フェローセミナー:アルバン=アルフォンス=エマニュエル・アウル

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部

ジャパンファウンデーションは、平成20(2008)年度フェローセミナーを開催します。今回のプレゼンターは、コートジボワールのココディ・アビジャン大学アルバン=アルフォンス=エマニュエル・アウル氏です 。セミナーの詳細は以下の通りです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

概要
日時 2008年11月10日 月曜日 15時から16時45分
場所 ジャパンファウンデーション JFICスペース[けやき] アクセス
*国際交流基金(ジャパンファウンデーション) のオフィスは新宿区に移転しておりますので、ご注意ください。
使用言語 英語 (通訳はありません)
参加費 無料
テーマ 労働力の高齢化、成果主義、および従業員の本質的満足度に関する日本のミクロ・データ分析」

本研究は次の二つの問いに焦点を当てている。労働力の平均年齢の高齢化に直面する企業が、成果主義給与制度をより大胆に導入することになぜ躊躇するのか。また、成果主義給与制度が、従業員の仕事に対する満足度に与える影響は何か、である。従業員および企業のミクロ・データに基づく分析の結果は次のとおりである。(1)高齢労働者は訓練投資に対して関心が低く、労働者のモラルに対する成果主義システムの否定的な影響を和らげるそうした訓練の効果も、労働力の高齢化の前では十分には期待できない。(2)高齢労働者の割合の高い企業では、終身雇用や年功序列制を維持する傾向にあり、課長クラスの労働者の雇用に消極的である。(3)成果主義給与制度の下では、給与のランクが、仕事そのものの持つ本質的な動機(仕事内容、コミュニケーション、人間関係)に関する満足感に強い影響を与える。これは他の給与体系下にある労働者には見られないものである。給与が短期間の業績により強く関連付けられるにつれて、仕事に対する本質的な満足感が排除されているのである。本研究の結論は、労働力の高齢化に直面する企業にとって、従業員の技能開発は、成果主義給与制度を積極的に活用するという経営政策を遂行する上で重要な要素であること、またこの給与制度は従業員の仕事に対する本質的な満足度を低下させている、ということである。
プレゼンター略歴 アルバン=アルフォンス=エマニュエル・アウル
ココディ・アビジャン大学(コートジボワール)経済経営学部助教授
1998年ココディ・アビジャン大学にて経済学DEA取得。2006年神戸大学にて経済学博士号取得。専門は人材経済学。現在の研究テーマは「サハラ以南アフリカ諸国における、移住・国際送金・統治・成長について」および「労働力の高齢化、成果主義、および従業員の本質的満足度に関する日本のミクロ・データ分析」
お申し込み・
お問い合わせ
参加ご希望の方は、2008年11月10日 月曜日までにお名前、所属先、連絡先(電話番号、ファックスまたはメールアドレス)を日本研究・知的交流部(担当:内田)までご連絡ください。

参加希望について、E-mailによる連絡の際は、標題に発表者の氏名、発表日を明記していただきますようお願いいたします。ご質問等も下記の連絡先までお願いします。
電話: 03-5369-6069 / ファックス: 03-5369-6041 E-mail
  • より多くの皆様に関心を持っていただき参加しやすい環境作りを目指すため、名称を「フェロー勉強会」から「フェローセミナー」に変更しました。

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