KAKEHASHIプロジェクト / パックンが母校の後輩たちに、ジャパニーズドリームを語る!

7月24日、お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン氏が、母校のコロラド州ランパート高校の生徒を含む訪日団142名に、ご自身の日本でのサクセスストーリーを語ってくれました。パックンは日本在住20年、現在は、日本人の吉田眞氏と日米お笑いコンビ、パックンマックンとして、テレビなどメディアで活動する一方、大学で教鞭をとるなど、マルチに活躍されています。

集合

パックンの講話

僕は、今回のプロジェクトで招へいされたランパート高校の卒業生です。僕の高校時代には、日本語のクラスがなかったため、日本語は学んでいませんでした。引率で来ている恩師からスペイン語を習っていました。卒業後は、ハーバード大学に進学し、比較宗教学を専攻しました。その後、友人と共に来日し、福井県の英会話学校で英語を教えていましたが、逆に、生徒から日本語を教わることもあったんですよ。一生懸命勉強して、2年で日本語能力試験1級に合格しました。

そして更に日本語をたくさん勉強し、アメリカにいる頃から抱いていた役者になるという夢を、日本で追いかけることにしました。その後、福井から東京に拠点を移し、外国人エキストラの仕事から始めました。少ししてから、今の相方である日本人コメディアンに出会い、お笑いコンビを結成し、コメディアンとして活動を始めました。アメリカでウケるものが、日本でウケるわけではないので、日本で何がウケるのか、日本の笑いのタイミングや内容など、研究し続けました。17年経って、ようやく日本人を90分間笑わせ続けることができるようになりました。

講話

日本語の話に戻りますが、日本語は主語を省略して話すので、とても面白い言語です。同じ言葉で、いくつものことを示すことができます。また、「いいえ」の表現の仕方が違うので、そのことを知っていると良いかもしれません。
最後にみんなに伝えたいことは、日本語に限らず外国語を勉強することは自分の文化を知ることにつながります。日本語を勉強して、日本に戻ってきてほしいし、日本語でなくても、外国語を勉強してほしいと思います。語学は、思考回路を広げるという利点があります。一生懸命勉強していってほしいと思います。そして自分を向上していってください。

Q&A

QA
(生徒A) どうやって日本に来たらいいですか?
(パックン) 日本に来る選択肢はたくさんありますよ。例えば、文部科学省のJETプログラム、奨学金、ホームステイ、など方法はいろいろあります。
(生徒B) 漫画家になりたいと思っています。
(パックン) 素晴らしいですね。ぜひマンガを描き続けて下さい。自分の作品やアイデアを日本の出版社に送ったりしてもいいですね。
(生徒C) 女優になりたいと思っているのですが、アドバイスをいただけませんか?
(パックン) まずは夢に向かって勉強したり、いろいろなことを学ぶことが大事です。オーディションを10回、20回受けてようやく1つ仕事がもらえるというくらい厳しいです。オーディションに落ちても、「何が原因だったのか」を考えれば、次はきっと良くなるから、頑張って!

「2か国語が話せれば、バイリンガル、3か国語ならトライリンガル、では1か国語なら?」という問いに「アメリカ人!」と生徒が答えるジョークや、「日本の会社で働けるほど、日本語に自信がある人はいますか?」という問いに「ワシントンDCにある日本の会社でインターンをしたことがあります。」と日本語で答える生徒がいて、ジョークや日本語を交えながらのお話に、大盛り上がり。日本で活躍している先輩を見る生徒たちのまなざしは、輝きにあふれていました。もっと話しが聞きたいという声が上がる中、セッションは終了しました。

集合

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
国際交流基金 青少年交流室
TEL:03-5369-6022 FAX:03-5369-6042
メールアドレス : infokakehashi@jpf.go.jp
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