清水 まさ子(しみず まさこ)SHIMIZU Masako

学歴

  • 日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期修了
  • 日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期満期退学
  • 学位:博士(文学)

おもな教授歴

  • Cockatoo primary school 日本語アシスタント(豪州メルボルン教育省主催日本語アシスタントプログラム参加)
  • 新羅大学外国語文学部日語日文専攻専任講師(韓国・釜山)
  • 日米会話学院日本語研修所非常勤講師、イーストウエスト日本語学校非常勤講師
  • ナガヌマスクール東京日本語学校非常勤講師、日本大学教育推進課日本語講座非常勤講師
  • 聖学院大学人文学部日本文化学科非常勤講師、大東文化大学文学部日本語学科非常勤講師

所属学会など

日本語教育学会、留学生教育学会、アカデミック・ジャパニーズ研究会


執筆論文、著書、発表など

執筆論文

  • 「分裂文と非限定的連体節の話題導入機能の違い」(2005)『国文目白』44,日本女子大学
  • 「談話のジャンルと接続表現との関係—新聞の報道文とコラムを比較して−」(2006)『東アジア日本語教育・日本文化研究』9,東アジア日本語教育・日本文化研究学会
  • 「レベル差があるクラスでの学習者の意識—教養科目としての日本語を学ぶ学習者からのアンケートを基に—」(2007)『東アジア日本語教育・日本文化研究』10,東アジア日本語教育・日本文化研究学会
  • 「異なる専門分野における引用文の表現方法—5種類の人文系論文を比較して—」(2009)『日本女子大学文学研究科紀要』15,日本女子大学
  • 「先行研究を引用する際の引用文の文末表現—テンス・アスペクト的な観点からの一考察—」(2010)『日本語教育』(147),日本語教育学会
  • 「学術論文でノダ文はどのように用いられているのか」(2012)『日本語/日本語教育』3, 日本語/日本語教育研究会
  • 「留学時の論文執筆経験が帰国後の論文執筆指導に与える影響 : インタビューの質的分析から」(2013)『留学生教育』18(トンプソン美恵子・張 瑜珊との共著),留学生教育学会
  • 「学習者の文法と教師の文法 : ノンネイティブ日本語教師研修を通して (特集 日本語教育文法の今)」(2013)『日本語学』32(7)(木田真理との共著),明治書院
  • 書評:江田すみれ著『「ている」「ていた」「ていない」のアスペクト : 異なるジャンルのテクストにおける使用状況とその用法』(2014)『国文目白』53,日本女子大学
  • 「現実会話と小説内会話における引用文の使用傾向―「ッテ+動詞」の形を中心に― 」(2020)『国文目白』59,日本女子大学
  • 「現実会話と小説内会話における「ッテ」文末引用文の使用傾向」(2022)『国立国語研究所論集』22,国立国語研究所
  • 「海外在住日本語教師が抱える文法授業における課題」(2023)『国際交流基金日本語教育紀要』19(湯本かほりとの共著)

口頭発表、ポスター発表

  • 「レベル差があるクラスでの『聞き手を意識させる』発表指導について」(2006)第15回小出記念日本語教育研究会 ワークショップ提言者(東京)
  • 「専門分野が異なれば先行研究の引用方法も異なるのか—5種類の人文系論文を比較して—」(2008)第7回日本語教育国際研究大会(韓国・釜山)
  • 「人文系論文における引用文の文末はどのように書けばいいのか—アスペクト的な観点からの一考察—」(2008)日本語教育学会秋季大会(山形)
  • 「人文系論文における判断表現の使用パターン—日本語学習者の論文指導に生かすために—」(2009)日本語文法学会第10回大会(東京)
  • 「学術論文の本論における論の展開—異なる構造の論文を比較して—」(2011)第27回社会言語科学会(東京)
  • 「構成要素の出現状況に基づく文章・談話の構造分析」(2012)日本語教育国際研究大会(名古屋)
  • 「日本語ノンネイティブ教師は自身の論文執筆経験と論文指導をどのように関連づけているのか―修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる視点提示型研究から―」(2012)日本語教育国際研究大会(共同)(名古屋)
  • 「日本語教師研修における文法授業の役割―課題遂行を重視した授業デザインを目指して―」(2015)日本女子大学文学部・大学院学術交流企画主催公開シンポジウム(共同) (東京)
  • 「B2(上級)レベルの課題遂行をめざした教材開発―新たな教材像模索の試み―」(2017)日本語教育学会秋季大会(共同)(新潟)
  • 「ノンネイティブ日本語教師はコーパスでどのように日本語を調べるか―コーパスを用いた課題の分析から―」(2018)言語資源活用ワークショップ2018(共同)(国立国語研究所、東京)
  • 「日常会話と疑似会話における「って」の使用比較―引用・伝聞用法を中心に―」(2019)シンポジウム「日常会話コーパス」Ⅳ(国立国語研究所、東京)
  • 「B2とはどんなレベルか―教育実践に向けたCEFR B2 Can-doの質的分析―」(2019)第23回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(共同)(セルビア・ベオグラード)
  • 「日本語コーパスの授業活用―研究以外の幅広い活用を目指して―」(2019)日本語教育学会秋季大会(共同)(島根)
  • 「現実会話と小説内会話における引用文の使用傾向―「ッテ+動詞」の形を中心に―」(2020)言語資源活用ワークショップ2020(国立国語研究所、東京)
  • 「現実会話における引用表現「ッテ+イウ」の使われ方―小説内会話と比較して―」(2022)シンポジウム「日常会話コーパス」Ⅶ(国立国語研究所、東京)
  • 「教室でも簡単検索!―手軽にコーパスを使ってみよう」(2023)第60回 日本語教育方法研究会(共同)(東京工業大学、東京)

関心分野

  • 日本語文法
  • 日本語文法教授法

ひとこと

「この授業で何か一つでも学習者にお土産を持って帰ってもらおう」と毎回授業に挑みますが、結局学習者からもらうお土産のほうが遥かに多いという、そんな教師生活を送ってきました。センターには世界各国から研修参加者が来ているので、お土産のバラエティーも本当に豊富です。いつか私も、もらったお土産を倍にして、お返ししていけたらと思います。