北京日本学研究センター事業 概要

北京日本学研究センター建物外観

北京日本学研究センターは、中国における日本語・日本研究、日本との交流に携わる人材の養成を目的として、1979年の大平正芳首相(当時)と華国鋒主席(当時)の合意に基づいて設立された「日本語研修センター(通称「大平学校」、1980年設立)」の後を受け、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)および中国教育部双方の協議により85年に開設されました。現在は北京外国語大学及び北京大学の2カ所において実施しています。

図書館

ジャパンファウンデーションは同センターの運営に協力し、日本研究・日本語教育の専門家の派遣、大学院生等の日本への招へいを実施しているほか、運営経費支援、各種刊行物出版支援、教材・研究用図書・機材の寄贈等を通して、同センターの研究・教育環境を整備しています。

1.北京外国語大学実施分(北京日本学研究センター)

(1)大学院修士・博士課程

自習室

日本語学、日本語教育学、日本文学、日本文化、日本社会、日本経済の6専攻の大学院修士課程を設置しています。 ジャパンファウンデーションは修士課程・博士課程それぞれに、日本の指導教官のもとで論文執筆のための資料収集・文献調査を行う訪日研究の機会を提供しています。

これまでこのセンターで養成された学生数は以下のとおりです(2016年8月現在)。

  • 大学院修士課程 31期生まで794名
    (うち修士学位取得者 29期生まで679名)
  • 国費留学博士課程 22期生まで 79名(2011年終了)
  • 北京日本学研究センター博士課程 16期生まで91名
    (うち博士学位取得者48名)

なお、本事業での教育支援のためジャパンファウンデーションはこれまでのべ607名の専門家を同センターに派遣しています(2016年春学期まで) 。

2.北京大学実施分(現代日本研究センター)

現代日本の経済、行政、産業、社会等の現状および諸制度の研究、また政府と産業界を中心とする政策形成過程の研究を行ない、現代日本に関する適切な知識と専門的知見を備えた中国人専門家を養成することを目的として、1990年より中国の官公庁・企業の若手幹部及び日本研究者を対象に開設された講座で、理論と政策実務に関する講義を実施してきました。2000年より北京大学の社会科学系学科に所属する修士・博士課程の学生も対象に加え、同様の講義を実施しましたが、2006年より対象を北京大学社会科学系学科に所属する博士課程の学生のみとし、より高いレベルでの教育、研究成果を目指すものに変更しました。

当センターにおける講義は、ジャパンファウンデーションより派遣される10名程度の日本人研究者(大学教授、行政官等有識者)および、北京大学を中心とする中国側教授陣によって行なわれ、修了生は、中国各地の官公庁、産業界、学界等において幅広く活躍しています。また、北京大学大学院在籍者は、本講座を受講終了することにより、北京大学の正規履修単位として6単位が認められています。
これまで、社会人・北京大学大学院生合わせて514名がこの講座を受講しました(2016年8月現在)。また、ジャパンファウンデーションは、本講座に対して、これまでのべ275名の専門家(教授)を派遣しています(2016年春学期まで)。

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部 アジア・大洋州チーム
電話:03-5369-6070
ファックス:03-5369-6041
Eメール:asiaoceania@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)

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