JENESYS 次世代リーダープログラム 2008年度 グループD: 「生物多様性」を通じた環境保全

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、「21世紀東アジア青少年大交流計画 Japan-East Asia Network of Exchange for Students and YouthsJENESYSProgramme」(外務省Webサイト)の一環にて、次世代リーダープログラムを実施しています。
これは、東アジアコミュニティの異なる国・地域の若者が一堂に会し、寝食を共にしながら言語、宗教、文化的背景などの差異を越えて、地域に共通の課題について話し合い、思索する訪日研修を実施し、その成果をグループ発表するプログラムです。
それぞれの国・地域で次代を担うリーダーとしての活躍が期待される参加者に日本の社会・文化等を理解する機会を提供するとともに、参加者同士の対話や経験の共有を通じた相互理解と連帯の深化、若い世代の緊密なネットワークや共通のアイデンティティーが形成されることを期待しています。

平成22(2010)年度 実施プログラム

平成21(2009)年度 実施プログラム

平成20(2008)年度 実施プログラム

グループD

  • テーマ: 「生物多様性」を通じた環境保全-持続可能な発展を目指して-
    Environmental Conservation through Biodiversity: In Search of Sustainable Development
  • 日程: 2009年3月3日 火曜日から3月14日 土曜日(12日間)
  • 趣旨: 環境保全の重要性は広く認識されている一方で、経済発展の途上で環境が犠牲となる事例が少なからず存在する。持続可能な発展を目指すならば、世界経済の成長拠点であり、大きな人口を抱えるアジア・大洋州地域では「経済発展と環境保全の両立」は一層危急の共通課題であるが、様々なステークホルダーの利益対立を越えて解を導くことは容易ではない。

    このような状況において、近年、環境問題を考える上で「生物多様性」という概念が注目されており、2010年には、世界190カ国及び欧州共同体(EC)が締結する「生物多様性条約」第10回会議(COP10)が名古屋で開催される。

    人間は自然界から、大気と水の安定供給、木材・食料・薬物・鉱物などの生物資源といった生存や経済活動に不可欠な直接的な恩恵を蒙っているだけではなく、文化芸術・宗教から、森林散策や海水浴などの余暇活動まで人間の社会活動全般においても強い影響を受けているように、「生物多様性」の概念は経済的価値だけでなく、人間が自然と共存していく上で欠かせない倫理的指針を与えてくれる。

    本プログラムでは、専門家による講義や日本各地の視察を通じて、当該地域の関連分野で活躍する若手知識人が、生物多様性を切り口に、環境保全を視野に入れた経済発展の可能性について広く議論することを目指す。

  • 主な視察先など
    • 環境省、九州大学、屋久島、水俣市、諫早湾など

英文報告書Environmental Conservation through Biodiversity: In Search of Sustainable Developmentを刊行しました。
本プログラムの概要、プログラムアドバイザーを務めて頂いた矢原徹一先生(九州大学、教授)及び及川敬貴先生(横浜国立大学、准教授)による基調講義、アジア・大洋州地域の若手知識人である参加者によるグループ成果発表資料及び個人寄稿などを収録しています。


編: 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
発行日: 2009年12月
ISBN: 978-4-87540-112-4
A4判、109頁、英文、非売品

英文報告書の表紙画像
全109ページ 【PDF:7,034KB】

*PDFで全文をご覧いただくことが可能です。

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部 アジア・大洋州チーム
電話: 03-5369-6070 (担当:田中)

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