日本語教育論集 世界の日本語教育 第17号 要旨

「~てならない」、「~てたまらない」、「~てしかたがない」の使い分け
―日本語母語話者と日本語学習者の比較―
【PDF:125KB】
杉村泰(名古屋大学大学院国際言語文化研究科助教授)

本稿は日本語の「~てならない」、「~てたまらない」、「~てしかたがない」の使い分けについて論じたものである。これら3つの表現はいずれも自発的感情や感覚の程度が非常に高いことを表す点で共通する。本稿ではこの3つの表現の違いを明らかにするため、日本語母語話者に対してアンケート調査を行なった。その結果、日本語母語話者は、「~てならない」は「気がする」、「思える」などと共起して自然にある思いがこみ上げてきて頭から離れないほど甚だしいことを表し、「~てたまらない」は「寂しい」、「暑い」などと共起して精神的・身体的な刺激によって生じる感情や感覚の程度が耐えられないほど甚だしいことを表し、「~てしかたがない」は「気になる」や「腹が立つ」などと共起して自然に湧き起こる感情や感覚の程度が制御できないほど甚だしいことを表すのが典型的用法であると捉えていることが明らかとなった。一方、日本語学習者は3つの表現とも「寂しい」、「暑い」、「痛い」などとの共起を典型例と捉え、母語話者の「~てたまらない」と似た使用規則で理解していることが明らかとなった。以上の結果は、辞書や文法書の編纂、及び日本語教育に資するものであると考えられる。

現代日本語における形式名詞「せい」の意味・用法
【PDF:114KB】
タナン・ポンサン (プリンス・オブ・ソンクラー大学パッタニー校講師)

現代日本語には、「せい」という形式名詞がある。「せい」は話し手の主観的な評価を伴う因果関係を表す表現で、日常的によく使用されている。しかし、文型辞典や日本語の教科書には、「せい」については少ししか記述されておらず、本格的な研究はあまりなされていないようである。このため、「せい」が文中で実際にどのように使用されているのか、また、いかなる特徴があるかは十分に把握できない。
そこで本研究では、小説から採集した実際の用例を用いて分析を行い、現代日本語における「せい」の意味・用法について明らかにすることを目的とする。
分析の際、現れた形式によって、「せい」を主にせいで「せいか」「せいだ」「せいに―」「せいも―」の五つに分類して考察する。本稿は、用例の量的分布と各形式の相互関係を考慮し、「せいで」「せいか」「せいだ」「せいも―」の形を中心に、その意味・用法を順に考察していくことにする。
研究結果として、「せい」の各形式は「評価性」「文中での位置」などの観点で、相互的に使い分けられている。そして、〈望ましくない結果〉の場合だけでなく、因果関係の確定性・他の原因の存在などの条件で、〈望ましい結果〉の場合でも使用できることが分かった。
この研究の成果が、日本語教育現場に多少なりとも役立てばと願っている。

中日母語場面の話題転換の比較
―話題終了のプロセスに着目して―

【PDF:162KB】
楊虹(お茶の水女子大学大学院生/東京成徳大学非常勤講師)

近年日本語学習者の話題転換についての研究が見られ、これらの研究は共通して学習者の話題転換が時には母語話者に唐突な印象を与えると指摘している。しかし、従来の学習者の個々の話題転換表現のみの分析では限界がある。また、学習者の話題転換行動の問題点を考える際、学習者の日本語能力のほか、その母語の影響についても指摘されている。そこで、本研究は、中日母語場面の話題転換に焦点をあて、会話参加者間の相互行為の観点から、話題終了のプロセスを比較分析し、両者の相違を明らかにした。データは中日母語場面それぞれ11組の女子大学生同士の初対面会話(20分)を用いた。
分析の結果、中日母語場面では、協働的終了、一方的終了、突発的終了という3つのパターンが共通して見られる。しかし、それぞれのパターンの割合は大きく異なっている。中国語母語場面では、この3パターンの割合は、それぞれ41%、21%、38%となっており、話題転換における話題終了のプロセスのパターンに偏りが見られない。一方、日本語母語場面では、それぞれ92%、7%、1%となっており、協働的終了が圧倒的に多い。日本語母語場面では、協働的終了がもっとも基本的な話題終了のパターンであるのに対し、中国語母語場面では、基本的な話題終了のパターンは見られない。
本研究は、中日母語場面の会話における話題終了のプロセスの分析を通して、話題転換における中日母語話者の会話のスタイルの相違を明らかにした。本研究で得られた知見は、接触場面の話題転換研究の基礎研究になり、中国語母語話者の学習者の話題転換における問題点の解明に貢献できると考える。

