『児童・生徒のための日本語わいわい活動集』は、多様化する児童・生徒を対象とした日本語授業のための活動集です。『中等教育向け初級日本語素材集・教科書を作ろう(改定版)』「れんしゅう編」（2002年／国際交流基金日本語国際センター）の中から、少人数でも可能な活動105を選びました。 前半に「語彙や文型の定着をはかるための活動」、後半に「総合的な活動」が掲載され、活動で利用する歌、物語、会話例などの音声CDも付いています。 本書の目標は、児童・生徒が日本語の知識を得るだけでなく、日本語を使って自分を表現したり、相手を理解したりするコミュニケーションの体験をすることにあります。できるだけ、児童・生徒どうし、先生と児童・生徒で、双方向的に日本語で交流できるよう工夫し、文字通り「わいわい」活動することができます。 また、ゲームを取り入れた活動、聞く、読む、話す、書くなど複数の技能を必要とする活動、実際のコミュニケーションに近い活動など、活動の多様性にも配慮しました。各活動のページには、活動の手順のほか、必要に応じて会話例、生徒向けワークシートなどを掲載し、イラストも豊富です。生き生きとした楽しい授業のために、ぜひこの活動集をお役立てください。

児童・生徒のための日本語わいわい活動集

著者・編者	国際交流基金日本語国際センター
判型・頁数	B5 280頁、ワークシート、CD1枚付き
初版発行	2005年
出版社	スリーエーネットワーク
販売価格（税別）	2,500円

国際交流基金本部1階のでもお買い求めになれます。