海外日本語教師の養成・研修

平成22年度海外日本語教師短期研修(春期)

研修参加者の声

(修了式・歓送会のスピーチから一部抜粋しました)

修了式の写真
修了式

チェピ スワンガさん: インドネシア / 教育省語学教員開発研修センター

チェピ スワンガ氏の写真 2カ月におよぶ春の日本語教師短期研修も今日で終わりです。2カ月の間クラスでの日本語や教授法の勉強ばかりでなく、日本の伝統芸能の見学や旅行やホームステイなどとても素晴らしかったです。私は残念ながら今回ホームステイをしませんでした。なぜでしょうか。寝る時に「いびき」をかくからです。それが恥ずかしくてホームステイをしませんでした。しかし、他にも書道、折り紙、凧作りなどのデモンストレーションをしたりして、日本とインドネシアの文化の違いが分かって大変良かったと思います。

1クラスの授業の中でいろいろな活動がありました。ディスカッションやクイズやロールプレイや発表などがありました。どれもとても楽しかったです。ディスカッションの時に いろいろな意見が出ました。私はことわざが大好きですから「三人寄れば文殊の知恵」ということわざを思い出しました。それから活動をする前は易しそうに見えましたが、する時は難しかったので、私たちは一所懸命に勉強しなければなりませんでした。こんな時「言うは易く行なうは難し」ということわざを思い出しました。(中略)

また、浦和へうなぎ祭りを見て帰る時のことでした。大変疲れていて帰りの電車の中で寝てしまいました。目が覚めると電車が横浜に着いていてびっくりしました。センターには午後8時に着きました。晩ご飯を買い忘れました。友達は私に食べ物をくれました。良かったです。また、ことわざを思い出しました。「わざわい転じて福となす」ということわざです。こんな失敗も忘れることが出来ない思いでの一つです。

最後に思い出すことわざは「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。帰国するまで安全と健康に気を付けて過ごしたいと思います。


ノヌトゥ マリアナさん: インドネシア / 東レンベアン第一国立学校

ノヌトゥ マリアナ氏の写真 2010年の春短期の研修で感じたことを話させていただきます。まず、日本のことについてです。私たちは成田空港に着いた時、こんな世界の中の一つの立派な国にいることにとても感動しました。そして、センターでいろいろな国から来た同じプログラムの研修生たちと知り合って良かったと思います。私は少し緊張しましたが嬉しかったです。

私は日本語国際センターに来て17年ぶりに学生になりました。国にいた時は先生でしたが、ここに来て学生になりました。学生の立場になって学生の気持ちが分かってきました。それに日本人のような生活をして日本人の実際の生活を見て、驚いたことも気が付いたこともたくさんありました。楽しかったことも嬉しかったことも大変なこともありました。私たちは日本人と日本語で話せるようになって嬉しかったです。そして個人的なことですが、私は日本で初めて自転車に乗りました。1日だけ練習したらすぐ出来るようになったので嬉しかったです。口に合わない日本料理があってちょっと困りましたがだんだん慣れてきました。

この研修を通していろいろな体験をすることが出来て良かったと思います。先生方は詳しくて易しい日本語で教えてくださって、とても分かりやすかったです。私たちはそのような素晴らしい日本語の教師になりたいと思います。私たちは日本語教育の将来のために一所懸命日本語を教えたいと思います。そして国に帰ってからもここで勉強したことを自分の授業に生かしたいと思います。正直に言えば分からないことがまだまだたくさんありますが、これからも頑張って勉強を続けたいと思います。


ペリン ジェシカさん: オーストラリア / スワン・クリスチャン・カレッジ

ペリン ジェシカ氏の写真 センターで過ごした2カ月間はあっという間でしたが、センターの先生方とスタッフの方々のおかげで私達はとても充実した毎日を送ることが出来ました。

3クラスの主な先生は5人でした。担任の白井先生はタバコとお酒と秘密が大好きです。模擬授業の時に私達に教え方の秘密をたくさん教えてしてくださいました。JFスタンダード担当の古川先生は血液型に興味があります。おかげさまで評価の大切さはもちろんのこと、性格と血液型の関係についても分かるようになりました。文法を教えてくださった内藤先生については、三つのことが印象的です。一つ目は「日本語のにおい」、二つめは「助詞の「は」には羽がつく」、そして三つ目は先生の授業では眠い顔をしてはいけないということです。長坂先生の授業もとてもいい勉強になりました。日本人に何かをしてもらった時にはその時だけではなく、次に会った時にもお礼を言わなければならないということを学びました。客員の稲葉先生はいつもニコニコしていて、私たちにたくさん元気をくださいました。日本語だけではなく日本のことにつても、たくさん教えていただきました。他にもお世話になった先生方がたくさんいます。全ての授業が面白くて、役に立つものでした。スタッフの皆様もいつも笑顔で、私たちのために色々なことをしてくださいました。(中略)

このセンターで過ごした時間を忘れず、元気で前向きに仕事に取り組んでいきたいと思います。このプログラムに参加させていただいたことに心から感謝いたします。長坂先生が教えてくださったように、皆様にもう一度お礼を言いたいので、先生方、スタッフの皆様、私達の国へいつか必ずいらっしゃってください。お待ちしております。とりあえず一回目のお礼として、本当に、本当にありがとうございました。


グェン ティ タィン トゥイさん: ベトナム / チューヴァン アン高校

グェン ティ タィン トゥイ氏の写真 2カ月という短い期間でしたが大変お世話になりました。正直に言って、ここに来る前はセンターはどんな所なんだろう、どんな研修なんだろうと思い少し不安でした。けれども実際に来てみると、その不安はいっぺんに吹き飛んでしまいました。毎日毎日充実した時間を過ごすことができました。これも皆様のお蔭です。心よりお礼申し上げます。

日本語や教授法の勉強はもちろんのこと、いろいろな体験をすることができました。ホームステイはとても貴重な体験でした。たったの二日間でしたが、暖かく迎えられ、本当の家族の一員のようにしていただいたことは一生忘れられない思い出となるでしょう。学校訪問も素晴らしかったです。校内見学と授業見学、さらに先生方や生徒達との交流会に参加させていただき、本当に感動しました。生徒達からいっぱい、いっぱい元気をもらいました。ワールドカップを日本で見られたのもいい思い出です。特にパラグアイ戦は素晴らしい試合で、私たちも最後まで見てしまいました。日本のチーム力に思わず涙が出てしまいました。

最後になりましたが、研究参加者の皆さん、皆さんに出会えて本当によかった!!このセンターで出会ったのは偶然のことでしたが、偶然という名の運命だと思います。もちろんぶつかり合ったこともあります。でも、そのぶつかり合う中で私達がより近づいていったことは事実です。私は皆さんのことをとても尊く感じています。日本語の教師という仕事は決して楽な仕事ではありません。けれども、このかけがえのない「つながり」をいつまでも、いつまでも大事にしていきたいと思います。共に笑い、共に泣き、共に背負い、共に誓い、共に感じ、共に願ったことを大切にして、これからも共に生きていきましょう。

先生方、スタッフの方々、ホストファミリーのお父さん・お母さん、高校・小学校の先生方、そして、お世話になった全ての方々にもう一度お礼を言って、私の挨拶とさせていただきます。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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