擬声語・擬態語の音象徴:英語話者はどんな笑い方・歩き方ととらえるのか
What do English Speakers Know about gera-gera and yota-yota?: A Cross-linguistic Investigation of Mimetic Words for Laughing and Walking

【PDF:151KB】
岩崎典子(Assistant Professor, University of California, Davis)
デービッド・P・ヴィンソン(Research Fellow, University College London)
ガブリエラ・ヴィリョコ(Professor, University College London)

The relation between word form and meaning is considered arbitrary; however, Japanese mimetic words, giseigo and gitaigo, are exceptions. For giseigo (words mimicking voices), there is a direct resemblance (‘ico-nicity’) between the sound of the word and the sound it refers to; for gitaigo (words that mimic manners/states) there is a symbolic relationship (‘sound symbolism’) between the sound and the manner/state to which the word refers. While native speakers intuitively recognize these relationships, it is questionable whether speakers of other languages are able to access the meaning of Japanese mimetic words from their sounds. In the current study, we asked native English speakers with no prior experience with the Japanese language to listen to Japanese mimetic words for laughing (giseigo) and for walking (gitaigo), and rate each word’meaning on semantic differential scales (e.g. s “GRACEFUL-VULGAR” (laughing), “GRACEFUL-CLUMSY” (walking)). We compared English and Japanese speakers’ ratings and found that English speakers construed many of the features of laughing in a similar manner as native Japanese speakers (e.g., words containing /a/ were rated as more amused, cheerful, nice and pleasant laughs). They differed only with regard to a few sound-meaning relationships of an evaluative nature (e.g., words for laughing containing /u/ were rated as more feminine and graceful, and those containing /e/ were rated as less graceful and unpleasant). In contrast, for the words referring to walking, English speakers’ ratings differed greatly from native Japanese speakers’. Native Japanese speakers rated words beginning with voiced consonants as referring to a big person walking with big strides, and words beginning with voiceless consonants as more even-paced, feminine and formal walking; English speakers were sensitive only to the relation between voiced consonants and a big person walking. Hence, some sound-meaning associations were language-specific. This study also confirmed the more conventional and lexicalized nature of the mimetic words of manner.

韓国語母語話者の複合動詞「~出す」の習得
―日本語母語話者と意味領域の比較を中心に―

【PDF:162KB】
白以然 (お茶の水女子大博士後期課程)

本稿は複合動詞「~出す」において、韓国語を母語とする学習者はどのような「意味領域」を持ち、母語話者とはどのようなところで相違しているかを考察する研究である。「~出す」は出現頻度の高い語彙であるだけではなく、学習者の母語である韓国語にもそれと似ている意味と用法を持つ対応語(「韓国語(naiad)の文字画像~(naiad)」)が存在する。特にこの母語対応語の概念が日本語語彙の概念形成にどのような影響を与えるかを考察する。そのため22項目の「~出す」が使われた文判断テストを実施したが、そのうち半分である11項目は学習者の母語である韓国語の直訳では自然であるが、日本語にすれば不自然な文である。実験の結果、学習者は22項目のうち、17項目で母語話者と有意な差を示し、両者の語彙に関する概念に差があることがわかった。様々な項目において、学習者は母語の対応語の意味を「~出す」に適用する傾向が見られたのである。しかし、学習者が母語直訳のみを頼りに、母語の概念をそのまま目標言語に適用して判断を下したのではなかった。「~出す」の様々な意味の中で「基本的で具体的な意味」を含んでいる項目の場合、学習者の受容度はより高くなっていたが、ここには母語の「無標性」と「~出す」の意味構造という2つの要因が絡んであると思われる。母語で「有標」と感じられた項目の受容度はそこまで高くなかった。学習者の判断基準は母語知識の選択的な使用、日本語に対する不完全な知識、またその語彙に関する学習経験から形成され、このように様々な要素が介入するので、母語話者とは違う意味領域を持つようになると思われる。

