崔衛平講演会「日中関係に理性を―私がネット署名活動を始めた理由―」

昨年秋の中国における反日デモは日本社会に大きな衝撃を与え、日中関係はいまだにその影から抜け出すことができていません。

しかし、このような暴力的な行為に危機感を抱いたのは日本社会だけではありませんでした。中国国内からも、理性的な対応を取るべきとの声があがっていたのです。
なかでも注目されたのは、崔衛平・北京電影学院元教授によるネット上の署名活動でした。

今回は、国際交流基金の「日中知的交流強化事業・中国知識人招聘」事業でお招きした崔衛平氏に、署名活動の背景や動機、私たちが日中関係にどのように向き合うべきなのかなどを、初来日のご感想を交えながらお話しいただきます。

「をちこちMagazine」に講演録を掲載しました。
日中関係に理性を―私がネット署名活動を始めた理由― をちこち
概要
日時 2013年1月29日 (火)  18:30~20:30 (18:00開場)
会場 国際交流基金 JFICホール「さくら」 アクセス
東京都新宿区四谷4-4-1
登壇者

講演:崔衛平 (作家、北京電影学院元教授)

聞き手:及川淳子 (法政大学客員学術研究員)
使用言語 日本語・中国語 (同時通訳)
参加 無料 (メールにて事前の申込みが必要です)
申込 1月27日 (日) までにEmail又はファックスでお申し込みください メール本文の中に、お名前、ご所属、ご連絡先 (E-mailアドレス及びお電話番号) を明記してください。

国際交流基金 日本研究・知的交流部 アジア・大洋州チーム
担当:野口
TEL:03-5369-6070、FAX:03-5369-6041
E-mail
※ 先着順。座席に余裕がある限りは、当日のお申し込みも受け付けます。 

講師プロフィール

崔衛平 (さい・えいへい、CUI, Weiping)

北京電影学院基礎部・元教授。江蘇省生まれ。南京大学中文系修士課程修了。インディペンデント映画を中心とした評論活動などがよく知られ、中国インディペンデント映画祭の審査員なども務める一方で、人権などの社会問題にも広く関心を持ち、積極的に活動している。東欧の政治や思想の研究などでも知られる。

著書は評論『帯傷的黎明』 (青島出版社) 、『看不見的声音』 (淅江人民出版社) 、エッセイ『我見過美麗的景象』 (百花州出版社) など多数。中国の政治・社会体制について、中国共産党の一党独裁の終結、三権分立、民主化推進、人権状況の改善などを求めた宣言文 「08憲章」の起草者の一人で、2008年12月12日、劉暁波氏 (後にノーベル平和賞受賞) の拘束に対して「釈放を求める声明・我々と劉暁波を切り離すことはできない」を表明した。 2012年秋、日中関係の悪化により中国で破壊的な反日デモが起こったことから、理性的な対応をとることなど10項目を掲げてインターネット上で呼び掛け、署名活動を行った。

崔衛平

聞き手

及川淳子 (おいかわ・じゅんこ、OIKAWA, Junko)

日本大学大学院総合社会情報研究科博士後期課程修了、博士 (総合社会文化) 。外務省在外公館専門調査員 (在中国日本大使館) を経て、現在は、法政大学客員学術研究員、桜美林大学北東アジア総合研究所客員研究員、日本大学文理学部非常勤講師。専門は、現代中国の知識人・言論空間・政治文化研究。

著書『現代中国の言論空間と政治文化――「李鋭ネットワーク」の形成と変容』 (御茶の水書房) 。共訳著書、『天安門事件から「08憲章」へ』 (藤原書店) 、『中国ネット最前線――「情報統制」と「民主化」』 (蒼蒼社) 、『劉暁波文集――最後の審判を生き延びて』 (岩波書店) 、『劉暁波と中国民主化のゆくえ』 (花伝社) 、『「私には敵はいない」の思想』 (藤原書店) など

お問い合わせ

独立行政法人 国際交流基金
日本研究・知的交流部 アジア・大洋州チーム
担当:野口
TEL:03-5369-6070、FAX:03-5369-6041
E-mail

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