KAKEHASHIプロジェクト / 招へい事業:テーマ別プログラム(若手クリエーター交流)2014年10月実施の招へい事業(デザイン)

2014年10月実施の招へい事業(デザイン)

若手クリエーター(Kelli Anderson, Max Weisel, Westley Rozen, Martha McGill, Justin Colt

日程 : 2014年10月29日~11月5日
地方訪問先 : 富山県高岡市、石川県金沢市
参加人数 : 5名

プログラム記録写真

東京オリエンテーションの写真
東京オリエンテーション
(アートジャーナリスト/編集者 川上典李子氏による講義)
 

東京オリエンテーションの写真2
東京オリエンテーション
(明治大学 石田祥子氏による折紙レクチャー&デモンストレーション)

深澤直人氏訪問の写真
深澤直人氏訪問
(日本人トップデザイナーとの交流)

人間国宝・大澤光民氏工房訪問の写真
人間国宝・大澤光民氏工房訪問
(日本の伝統工芸デザイン理解)

老子製作所訪問の写真
老子製作所訪問
(日本の伝統工芸デザイン理解)

株式会社能作訪問の写真
株式会社能作訪問
(日本の伝統工芸デザイン理解)

高岡市デザイン・工芸センター訪問の写真
高岡市デザイン・工芸センター訪問
(地方のデザイン理解)

金屋町街区視察の写真
金屋町街区視察
(日本の歴史・文化理解)

瑞龍寺視察の写真
瑞龍寺視察
(日本の歴史・文化理解)

有限会社モメンタムファクトリー・Oriiの写真
有限会社モメンタムファクトリー・Orii訪問
(日本の伝統工芸デザイン理解)

高岡大仏視察の写真
高岡大仏視察
(日本の歴史・文化理解)

鋳物づくり体験の写真
鋳物づくり体験
(地方の伝統技術体験)

有限会社武蔵川工房訪問の写真
有限会社武蔵川工房訪問
(日本の伝統工芸デザイン理解)

高岡市の若手職人との対話の写真
高岡市の若手職人との対話
 

兼六園視察の写真
兼六園視察
(日本の歴史・文化理解)

金沢21世紀美術館視察の写真
金沢21世紀美術館視察
(日本の文化理解)

日本民藝館視の写真
日本民藝館視察
(日本の歴史・文化理解)

21_21DESIGN SIGHT訪問の写真
21_21DESIGN SIGHT訪問
(日本のデザイン文化理解)

日米若手デザイナー対話セッションと報告会の写真
日米若手デザイナー対話セッションと報告会

日米若手デザイナー対話セッションと報告会の写真2
日米若手デザイナー対話セッションと報告会

ユカイ工学株式会社訪問の写真
ユカイ工学株式会社訪問
(日本の最先端技術理解)

グッドデザイン受賞展視察の写真
グッドデザイン受賞展視察
(日本のデザイン文化理解)

ピックアップ プログラム参加者の声

1. KAKEHASHIプロジェクトへの参加を通じて、日本の魅力や強みについてどのように考えましたか?

  • 日本の強みを考えた時、寛容、思慮深さ、理知的、気配り、職人の技、洞察力、やさしさ、賢さ、そして率直さという言葉が浮かびます。今回の訪日で最も強く印象に残り、また米国に持ち帰りたいと思っていることは「繕い」、つまり何かを修復する技です。日本はこの「繕い」に熟達しています。またこれは世界がもっと良く理解すべきものであると思います。
  • 日本には哲学に基づく「ものづくり」の長い伝統があり、違う文化を持つ制作者にたくさんの気づきを与えてくれます。たとえ短い滞在であってもこの制作に対する考え方の違いは、はっきりと分かります。今回の日本滞在で学んだことは大切に米国へ持ち帰りたいと思っています。日本の制作者が適切な場所に配置している鋳型や、彼らが工房内での活動に一連の繋がりを維持するために鋳型づくりから始める、という方法を見たことに強い印象を受けました。作品を成す物質の変化と対話するかのようにその触感から多くを感じ取る神経の細やかさ、静かに観察してその制作過程そのものから学ぶこと、既存のものを通して学ぶこと、人々から賛同・共感される問題解決方法を創造していくこともまた、日本の強みであると思います。

2. KAKEHASHIプロジェクトへの参加を通じて、日本に対する印象や考えはどのように変化しましたか?

  • 来日前はどちらかというと日本のポップカルチャーの方になじみが深かったのですが、今回の訪日では伝統文化について多くを学びました。滞在中に日本の様々なデザインや工芸を見て、日本のデザインや文化は欧米のメディアで紹介されているよりずっと幅広く、多様性に満ちていることを実感しました。
  • 日本人が自分達の持ち物を大切にする姿勢に、とても強い印象を受けました。この姿勢が作り出される品物の質に与えている影響は、信じられないほど大きいです。このようなことは米国ではあまり見られません。ソフトウェアに関しては、あり得ないと思っていたほどです。今後は自分の仕事を振り返り、人が大切に持ち続けるというコンセプトをもとにモノづくりをしていきたいと思います。

3. 帰国後、日本についてどのようなことを引き続き学びたいですか?

  • 日本の建築と庭園についてもっと学びたいと思います。日本人がいかに人の動きと人が見る景色を考慮しているかということはとても印象的でした。これは全体の景観や目的に重きを置き、ユーザーの経験などをあまり考慮しない傾向のある米国のデザインと違っている点だと思います。また日本の本について、色の法則や活版印刷術などをもっと勉強したいと思っています。日本のデザインは緻密でありながらとても柔和です。これらの考えを米国のデザインにどう応用するかを理解するには一生勉強を続ける必要があるでしょう。
  • 全く何の知識もない新しい事柄を学びたいと思っています。おそらくそのような知識は、実際に同じプロジェクトで日本人デザイナーと一緒に仕事をして、初めて得られるのだと思います。一緒に仕事をすることで直面する困難と、極めて創造的な過程にでのみ得られるであろう新しい世界観の両方を楽しみにしています。

4. プログラム参加者は日米の「カケハシ」として、日米相互理解を増進させる役割が期待されています。日本の魅力や強みに対してアメリカで理解を深めていくために、あなたはどのようなことを行っていきたいと考えていますか?

  • 今回の滞在中に得た情報やクリエーターとの繋がりを、米国の仲間のクリエーターと共有したいと思います。また、米国の人達が実際に目にしてみたいと切望する日本のデザインの諸相とモノづくりの精神を、インスタグラムなどのソーシャルメディアを通して紹介していきたいと思います。
  • 日本を拠点とするデザイナーや芸術家と、互いにインスピレーションを高める機会の創出や将来一緒に仕事をすることを考えています。現在手がけているいくつかのプロジェクトにおいて、今回日本で視察したことを応用したり、日本で培った大切な人脈を活かせると思います。日本でのプログラムは終わりましたが、これで最後ではなく、何かの始まりだと確信しています。

5. 参加者の感想(自由記述)

  • このプログラムが提供する情報量は素晴らしく、とても良く考えて作られており、私の期待を大きく上回っていました。滞在中は素敵な人と沢山出会い、新しい友人もできました。
  • このKAKEHASHIプロジェクトは本当に貴重な経験でした。理解してきたと思った瞬間に、またすべてを考え直す必要性に気付きました。このように世界を違った視点で見る経験は、多くの人ができるわけではないので、自分がどれほど幸運だったかを身に染みて感じています。今回の滞在で得た人脈を大切にして、出会った人達と一緒に仕事をすることを考えています。

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
青少年交流室
電話:03-5369-6022 ファックス:03-5369-6042
Eメール:infokakehashi@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)

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