日本語学習サポートサイト「まるごと+(まるごとプラス)」で、「初級1(A2)」サイトを開設

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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、
JF日本語教育スタンダード」に準拠した日本語の教科書『まるごと 日本のことばと文化』の内容に沿って日本語や日本文化を学ぶことができるサポートサイト 「まるごと+(まるごとプラス)」で、海外で日本語を学ぶ成人学習者の学びを支援しています。

このたび、同サイトで、新たに「初級1(A2)」レベルの学習者向けコンテンツの提供を、日本語と英語で始めました。

このサイトを利用すると、学習者は、教室では、先生と一緒にテキストを使って学び、自宅では、自分のペースでウェブサイトを使って復習や練習をすることが可能です。

【まるごと+(まるごとプラス)概要】
サイト名 まるごと+(まるごとプラス)
対象 海外で日本語を学ぶ成人学習者
制作・運営 独立行政法人 国際交流基金関西国際センター
特徴
  • 動画や音声を多用し、実際に日本語が使われている場面や日本人の生活、文化を実感できるような学習コンテンツ
  • 文字学習(ひらがな・カタカナ・漢字)、会話練習、文法問題、日本文化紹介など、総合的に日本語・日本文化について学習
  • 『まるごと 日本のことばと文化』に出てくる語彙や表現の検索、自分に必要な語彙を集める「MY LIST」の作成
【初級1(A2)サイト概要】
対応言語 日本語・英語
レベル

JF日本語教育スタンダード」では、日本語の熟達度別に応じて、基礎段階の言語使用者(A1、A2)、自立した言語使用者(B1、B2)、熟達した言語使用者(C1、C2)の6段階にレベルを設定しています。
今回、サポートサイトを開設した「初級1(A2)」は、以下のことができるレベルです。

  • ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よsく使われる文や表現が理解できる。
  • 簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。
  • 自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。
コンテンツ例 初級1(A2)のコンテンツ例
  • 「ドラマでチャレンジ」
    利用者がドラマの主人公となる一人称目線の動画を見ながら、日本語でのコミュニケーションをシミュレーションできるコンテンツ
  • 「せいかつとぶんか」
    「お弁当」「妻と夫の役割」など、9つのテーマについて、日本人や世界の人の生活や習慣、考え方を紹介するコンテンツ。

日本語教科書『まるごと 日本のことばと文化』

国際交流基金がJF日本語教育スタンダードに基づいて開発した、日本語を使ってコミュニケーションをすることと、異文化を理解し尊重することを重視してデザインされた日本語学習者向けの日本語教科書。
学習者が日本にいなくてもことばや文化を学ぶこと自体を楽しめるように、内容と方法を工夫されています。各トピックで、多様な文化背景を持つ人々が日本語で交流する場面を設定し、それぞれの場面で話される自然な会話をたくさん聞くと同時に、写真やイラストを通して日本文化のさまざまな側面を感じられるようにデザインされています。

URL: http://marugoto.org

関連サイト

日本語学習サポートサイト「まるごとのことば」

日本語教材『まるごと 日本のことばと文化』で使われている語彙や表現が学べる日本語学習者向けのサイト。必要なときにすぐ調べられるよう、スマートフォン用のページも提供しています。
対応言語:日本語、英語、スペイン語

URL: http://words.marugotoweb.jp/

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
関西国際センター 教育事業チーム
担当:大澤
電話:072-490-2601 ファックス:072-490-2801
Eメール:jpf-kansai@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)

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