日本語教育通信 授業に役立つホームページ 第13回

授業に役立つホームページ

第13回 料理のレシピ

みなさんは、どんな日本料理を知っていますか。何か日本料理を作ったことがありますか。また、日本人の友だちに自国の料理の作り方を日本語で教えてあげることができますか。今回は、みなさんといっしょに料理のレシピ(作り方)のサイトをのぞいて、①日本料理のレシピを読み、②レシピのサイトを使った授業のアイデアを考えることにします。

図1 すきやきの作り方の様子の画像
図1 すきやきの作り方 http://cookpad.com/mykitchen/recipe/detail.cfm?RID=217183

<レシピのサイトを探す>

図2
レシピサイトの画像

料理の作り方を紹介している日本語のサイトはたくさんあります。Google http://www.google.co.jp/ などの検索サイトを使って「料理 レシピ」で検索して、気に入ったサイトを探してください。今日は、クックパッド http://cookpad.com/
(図2)から、海外でもよく知られている日本料理のひとつ「すき焼き」の作り方を見てみましょう。すき焼きには、いろいろな種類がありますが、図1はそのひとつです。

<レシピを読む>

 料理のレシピは、材料や調味料や調理方法など、特有の語彙が使われているので、一見むずかしそうに見えます。でも、ひとつひとつの文は短くて、文法も簡単です。また、「1,2・・・」のように順を追って書かれているので、語彙さえわかれば、むずかしくありません。
調理法の言葉:焼く、炒める、煮る、蒸す わからない言葉の意味を調べるときは、テキストをコピーして、学習支援ソフト「リーディングチュウ太」http://language.tiu.ac.jp/tools.html の「辞書ツール」を利用すれば、言葉の意味がわかるので便利です。(図3)

図3 リーディングチュウ太「辞書ツール」(日→英)結果に関する画像
図3 リーディングチュウ太「辞書ツール」(日→英)結果

<授業のアイデア>

 学習者がレシピに書いてあることが理解できたら、発展的な活動として、次のような練習をさせることができます。

  • 口頭でレシピの内容を紹介
     学習者のレベルに応じて、教師が説明モデル(例参照)を示すようにすると、話しやすくなります。いろいろな料理について、紹介しあわせると楽しいと思います。

    例)______の作り方をご紹介します。
    材料は_____________________です。
    作り方ですが、まず、 ________________。
    次に、_______________________。
    それから、 _____________________。
    最後に、______________________。
    ____________________て、食べます。

  • 自国の料理の作り方について紹介
     学習者に、自国の料理のレシピを日本語で書かせたり、口頭で説明させたりするのも楽しい活動です。レシピのサイトで見つけた表現を使って、書かせてみましょう。ボルシチ(ロシア料理)、トム・ヤム・クン(タイ料理)、パエリア(スペイン料理)など、日本でも人気のある海外の料理はホームページでも紹介されています。自分の国の料理が日本語で紹介されているかどうか、検索サイトを使って調べてみると、書くときの参考になります。
  • レシピを投稿
     料理のレシピのサイトに、学習者が作ったレシピを投稿させてみてはどうでしょう。自分の書いたレシピがホームページにのって、世界の友だちに見てもらえるというのは、学習の動機付けにもなります。
     *クックパッドなら、「レシピをのせる」https://cookpad.com/post/index.cfmのページから投稿できます。

<生教材はちょっとむずかしいという人には>

 「料理には興味があるけど、日本語の生教材はむずかしい」という方は、国際交流基金の「みんなの教材サイト」http://minnanokyozai.jp/の「教材用素材」の中にある「写真・イラスト」を利用してください。写真パネル「すき焼き」(図4)には、授業のアイデア紹介https://minnanokyozai.jp/kyozai/home/ja/render.do(ワークシート、会話例つき)もあり、初級レベルのクラスでも使えますから、ぜひ、見てください。
*「みんなの教材サイト」の利用には登録が必要です。上のアドレスのページを見てください。

図4

★海外では、手に入りにくい材料もありますが、みなさんの国の似ている材料を探して、ぜひ、日本料理をトライしてください。

このコーナーの担当者:藤長かおる・島田徳子)
(日本語国際センター専任講師)

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