まっている。

ネパール中世都市研究会(日本)

中世都市カトマンドゥの形成とその文化遺産の調査

¥2,586,140

12世紀以来の中世都市カトマンドゥの都市構造を解明し、ネパールの文化史研究の基礎的な手法を確立することをめざす事業。日本人研究者が中心となり歴史資料の調査、現存する建築物や遺跡の実態調査を行なった。また現地スタッフを対象に、都市の遺構や祭礼、年中行事等の無形文化財をスチール写真とビデオに記録する作業をワークショップ形式で実施し、民族資料の記録の方法、対象へのアプローチの仕方、インタビューの方法等映像記録に関する技術移転を行なった。ネパール写真家協会及び映像関係者が協力。

ヒマラヤ保全協会(日本)

ムスタン・エコミュージアム

¥696,369

伝統的にチベット文化が根づいているネパール中西部ムスタン地域の固有の伝統文化の保存・継承を、自然環境や近代社会と調和させながら地域振興を視野に入れて行なう地域住民参加型事業の第二年次。昨年着手した「ムクチナート地域の文化」の英語版を出版したほか、住民の視点から文化保存活動を進めるべく、地域住民を対象としたビデオカメラの使用方法に関する研修を実施した。また、薬草の栽培実験やチベットの伝統医療の復興を支援するために、薬草栽培の専門家を日本から派遣したほか、ヒマラヤで活動するチベット伝統医を紹介したパンフレットを完成させた。各事業は日本とネパール両国の専門家の協力によってなされた。

(財)日本民藝館(日本)

中国民間版画の国際共同研究

¥2,900,000

新中国成立後、旧時代の悪習として生産や消費が禁止され、文化大革命の際に多くの版木が破壊されてしまった中国民間版画について、日本、中国、台湾の研究者が実施する共同研究事業の最終年次。事業全体の集大成として、民間版画の印刷に使われていた伝統色料の復元とその過程の記録、四川省の民間版画生産地の調査を行なったほか、東京にて第三回中国民間版画シンポジウムを実施した。シンポジウムには関係国の研究者に加え、イギリス、ロシア、ベトナムから学者が参加。結果は論文集として刊行した。

上智大学アジア文化研究所(日本)

アンコール時代窯跡保存・公開マスタープラン作成プロジェクト

¥2,516,000

カンボジアのアンコール遺跡整備保存機構(APSARA)と共同で、シュムリアップ州タニ村で発見されたアンコール時代の大規模な窯跡の調査、保存、整備活用のマスタープラン作成を行なう継続事業の最終年次。1960年代にスラ・スラン(水浴池)から出土したクメール陶器のデータ化をめざし、出土品の目録の作成と写真撮影を行なったほか、97年の政情不安により中断されていたタニ村の窯跡発掘調査を再開し、クメール陶器の窯跡調査としてはカンボジア国内で初めてその構造を考古学的に解明した。本事業の実施は、同遺跡の歴史的重要性に対する地元住民の理解を高めたほか、カンボジア人学生が発掘調査の全プロセスに参加したことで、カンボジア側の発掘技術の向上に資することができた。事業の成果は『アンコール時代の大規模窯跡群の発掘、タニ村の新発見』として出版。

上智大学アジア文化研究所(日本)

カンボジアのコンポンスプー州ウドン地域における民族伝統文化財の基礎的調査

¥1,500,000

急激に変容しつつあるカンボジアの村落社会において、クメールの伝統的な民族文化の調査、研究、保存、振興を通して、伝統民族文化の現状と変容、担い手の状況を把握する事業の最終年次。97年度にカンボジアのシェムリアップ州村落で実施した民族伝統文化財の基礎的調査に続き、コンポンスプー州ウドン周辺地域及びカンダル州ポニャールウ周辺の村落において、旧王宮を中心とした地域の民族文化や伝統工芸(特に銀製品)の現状と実態を把握する現地調査を行なった。日本、カンボジアから専門家が7名参加。カンボジア王立芸術大学の学生を対象とした報告会を開催し、調査結果や文化財保護政策に関するレクチャーを行なった。今後、ワークショップを兼ねた本事業の最終調査報告会の開催、クメール語の報告書の配布等を実施する予定。

日本国際協力センター(日本)

アンコール遺跡保存事業にかかるシンポジウム

¥2,036,000
1998年10月31日/東京

日本国政府の援助により日本国際協力センターと日本国政府アンコール遺跡救済チームが共同で実施してきたアンコール遺跡保存修復支援事業につき、その重要性について日本国内の認識の向上を図ると同時に、東南アジアにおける保存修復技術のあり方を探るため、シンポジウム「熱帯アジアの遺跡修復技術とアンコール遺跡」を開催。地域風土に適した保存技術や、長期的かつ継続的な保存事業の重要性が検討された。文化保存の専門家、建築史・考古学・歴史学の専門家、ボランティア団体、関係省庁、一般市民等200名以上が聴衆として参加。

目連傀儡研究会(日本)

泉州糸操り人形劇フォーラム

¥2,144,700
1998年10月2日~9日/淡路、神戸、東京

泉州提線木偶戯は、中国福建省泉州で12世紀頃から建前、婚礼や祭り等の民間儀礼の中で伝承されてきた民間芸能である。その泉州提線木偶戯を伝承している唯一の公立劇団である泉州市木偶劇団が、変容と再生を重ねながら伝統を継承していくシステムと、東京国立文化財研究所の有する記録保存のシステムとを有機的に連携させ、伝統文化を現代に生かすためのシステム構築をめざす事業。中国より専門家を招聘し、糸操り人形の展示、公演、解説つきの実演に続き、共同研究の成果を踏まえたシンポジウムを開催し、泉州市木偶劇団の博物館構想に対する提言や、地域文化の保存・発展に役立つ参加型博物館について討議した。また、中国側の人形操作技法と楽器演奏技法を記録する記録作成研究会を実施し、作成したビデオは、今後伝承者と研究者の双方で活用していく。

立命館大学国際環境・開発研究センター(日本)

北東アジアにおける歴史的都市の保存・開発と環境改善に関する調査研究および市長会議

¥1,650,000
1998年8月、10月/ソウル、上海

北東アジア地域の各都市における都市開発、環境改善プランの一端を担うものとして、都市における歴史的都市の保存プランのあり方とその評価についての関連都市の市長会議及び地域セミナーを開催。98年8月の「北東アジア歴史的都市の保存と開発に関する専門家会議」(ソウル)では、同分野の専門家・政策担当者が日中韓の歴史的都市の事例について意見交換を行ない、続く10月の「北東アジア歴史的都市の保存と開発に関する地域セミナー」(上海)では、2日間の討論の成果を「上海宣言」として採択した。今後は、東南アジア地域を対象とした歴史的都市の調査研究及び専門家会議が計画されており、北東アジアと東南アジア両地域の比較研究を実施する予定である。

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