第3回「日中韓文化交流フォーラム」

1. 日時

2007年10月11日

2. 会場

東京・国際交流基金本部国際会議場

3. 出席者

日本

委員長:
平山 郁夫(日中友好協会会長、日韓文化交流会議座長)
委員:
小倉 和夫(国際交流基金理事長)
委員:
松尾 修吾(日韓文化交流会議副座長)
委員:
玉井 賢二(文化財保護・芸術研究助成財団専務理事)
委員:
酒井 誠(日中友好協会常務理事)
委員:
堀 俊雄(国際交流基金日中交流センター事務局長)

中国

委員長:
劉 徳有(中国対外文化交流協会常務副会長)
委員:
王 運澤(中韓友好協会常務副会長、中国人民対外友好協会副会長)
委員:
井 頓泉(中日友好協会常務副会長、中国人民対外友好協会副会長)
委員:
関 立彤(中国人民対外友好協会日本部副主任)
委員:
馮 佐庫(中日友好協会友好協会部職員)

韓国

委員長:
金 容雲(韓日文化交流会議委員長)
委員:
朴 三求(韓中友好協会会長、錦湖アシアナグループ会長)
委員:
李 元泰(韓中友好協会副会長)
委員:
徐 淵昊(韓日文化交流会議事務局長)
委員:
李 鎮夙(韓日文化交流会議事務局)

4. 各国委員発言概要

日本

(1) 日中韓三カ国の間には経済的には様々な交流活動があり、文化面でも中国の特に沿海部、韓国、日本との交流は 大変盛んになっている。しかし、このような三カ国のフォーラムというのはけっして多くはないのが現状なので、このような会議が行われるのは非常に意義のあることである。

(2) 今回の会議は三カ国政府で進める日中韓文化シャトル事業の一環にも含まれている。今後は、広報面も重視していきたい。

(3) 中国の高校生が一年間日本の家庭でホームステイして日本の学校で勉強し、日本の文化、習慣等を体験した。また、アジア各国の高校生たち6千人が短期のホームステイを行った。こうした若い世代の交流は、お互いを理解するうえで効果がある。

中国

(1) 今年初めて中国の街路で日本のお祭りが行われ、一般の人々に大きな影響を与えた。今後は、このような交流イベントをできるだけ多くの人々に知ってもらうために、いかにメディアを活用するかが重要である。

(2) 青少年が直接交流できる活動としてホームステイは、効果が大きい。官民一体となって民から官を動かす、例えば、ビザ発給の簡略化などにより自由な往来が文化交流につながる。

韓国

(1) 来年の北京オリンピックは、東北アジアの交流促進にとって良いきっかけとなる。政治経済よりも文化の面で若手に対し色々と指導ができればと思う。

(2) 経済水準の違いが三カ国の交流の阻害要因となっていたが、現在はその差が縮小している。相互のコミュニケーションがうまくいかないのは言葉の問題があるからで、言葉の交流がいっそう必要とされる。

自由発言(提案)

(1) 青少年に重点を置いた交流としたホームステイ、スピーチコンテスト、作文コンテストなどの実施。

(2) 相互訪問拡大のための短期間ビザフリーの実現。

(3) 大学生のコミュニケーションの場の創設。

(4) 三カ国間でのテレビ放送の視聴をより広く可能とする。

(5) より正しい報道環境づくりのために、マスコミの交流を促進する。

5. シンポジウム

東京でのフォーラム開催に際し、下記のとおり、シンポジウムを実施した。

(タイトル)「グローバル化の中の東アジア~文化交流の視点から~」

〈パネリスト〉
劉 徳有 ・中国対外文化交流協会常務副会長、前中国文化省次官
金 容雲 ・韓日文化交流会議委員長、数学文化研究所所長
平山郁夫 ・日中韓文化交流フォーラム日本側代表、前東京藝術大学学長
小倉和夫 ・国際交流基金理事長、前フランス大使

司会 :導傳愛子・NHK解説委員
日時 :2007年10月11日・午後2時~3時30分
場所 :千代田放送会館
主催 :(財)文化財保護・芸術研究助成財団、国際交流基金
共催 :NHK、読売新聞東京本社
協賛 :全日本社会貢献団体機構

読売新聞の2007年10月22日(日)付朝刊にて同フォーラムの内容が掲載された。

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