断りに用いられる言い訳の日英対照分析
【PDF:124KB】
西村史子 (ワイカト大学人文学科(東アジア研究)講師)

本研究は、勧誘の断り談話における日英対照研究で、特に被勧誘者の言い訳を中心に分析したものである。断りの研究は日本語に限ってもかなりあるが、同条件下の談話資料を二言語から収集し対照した研究、言い訳の内容に注目した研究はまだない。本研究では、日本、ニュージーランド(以下NZ)で友人同士のペア、各々32組、30組から平均48秒、67秒の談話をロールプレイの手法で収集し、書き起こししたものを分析資料とした。結果、両資料で同じような言い訳、勧誘方法が観察されたが、相違点も見られた。即ち日本資料で「体調不良」をより多くが言い訳として用いたこと/勧誘者の断りを受け勧誘者は、 日本資料では被勧誘者の言い訳へ反駁する形で、NZ資料では譲歩案を提示する形でより多く再勧誘が行なわれ、そしてこの再勧誘の仕方の傾向は被勧誘者の断りの言い訳の内容に関係なかったこと/日本資料で勧誘者が被勧誘者に対し断りの説明をより求め、そして被勧誘者も説明を供給したことが挙げられる。これら結果は、日本資料では言い訳は断りの方便であり、勧誘者は言い訳の内容によって臨機応変に交渉するというよりは極端に言うと、そこで更に再勧誘するか、勧誘を断念するかの二者択一的に行動したように解釈できる。言い訳が方便でなく歴とした情報を伝えているかどうかはそこで詳細を聞き込むしかなく、このため日本資料でより詳細説明が生じたと思われる。これに対しNZ資料では言い訳を字面通り受け取り、そこから双方に都合がよい妥協案を探る方向で会話が進められたと考えられる。日本資料で特に「体調不良」が多く使われたのは、それが翻しにくい状況であり、かつ断りの方便として常套化している可能性がある。

格助詞「に」の統一的分析に向けた認知言語学的アプローチ
【PDF:122KB】
菅井三実 (兵庫教育大学大学院准教授)

本稿は、現代日本語の「ニ格」に認められる多様な用法を包括的に考察し、認知言語学的な手法によって一元的に特徴づけるとともに、特に周辺的な現象として扱われて来た[起点]および[動作者]の用法について、意味分析に基づいた統一的な説明を与えるものである。本稿で言う認知言語学的アプローチとは、意味を解釈と規定する意味観に基づく点であり、言語話者の解釈に依存する分析をいう。
第1節では、「ニ格」の意味役割を概観した上で、 空間的な用法において、自動詞の主格NPまたは他動詞の対格NPが与格NPに《一体化》するという観点から一元化され、同時に《一体化》に《融合性》《密着性》《到達性》《接近性》という程度差を認めることで、個別の意味役割を一元的に整理できることを示した。第2節では、「ニ格」の用法のうち非空間領域の用法を取り上げ、空間次元と並行的に、《一体化》という単一の軸の上に整理できることを確認した。
第3節では、周辺的な意味として、「友人に本を借りる」のような[起点]の用法を取り上げ、主格NPから与格NPへのエネルギー伝達を前提とする点で、[起点]の用法が[着点]の基本的含意を継承しており、移動主体との乖離を前景化する「カラ格」と弁別的に区別されることを具体的に示した。
第4節と第5節では、受動文の動作者標識としての「ニ格」を取り上げ、(1)受動文においても「ニ格」は主格または対格へのエネルギーの到達が保証される点で基本的な意味を保持する、(2)複合辞「ニヨッテ」は〈出来事を引き起こすもの〉をプロファイルする、(3)「カラ格」は、主格NPと動作者相当句とが離脱した状態にあることをプロファイルする、 という点で弁別的に区別されることを例証した。
本稿の分析を通して、「ニ格」の意味を統一的に規定すると同時に、解釈によって多様な振る舞いを見せる「ニ格」の用法を統一的に説明できることが示されたと思われる。

