ナタポン ジャラット

タイ
Indicator Academy
ナタポン ジャラット
JARAT, Natthaphon

国際交流基金での生活と言えば、「ふるさとの日本語の教授法」だと思います。基金での生活は最高でした。
2003年春に日本に初めて来ました。今でもその懐かしい気持ちをまだ思い出しています。そのあと、2~5回目の日本では特別な感動した気持ちはありません。そして、僕の6回目の日本、長期研修は、信じられないほど「一番最初に日本についた気持ちだ」という感じがしました。どうしてかと言うと、世界中からの新しい友達ができたり、異文化交流の勉強ができたり、「学生の生活」に戻れる気持ちがしました。皆さんも知っている通り、いつも外国人とコミュニケーションする場合、口からまず英語が出てしまいますね。しかし、基金では英語なしでした。日本語で日本人以外の外国人と話しかけるのは「初の経験」で、とても可笑しいと思いました。基金は「ふるさとの日本語の教授法」のようですね。担当先生は親、基金のスタッフたちは親戚、友達は兄弟か親友みたいです。「先生たちよ、友達よ、基金の周りの木よ、まだ元気にしているかなあ? 何をしている?基金の庭はもう紅葉している?食堂の食べ物はまだその味がしている?」といろいろなことを思っています。
帰国してから基金での経験や知識を生かして、経営学の日本語を教えたり、タイ日オンライン辞書やインダストリーの向け専門用語を作ったり、日本ビジネス関係の仕事を沢山しています。タイ国王空軍の通訳、光栄にもシリパージュターポーン王女の翻訳の仕事などもさせていただいています。長期研修のときは、泰日工業大学の教師でしたが、現在、インディケーターアカデミーという高校生向けの塾を自営業しています。
皆さんと「ふるさと」へ帰りたいです。一生忘れることのないチャンス、基金に感謝したいと皆さんに伝えたいです。

参加した研修:2008年度海外日本語教師長期研修

ナタポン先生の写真
ナタポン先生と学生の写真
集合写真

ナタポン ジャラット【PDF:356KB】