フェローセミナー:サイモン・ナンテ

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部

ジャパンファウンデーションは、平成20(2008)年度フェローセミナーを開催します。今回のプレゼンターは、 カナダ・ヴィクトリア大学歴史学部のサイモン・ナンテ氏です。セミナーの詳細は以下の通りです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

概要
日時 2008年10月31日 金曜日 15時から17時
場所 ジャパンファウンデーション JFICスペース[けやき]
アクセス
*国際交流基金(ジャパンファウンデーション) のオフィスは新宿区に移転しておりますので、ご注意ください。
使用言語 英語 (通訳はありません)
参加費 無料
テーマ 「国際政治の力学における在日朝鮮人――米占領期を中心に」

日本の敗戦直後、200万人の朝鮮人が内地にいました。1946年12月に連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)が朝鮮半島への帰還政策を中止し、約60万人の朝鮮人が日本に残留しました。米占領期に、在日朝鮮人は民族教育と生活権を守るために闘いました。

米占領期の史学史は、主に日本の民主化を背景に書かれています。近年、米占領期における「少数民族」や「在日朝鮮人問題」などに対する政策を扱う研究が増えてきています。とりわけ、冷戦の力学の中での日本の民主化のなかでの「在日朝鮮人」政策が高く注目されており、在日朝鮮人に対する人種主義的で差別的な日本政府の政策と姿勢が明らかにされています。

しかし私の研究は、日本国内の社会・政治的視点からではなく、国際政治的な視点から、つまり「人種問題」ではなく、東アジアにおける反共政策の観点から在日朝鮮人問題にアプローチするものです。

 今回は、1949年9月の在日朝鮮人連盟(朝連)の解散事件を中心に発表したいと思います。アジアにおける初期の冷戦状況下で、在日朝鮮人と在日朝鮮人連盟はどのような役割を果たしていたのでしょうか。日本政府とGHQは東アジアの安全保障という枠組みのなかで、在日朝鮮人をどのような存在として規定していたのかを明らかにしていきたい。
プレゼンター略歴 サイモン・ナンテ氏は、カナダ国立オタワ大学歴史学部修士課程修了し、現在国立ヴィクトリア大学歴史学部博士課程に在籍中である。日本国際交流基金フェローシップにより、徐勝先生の指導で、立命館大学コリア研究センター で米占領期における在日朝鮮人に対する政策を研究中。
お申し込み・
お問い合わせ
参加ご希望の方は、2008年10月31日 金曜日までにお名前、所属先、連絡先(電話番号、ファックスまたはメールアドレス)を日本研究・知的交流部(担当:内田)までご連絡ください。

参加希望について、E-mailによる連絡の際は、標題に発表者の氏名、発表日を明記していただきますようお願いいたします。ご質問等も下記の連絡先までお願いします。
電話: 03-5369-6069 / ファックス: 03-5369-6041 E-mail
  • より多くの皆様に関心を持っていただき参加しやすい環境作りを目指すため、名称を「フェロー勉強会」から「フェローセミナー」に変更しました。

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