海外日本語教師の養成・研修

平成19年度在外邦人日本語教師研修

参加者の声

担当職員の声

集合写真

秋田英嗣さん: タイ

秋田英嗣氏の写真 この研修の一番の参加目的は、勤務先の大学の日本語履修者の「会話能力の向上」でした。学習者の一番の要望は会話を勉強することです。学生の置かれている環境は、日本人も日本語教師も私一人だけなので、学習者が日本語で会話する機会は限られています。学習者の会話能力を向上させるようにいろいろな教授法や課外活動を実施してきましたが、あまり効果的な指導法を見付けることはできませんでした。そこで日本語国際センターの研修に参加して、より効果的な指導法を身に付ける必要がありました。

研修では、多くの新しい知識を身に付けました。具体的には、第二言語習得理論やそれに基づく話すことや聞くことの教え方などです。また、一人の学習者として学ぶことの難しさを再認識することができました。その他に課題研究などを通して一人一人の講師からのフィードバックを受けて、教師の役割の大切さを認識できました。この研修、専任講師、交流した研修参加者のお蔭で日本語の「会話能力の向上」の解決の方法の一つを見付けることができました。

研修は2007年11月14日から、12月14日まで15カ国から15名が集まって始まりました。情報交換と交流、学習者になっての学びの再認識、伝統文化の再発見、最新の日本事情と日本語教育の情報などを収集できました。研修の成果として、自身の問題解決や日本語教育の知識だけでなく、日本を再考して幅広い知識と視野が身に付きました。


担当職員の声 担当: A.I

今回の在外邦人日本語教師研修には、15カ国*から15名が参加しました。この研修の実施期間は1カ月間と他の研修に比べると短めですが、研修参加者の方々が皆、一日一日を大切にして、この1カ月間に少しでも多くのものを吸収しようと奮闘している姿が印象的でした。

研修開講の翌日には、各国の日本語教育事情等についての情報交流会を行ないました。自国の話も、他国の状況についての質問も絶えず、時間が足りない、もっと話したいと感じているようでした。その後、研修期間全体にわたり、各自の課題研究を進め、最後に課題研究報告会を行ないます。この報告会では、日本語国際センターに滞在中の海外日本語教師長期研修の参加者など数十名の聴衆を前に、熱弁をふるいました。

また、研修内容以外でも、参加者の方々はそれぞれの国の話題がとても豊富で、にぎやかな1カ月間となりました。世界中で奮闘している方々とお話しして、たくましさを感じるとともに、自分がぬるま湯につかっているのを感じ、担当者としてとても貴重な経験をさせていただきました。参加者の方々は今後もそれぞれの国でリーダーシップを発揮して活躍されることと思います。

*モンゴル、シンガポール、タイ、ベトナム、インド、オーストラリア、メキシコ、ベネズエラ、ペルー、イタリア、ドイツ、フランス、ラトビア、ケニア、ボツワナの15カ国。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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