海外日本語教師の養成・研修

平成23(2011)年度中国中等学校日本語教師研修

参加者の声

(修了式・歓送会のスピーチから一部抜粋しました)

研修旅行の写真
研修旅行

王 爽さん: 長春日章学園高中

王 爽氏の写真 今回の研修は52日間でしたが、日本語教授法と総合日本語を主にした授業のほかに、茶道、生け花、折り紙、歌舞伎などの日本の伝統文化の体験やホームステイ、防災訓練、高校見学、関西への研修旅行など様々のプログラムをご用意いただきまして、私たちにとって、大変貴重な経験だと思われます。この52日間で大変お世話になりました。センターの皆様のおかげで、私たちはインフルエンザにもかからず、ホームシックにもならず、全員無事に最後まで研修を続けることができて、充実に過ごさせていただいたことを心からお礼を申し上げます。

研修と言えば、先生たちは内容豊かな授業をしてくださいました。私たちもこの研修に積極的に参加し、先生方の授業法や考え方など勉強しようと努力しました。研修を受けているうちに、みんな自分の今までの問題点を見つけ、授業の改善に意欲的になりました。また、高先生のおかげで、総合日本語では、たくさんのテーマについて、意見を交わすことができました。それから、ビジターセッションを通じて、日本人の方々の生活ぶりや言葉遣いに直接触れることができましたと同時に、私たち自身の日本語運用力の向上にもとても役立ちました。最後の成果共有会の発表では、二カ月未満の間に、一クラスのみんなは大きく成長したと実感できるようになりました。これはセンターで働いている先生方のご指導のおかげです。先生方、どうもありがとうございます。

残念ながら、52日間の研修生活はあっという間に過ぎてしまい、帰国の時間が迫ってきました。帰国してから、ここで勉強したことを応用しようと思っております。日本文化や最新事情を学生に話す時、センターの生活が思い出されて、懐かしくなることでしょう。

最後にセンターの先生方及び職員の皆様に心から感謝を申しあげます。本当にお世話になりまして、ありがとうございました。


呉 紅花さん: 黒竜江省哈爾濱市朝鮮族第一中学

呉 紅花氏の写真 北京の空港を飛び立ったのが昨日のことのように思い出されますが、あっという間に52日間が経ってしまい、明日帰国することになりました。日本での毎日を振り返ってみると、本当に忙しい日々の連続でした。

まず、長かったにせよ、短かったにせよ、センターでの研修生活は私たち日本語教師にとって、またとない貴重なチャンスだったと思います。日本語教師として長年教えてきましたが、日本語の教授法を中心とした長時間の研修を受けた人はほとんどいません。センターに来て、すべての授業を日本語で受け、最初はちょっと困りました。そして、新しい理念や実践に対しても最初は理解できませんでしたが、研修を受けるうちに、みんな自分の今までの問題点を見つけ、授業改善に乗り出すようになりました。研修成果の発表で分かるように、2ヶ月未満の間に、大きな成長をしたと思います。これは全部センター先生方の優れた授業のおかげだと思います。「日本人はクッションが大好きですよ。」と、いつも口癖のようにおっしゃっているユーモアのある高先生、占いが好きで、厳しい美人まさこ先生、困っているとき必ず姿が現れ、私たちを感動させる美里さんなど中国中等教師を教えてくれた先生方、本当にありがとうございました。
帰国してから、必ずセンターで勉強したことを自分の授業に生かします。学生という若芽をJFスタンダードの木のように大きく育てるために力を尽くしますから、どうぞ今後ともご指導よろしくお願いします。

次に、今回の研修は授業ばかりではありません。日本文化を体験するチャンスなど、様々なプログラムを準備してくださいました。茶道、生け花、折り紙、歌舞伎観賞、ホームステイ、高校と中学校訪問、東京見学、研修旅行などは日本語教育につながるので、私たちにとって貴重な経験になると思います。高先生の言葉を借りると「センターはお金がありません」なのに、このようにすばらしい経験をさせてくださった基金の方々、職員の皆様、そして先生方に心から感謝しております。

最後になりますが、研修参加者の皆さん、皆さんに出会えて本当に良かったです。中国のいろいろな地域から来たみなさんと接して、お互いに学び合うことができ、自分の視野も広がりました。そして、皆さんのおかげでセンターの生活は本当に面白かったです。張団長とひょう副団長を始め、大晦日を祝うギョーザパーティーも開きましたね。また、研修授業の忙しい中で、土日を利用した首都圏見学や横浜見学、資料の収集や買い物など充実した毎日を送りました。このように共に暮らし、共に勉強し、共に笑ったセンターでの生活は一生忘れられない思い出になるでしょう。みなさん、中国に帰ってからも、お互いに連絡して勉強し合いましょう。

研修参加者の皆さん、お世話になった先生方、センターの方々、楽しい2ヶ月間、まことにありがとうございました。


楊 双さん: 天津外国語大学付属外国語学校

楊 双氏の写真 私どもは日本の一番寒い時期に来まして、日本で52日間の研修を受けました。短い時間でしたが、大きな収穫を得ることができました。

授業と言えば、教授法、総合日本語、日本事情、文法などの講義を通して、たくさんの貴重なヒントを得ました。その中で、一番印象深いことは最後の授業でまさ子先生の「教科書を教えるのではなく、教科書で教える」という言葉です。このように、授業でたくさんの新しい理念に触れることができまして、日本語教育の方法と視野を広げることができたと思います。

また、授業以外に、茶道、生け花、歌舞伎、学校訪問、ホームステイ、市民交流、研修旅行など内容豊かな文化体験もできまして、私どもにとって、一生忘れられない素敵な思い出になりました。今まで教科書でしか見られなかったことが自分の目の前に現れる時の嬉しさと不思議さと言ったら、本当に口では言い表せないほどでした。この後、帰国してから、日本で学んできた全ての知識を現場に生かしたいと思います。

そして、今回、他の研修参加者と触れ合える機会に恵まれて、私どもはいろいろな国の人と友達になりました。センターに集まって、お互いに皮膚の色が違っても、文化習慣が違っても、日本語ができることによって、地球が小さくなりました。センターは国境線がない地球村のような大事な存在で、私どもは村の一人として52日間を過ごしました。これからも、その一人として頑張りたいと思います。

「光陰矢の如し」と言うように、52日間はあっという間に経ちましたが、皆様の温かい心のおかげで、私どもは楽しく充実した毎日を過ごしました。最後になりますが、お世話になった皆様に心から感謝の意を申し上げます。本当にお世話になりまして、どうもありがとうございました。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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