東南アジア・ムスリム知識人グループ招へい

東南アジア諸国と日本の関係強化のために、当該地域の次世代イスラム知識人と目される若手研究者の日本理解の促進と将来に向けたネットワーキングを目的とした訪日研修を実施します。本年度はテーマを「宗教的精神を基盤とした関係構築」と設定し、日本社会の大きな特徴の一つである「調和」について、「宗教的精神」をキーワードに、様々な社会活動の現場や東日本大震災の被災地を訪問しつつ、その基盤にある精神性への理解を深めることを目指します。

第1期事業(平成21年度~23年度)においては「日本の近代化」を大テーマとし、非西欧国として近代化を遂げた日本の姿を総合的に紹介するとともに、都市化する社会の課題やつながりを深めながら震災復興に立ち向かう日本について学ぶ機会としました。

こうした第1期の成果を踏まえ、第2期は、プログラム最大の特徴である「宗教」の観点から内容をより深化させることとし、講義や大学訪問などを通じた参加者と日本のイスラム研究者とのネットワークづくりや、日本におけるイスラムコミュニティの活動なども取り上げ、今後の緊密な連携や協力体制の構築につなげることを目指します。

研修テーマ、参加者

第1期/テーマ:日本の近代化 (※ 概要掲載準備中)

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部アジア・大洋州チーム 担当:二子、富島
TEL:03-5369-6070

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