アルゼンチン(亜国)「ときめき日本語レベルテスト」作成、実施報告
―日本語能力試験4級に達しない学習者を対象にして―

【PDF:113KB】
豊田真規 (鳥取大学大学院教育学研究科大学院生)
森由卯子 (在亜日本語教育連合会付属日本語教育センター講師)

アルゼンチンでは国際交流基金主催の「日本語能力試験」が1988年より実施され、多くの学習者が受験している。しかしながら学習レベルが「日本語能力試験」4級に達しない学習者も多い。在亜日本語教育連合会付属日本語教育センターでは、これらの学習者に対し、学習段階に応じてその力を確かめることと、励ますことを目的に「ときめき日本語レベルテスト」を作成、実施している。本稿ではテスト作成背景、作成手順、テスト概略、受験者傾向、2005年度実施テストの結果と分析を報告する。
「ときめき日本語レベルテスト」には5級と6級(各級の問題は、文字・語彙、聴解、文法・読解)が設置されており、いずれも13歳程度以上の成人向けである。5級は日本語学習100時間程度、6級は日本語学習50時間程度の学習者を対象としている。テストは出題基準と過去問題のデータベースを資料に作成されているが、出題基準はアルゼンチンで広く利用されている教科書6冊を基礎としている。問題作成は出題基準の改正から始まり、約半年かけて行われる。結果はレベル認定と、素点、得点率が学習者及び各申込校に各種問題別に全体平均得点率と共に送付される。
2005年度における受験者数は5級が166人、6級が246人であった。テスト結果の傾向を見る資料としてレベル認定率、基本統計量、相関係数とα係数、総得点と人数のヒストグラムを示した。また、項目分析資料として正答率と弁別指数を算出した。正答率が一定の数値以外の項目及び正答率が一定の数値以内でかつ弁別力が一定の数値以下の項目は今後の検討の対象となるべきもので、 このような分析はこれからの問題作成上の参考になると思われる。最後に「ときめき日本語レベルテスト」がより広く普及、実施されるための課題が提案される。

コンテントベースを導入した国際企業研修プログラムのためのカリキュラム
【PDF:103KB】
藤岡典子 (シンシナティ大学日本語学科助教授)
中窪高子 (アイオワ大学第二言語習得学部大学院生)

本稿は、米国、シンシナティ大学で行われている国際企業研修プログラム(International Coop Program、以下ICPと言う)で実施した日本語のカリキュラムに関する実践報告である。
ICPには、6週間の夏期言語集中コース、2週間の春期言語集中コース、及び、アメリカ国外での5ケ月の企業研修などが含まれている。ICP・日本グループのカリキュラムでは、言語コースにプロポーショナルシラバスを採用し、基本的な文法力を確立することから始め、最終的には日本での日常生活やビジネスの場での会話を駆使できるレベルに到達できることを目標としている。また、これらのコースにはコンテントベースカリキュラムを導入し、学生の専門分野の内容と学習言語とを統合した学習活動を積極的に取り入れている。それにより、言語の学習をより意味のあるものにすることができるだけでなく、ICPの学生の場合は、学習言語を使いながら海外の企業研修に従事することで、グローバルな視野を広げて卒業後の就職に役立てることができるという利点がある。夏のコースの学生を対象に実施したアンケート調査からも、このような活動に対して学生が好意的な意見を持っていることが分かった。
ICPの学生はほとんどが工学の専攻であることから、コンテントベースカリキュラムを実現させるためには、様々な技術用語が必要となる。そこで、筆者らが作成中の技術用語の辞典について、学生の意見に基づき改訂を続けている過程について説明する。最後に、日本で企業研修中の学生各自が日本語の学習を続けられるよう、日本企業のウェブサイトを基に開発した読解、聴解教材について紹介する。今後は、この教材の使用状況を調査し、自律学習の問題点や、学生が言語学習と企業研修をどのように結び付けて自律学習を進めていったかなどの点について調査を続けていきたい。

