「文化と環境」から日本の国際的役割を考える地球社会の未来のために ~文化に根ざした地球環境への取組を探る~

「文化と環境」から日本の国際的役割を考える 地球社会の未来のために ~文化に根ざした地球環境への取組を探る~

JF便り当事業に関する報告を、JF便り<日本研究・知的交流編・17号>に掲載しました。

趣旨

文化環境京都会議チラシ画像
文化環境京都会議チラシ【PDF: 162KB】
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21世紀の地球社会では、環境問題の解決に向けた包括的な取組が緊急の克服課題になっています。この課題解決のために、市民や企業の幅広い参加の動きが世界に広がっています。
これらの世界中の取組のなかで、日本がその特徴を活かした取り組みをどのように示すことができるでしょうか。そもそも環境問題の認識については、世界中の人々がそれぞれ固有の文化や歴史に根ざした「尺度(ものさし)」をもって考え、行動しているとい事実に留意する必要がありましょう。
日本文化においては、『幽玄』や『わび・さび』の美意識を背景とした、和歌・茶の湯・生け花・造園・俳句などのなかに、日本人の自然を愛で慈しむ心が時代を超えて継承されています。これらの歴史観や文化価値は、環境問題のとらえ方や技術開発の基層と深く結び付いているでしょう。そうであれば、これからの環境問題の鍵を握る企業部門の社会的取り組みのなかに21世紀をリードする日本の企業の特徴を見出していってはどうでしょうか。

今回は京都企業の活動を中心にみながら、「文化」と「環境」という二つの柱を結びつける「ものさし」を京都企業とともに考えてみたいと思います。

今回開催する文化環境国際会議では、
 1) 企業CSRにおいて環境問題はどのような文化的・社会的背景の下に認識されているか
 2) 企業が社会にインパクトをもたらすためには具体的にどのような活動が可能か
について事例を含めた討議を展開する予定です。

京都の企業群は、精緻な計測機器の開発やナノレベルの先端技術の開発で世界をリードしています。一方、その基層を探せば、日本文化や伝統工芸と結びつきも多く探すことができるでしょう。具体的には、製品開発や先端技術の開発、CSR活動の3つの分野からその特徴を洗い出し、これをもって日本企業の新しい経営モデルを構築する試みを展開していきます。
こういったテーマで、京都の産業人が中心になって、文化と環境の新しい融合について世界の知識人と対話していただきたいと思います

この対話を通じて、日本発の「21世紀の環境技術の尺度」を提示するとともに、このものさしを活用して、地球環境問題への貢献する企業活動や市民の活動を応援する仕組みを作っていきたいと思います。京都産業の世界に向けた情報発信のために、広くご参加いただけることを期待しています。

概要
日時 2009年12月10日 木曜日 13時30分から16時30分
会場 京都ホテルオークラ 翠雲の間(北)アクセス
プログラム 下記タイムテーブルをご覧ください。
使用言語 日本語・英語 同時通訳
参加費 入場無料
お申し込み方法 ※締め切り延長しました

件名を「12月10日文化環境京都会議」として、12月4日金曜日までに、Eメール(E-mail)もしくはFax:03-5369-6041で氏名、所属、職業、電話番号を明記の上、お申し込みください。
お問い合わせ 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部「文化と環境」事務局
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-1
Tel:03-5369-6071/Fax:03-5369-6041/EメールE-mail

プログラム

13:00
開場、受付開始

開会挨拶

13:30-13:45
門川 大作 (京都市長)
小倉 和夫(ジャパンファウンデーション理事長)

議長による問題提起

13:45-14:00
竹内 佐和子(京都大学工学研究科教授)
「地球社会の未来のため、日本に何ができるか?」

基調講演

14:00-15:00
アラン・ビュカイユ(アレバ上席副社長兼研究・イノベーション事業本部長)
「ヨーロッパにおける環境問題、CSRと文化 ~市民による受容の現状~」

樂 吉左衞門(樂家第15代当主) 
「芸術と企業とのコラボレーション ~伝統文化とCSRの接点を探る~」

(質疑応答)

パネルディスカッション

15:00-16:30
「文化に根ざした地球環境への取組を探る~京都から新しい尺度(ものさし)の提案」

モデレーター:竹内佐和子(京都大学工学研究科教授)
タデウシュ・アダム・オジュグ(有限会社ニッポ代表取締役)
服部 重彦 (株式会社島津製作所代表取締役会長)
アラン・ビュカイユ(アレバ上席副社長兼研究・イノベーション事業本部長)
堀場 厚 (株式会社堀場製作所代表取締役会長兼社長)

16:30
終了

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