国際シンポジウム「多元性へ ― グローバリゼーション、アイデンティティ、伝統文化 ― 」

Vers la pluralité
Mondialisation, identités, et cultures traditionelles

をちこち隔月刊『をちこち(遠近)』29号(2009年6月発行)では、当事業に関する記事を掲載しています。

この度、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、文化大国としての今日のフランスを形作り、いまも現代社会や文化について積極的な発言・活動を繰り広げているフランス元文化大臣のジャック・ラング氏を日本に招き、芳賀徹京都造形芸術大学名誉学長、小倉和夫国際交流基金理事長をパネリストに、グローバリゼーションが進展する現代社会における伝統文化、文化的多様性、地域・国・地方のアイデンティティ、多極化する世界などのテーマに関するシンポジウムを以下のとおり開催します。

概要
日時 2009年2月6日 金曜日 午後6時から
会場 金剛能楽堂(京都)
〒602-0912 京都市上京区烏丸通一条下ル アクセス
主催 ジャパンファウンデーション、日本経済新聞社、源氏物語千年紀委員会
協賛 資生堂、全日空
プログラム
  1. 1.『敦盛』上演
  2. 2.基調講演:ジャック・ラング(フランス下院議員、元文化大臣)
  3. 3.パネルディスカッション
パネリスト:
ジャック・ラング
 
芳賀徹(京都造形芸術大学名誉学長)
 
小倉和夫(ジャパンファウンデーション理事長)
モデレータ:
小林省太(日本経済新聞社論説委員)
  • *同時通訳あり
参加費 入場無料
お申し込み方法 参加ご希望の方は、件名欄に氏名を明記し、本文欄に住所、氏名、職業、電話番号を記入の上、源氏物語千年紀委員会事務局まで電子メールまたはFaxにてお申込みください。
E-mail
ファックス: 075-231-2009
* 先着順(定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
お問い合わせ先 源氏物語千年紀委員会事務局
電話: 075-231-2008

パネリストプロフィール

ジャック・ラング(Jack Lang)/フランス下院議員、元文化大臣

フランス下院議員。1939年生まれ。社会党。
ナンシー大学在学中の1963年にナンシー演劇祭(71年よりナンシー国際演劇祭)を設立し、1977年まで総監督を務め、世界中の前衛的な作家や作品、例えばアメリカのボブ・ウィルソンや、日本の寺山修二、鈴木忠志などを迎える。その間、国立シャイヨー劇場監督も務める傍ら、ナンシー大学で国際法を教授する。
1977年に下院国民議会議員当選。1981年のミッテラン大統領就任とともに文化大臣に就任。以来、1986年-1988年をのぞき、1993年まで文化大臣を務める。その間、フランスの文化予算を国家予算の1%近くまで引き上げる。大規模店による書籍の不当な割引販売を禁じ、著者・出版社・書籍販売店の保護を通じて創造活動を支援する書籍統一価格に関するラング法を制定。また、ハイ・アートとマイナー・アートの垣根を取り払い、サーカス、写真、クラシック以外の音楽、モード、デザインなどについても「文化」として国の支援する対象とし、国立サーカス学校や「音楽の祭典」*を創始する。その一方で、地方自治体への文化予算の委譲をすすめ、地方分権化を推進。更に、フランス革命200周年記念行事では総責任者となり、ルーブル美術館のガラスのピラミッドや新凱旋門の建設など一連の「大工事」(Les Grands traveaux)事業を指揮した。
1992年-1993年及び2000年-2002年には教育大臣も務める。

  • *音楽の祭典(Fête de la musique):毎年夏至の日に行なわれる一大イベント。フランス中の街角で、ジャンルも、プロ・アマも問わずに、自由にライブ・コンサートが行なわれ、市民が楽しむことができる。

芳賀徹(はがとおる)/京都造形芸術大学名誉学長

東京大学教養学部卒、東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。文学博士(東京大学)。
国際日本文化研究センター名誉教授、東京大学名誉教授、岡崎市美術博物館館長。
専攻は、近代日本比較文化史・比較文学。 フランス政府給費留学生としてパリ大学に留学後、東京大学教養学部専任講師、助教授、教授を務め、1996年に退官し、名誉教授となる。その間、プリンストン大学客員研究員、ウッドロー・ウィルソン研究所研究員、国際日本文化研究センター教授などを歴任。2003年から2007年まで、京都造形術大学学長を務めた。著書に「神の国 詩人の国」「ひびきあう詩心」「詩歌の森へ」「大君の使節」「渡辺崋山・優しい旅びと」「明治維新と日本人」「みだれ髪の系譜」「平賀源内」「絵画の領分」「与謝蕪村の小さな世界」「文化の往還」、訳書にドナルド・キーン「日本人の西洋発見」、サンソム「西欧世界と日本」など。

小倉和夫(おぐらかずお)/ジャパンファウンデーション理事長、元駐仏大使

>>プロフィールはこちらをご覧ください。

小林省太(こばやししょうた)/日本経済新聞論説委員兼編集委員

東京大学文学部仏文科卒。日本経済新聞入社。
社会部、国際部などを経て1991年ウィーン支局、1993年パリ支局長を務める。
1997年に東京社会部次長、1998年に大阪本社社会部次長に就任。その後、2001年より文化部次長を経て、2004年より文化部長。
2007年9月から論説委員兼編集委員を務める。

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