夷石 寿賀子(いせき すがこ)ISEKI Sugako

学歴

麗澤大学大学院 言語教育研究科 日本語教育学専攻 博士課程後期 単位取得退学


おもな教授歴

  1. 双葉外語学校 非常勤講師
  2. 国際交流基金 パリ日本文化会館 日本語教育指導助手
  3. フランス パリ・ディドロ(第七)大学 講師
  4. ドイツ マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク 講師
  5. 神奈川大学 非常勤講師
  6. 国際交流基金日本語国際センター 教材開発チーム
  7. 青山学院大学 非常勤教師 など

執筆論文、著書、発表など

  • 篠原亜紀・夷石寿賀子(2023)「CBT方式による日本語スピーキングテストの試作と試行―テストの品質と項目数の検証―」『国際交流基金日本語教育紀要』19、1-14
  • 篠原亜紀・夷石寿賀子・石田華奈子・李文鑫(2021)「CBT 方式によるスピーキングテストの現状」『国際交流基金日本語教育紀要』第17号
  • 夷石寿賀子(2017)「中等教育日本語初学者向けアプリ『エリンと挑戦!にほんごテスト』の開発」(ポスター発表),2017年度日本語教育学会秋季大会
  • 夷石寿賀子(2017)「日本語初学者向け教材開発におけるターゲットの調査・分析」,日本教育工学会第33 回全国大会
  • 夷石寿賀子、川上ゆか(2017)「訪日インバウンド向け日本語教材の「広島観光Can-doリスト」と「言語使用場面」」 (ポスター発表),EAJS2017 Conference in Lisbon
  • 夷石寿賀子(2012)「日本語教師とE-Learning-MoodleILIASでのコース作成の実践と課題―」,第18回ドイツ語圏大学日本語教育研究会シンポジウム
  • 夷石寿賀子(2010)「パリ・ディドロ大学における日本語e-Learningについて」,E-Learning in Deutschland und Europa
  • 夷石寿賀子、新井優子、ジロー岩内佳代子、小間井麗、中島晶子、大島弘子(2009)「Moodle を利用した日本語コースデザインについて―オープンリソースシステムの利用と可能性―」,第14回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム
  • 夷石寿賀子(2008)「日本語教師研修を考える ―パリ日本文化会館の日本語教師のための研修会を例として―」,第10回フランス日本語教育シンポジウム
  • 夷石寿賀子、北條淳子(2007)「欧州における日本語教師研修会開催の意義と課題―欧州日本語教師研修会報告―」 (ポスター発表),第12回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム
  • 夷石寿賀子(2007)「日本語コーパスの現状と将来 ―言語研究,日本語教育に向けて―」,第9回フランス日本語教育シンポジウム
  • 千葉庄寿、夷石寿賀子、陳君慧(2006)「『青空文庫』を言語コーパスとして使おう―メタデータ構築による歴史的・社会言語学的研究への応用の試み―」(ポスター発表),言語処理学会第12回年次大会
  • 夷石寿賀子(2005)「日本語の接触動詞における構文交替について―接触動詞「さわる」「ふれる」を中心に―」,『日語研究』31,韓国日本語教育学会
  • 夷石寿賀子(2004)「日本語コーパスを利用した格助詞の研究―接触動詞における格助詞の交替を中心として―」,韓国日本語教育学会 第41回国際学術大会
  • 夷石寿賀子(2003)「鳥取方言のカラ方言について」,『言語と文明』1,麗澤大学大学院言語教育研究科

所属学会

ヨーロッパ日本語教師会、英語コーパス学会、日本教育工学会、日本語教育学会


ひとこと

「話す」ではなく「伝わる」「伝える」とは何だろうという壁に前職でぶつかり、紆余曲折を経て、気がつけば日本語教育の世界にやってきました。元々文法が専門で、コーパスに基づいた研究も行っていましたが、近年は教材制作、特にeラーニングに関わることが多くなりました。教室授業とはまた少し違うeラーニングにおけるコースデザイン、構築、運営などについて、特にeラーニングだからこそ出来ることと、学習者との関わり方を中心に考察しています。また欧州で教えていた経験からCEFRJFスタンダードも関心があります。