学習環境をデザインする
―学習者コミュニティーとしての日本語教師養成コース―

【PDF:130KB】
トムソン木下千尋 (ニューサウスウェールズ大学言語学部日本研究准教授)

本稿は、学習者参加型の教師養成コースの学習環境のデザインを報告、検討する。このコースは社会文化理論に基づいた日本語授業ができる教師の養成を目指し、コースの文脈自体を理論の実践として実現した。社会文化理論は学習を個人的なものではなく、社会的文脈の中で起こると考える。ここでは、コース・デザインの枠を超えた学習環境のデザインのなかで、学習者が様々な媒体を介してクラスメートと協働しながら、同時に学習者オートノミーを促進し、学習者コミュニティーの成員として新しい理解の構築に参加していった。本稿では、はじめに社会文化理論と学習者オートノミーの接点を簡単に述べ、当該コースの学習環境のデザインを概観する。続いて活動理論の枠組みを用い、学習環境を主体、リソース、対象、規則、コミュニティー、役割分担の視点から捉え、分析する。さらに、環境デザインのなかで起こるコミュニティーの変容自体を学習と捉えて考察する。その成果を報告し、コースの実践に参加した大学院生の将来に期待をかける。

*本稿は、日本語教育学会平成18年度春季研究大会に発表した論文の一部に加筆修正を加えたものである。

ナショナル・スタンダーズの日本語教育への応用
―国際関係大学院における日本語カリキュラムの開発―

【PDF:107KB】
牛田英子 (カリフォルニア大学サン・ディエゴ校国際関係・環太平洋地域研究大学院専任講師)

アメリカにおける日本語教育では1999年にナショナル・スタンダーズ(Standards for Foreign Language Learning for the 21st Century)が発行されて以来、バイブル的な存在になりつつある。スタンダーズは、5つの学習目標と11のスタンダード(学習基準)から成り立っており、幼稚園から日本語を学習し始めたとして4年生、8年生、12年生、そして大学卒業時までに何ができるようになっていることが望ましいかという到達目標を明示している。このスタンダーズはコースの学習目標や目的設定を助け、教育の質を徐々に向上させていく効果があると期待されている(片岡・當作・古山2001:146)。その目標を達成するためのアプローチや教授法の選択は各教師に委ねられている。スタンダーズの対象は幼稚園から大学レベルまでであるが、本稿では大学院レベルへの応用の可能性を探るため、国際関係を専門とする大学院での日本語コースで試みたカリキュラム作成過程と実践例を報告する。スタンダーズの目標達成のために内容重視のアプローチ、多様な学習リソースの活用、そしてACTFL言語運用ガイドラインを包括的に統合する方法を取った。「国際社会の中の日本:日本の役割」と題したコースを紹介し、スタンダーズを採用した到達指標、コース内容、アクティビティーの例を提示した。学生のコース評価の結果、日本語コースは「難しい」と感じられたものの、全体的に非常に高く評価されていることが明らかになった。学生の満足度を高める要因は「楽しい」、「学習内容の質」、「テクノロジーの有効利用」などが挙げられた。この結果から、スタンダーズの大学院レベルの日本語教育への有効性が支持され、このような学習目標・基準の意義と幅広い応用性を持つフレームワークとしての利用を提案する。


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