旧アジアセンター知的交流課 事業実績 1999(平成11)年度 アジアセンターについて

アジアは世界でも有数の多様な文化、民族が存在し、膨大な人材と資源を擁する地域として21世紀における一層の発展が有望視されていますが、近年の急速な経済発展やグローバル化の影響を受けて、同地域内の構造的相互依存が一層深まり、各国の社会、文化に様々な影響をもたらしつつあります。わけても、近代化が進む過程において自分たちのアイデンティティを問い直す必要性が生じています。
また、90年代後半にアジアを襲った経済危機は、人々にその克服のための取組みを促し、相互に交流しようとの気運は一層の盛り上がりを見せています。国際交流基金アジアセンター(以下アジアセンター)は、日本とアジア諸国との間により緊密な関係を築きあげ、多様な文化を有するアジアにおいて共通の価値観をはぐくむことを目指して、1995年10月に創立されました。
アジアセンターの主要目的は、

  1. 1 アジア域内各層における対話と交流を通じて相互理解を促進すること
  2. 2 アジア地域が共通に抱える課題を解決するためのアジア域内における国際的な共同作業を推進すること

の2つです。
アジアセンターは知的交流課と国内事業課から構成されています。知的交流課は域内の知的交流事業と文化振興支援事業を主に担当しています。そして、国内事業課は、主として国内においてアジア文化の理解を促進する事業を担当しています。本冊子は、そのうちの知的交流課が平成11(1999)年度に行なった事業について、実績をとりまとめたものです。
知的交流課では、上記の目的を遂行するために、自ら単独で事業を企画実施、あるいは内外の非営利・学術・文化団体と共同で事業を企画実施すると共に(企画開発事業)、日本を含むアジア地域の非営利団体が実施する事業に対し、その経費の一部を助成しています(公募助成事業)。

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