海外日本語教師の養成・研修

平成23年度中国大学日本語教師研修

参加者の声

(修了式・歓送会のスピーチから一部抜粋しました)

研修旅行の写真
研修旅行

団長 王 光民(オウ コウミン)さん : 中国海洋大学

王 光民氏の写真 長かったにせよ、短かったにせよ、センターでの研修生活は私たち中国大学日本語教師にとって、またとない貴重なチャンスだったと思います。日本語教師として長年教えてきましたが、果たして日本語の教授法についてどれぐらい真剣に考えていたでしょうか。センターに来て、最初は新しい理念や実践に対して多かれ少なかれ戸惑いを隠せない私たちでしたが、研修を受けているうちに、みんな自分の今までの問題点を見つけ、授業改善に意欲的に乗り出すようになりました。研修成果の発表でも分るように、2ヶ月未満の間に、私たちは大きな成長をしたといっても過言ではないと思います。これは偏にセンターで働いている諸先生方のご指導の賜物と深く感謝いたしております。先生がた、どうもありがとうございました。学生という苗木をJFスタンダードの木のように大きく育てるために、今回の研修でインプットされたものを十分に生かし、それぞれの現場で大いにアウトプットしますから、どうぞ今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
次に、ホームステイのホストファミリの皆様にも感謝の意を表したいと思います。ワンナイト・ホームステイでしたが、国内では一年住んでも、十年住んでも理解できない日本人の生活ぶりを体験することができました。異文化コミュニケーションを通して、私どもは視野を広めただけでなく、相互理解を深め、友好の絆を固めることができたと思います。お忙しいところをお邪魔させていただきまして、まことにありがとうございました。
また、ご多忙の中を日本人の仕事・労働をテーマとする私たちのインタービューに来ていただいたビジターの皆様にも謝意を表させていただきたいを思います。私たちの拙い質問に対して、ビジターの皆様は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。お陰さまで、私たちは今まで知らなかった日本人の一面を新たに知ることができ、日本理解をいっそう深めたと言えます。ボランティアの皆様、センターのスタッフのみなさん本当にどうもありがとうございました。


王 玉芝(オウ ギョクシ)さん : 河北師範大学

王 玉芝氏の写真 今回の研修は50日間でしたが、総合日本語と日本語教授法を主にした授業のほかに、歌舞伎、茶道、生け花などの日本の伝統文化の体験や、ホームステイ、防災訓練、関西への研修旅行など様々なプログラムをご用意いただきまして、わたくしたちにとって、大変有意義で貴重な経験だと思っております。
日本語教授法の授業では、先生方がいつもご熱心に教えてくださったおかげで、いろいろな情報や知識や技能を身につけたり、新しい視点や方法を学び取ったりすることができました。また、総合日本語では、たくさんのテーマについて、意見を言い合ったり、ビジターセッションを通じて、日本人の方々の生活ぶりや、言葉遣いに直接触れることができました。と同時に、私達自身の日本語運用力向上にとても役立ちました。
さらにセンターにいらっしゃった他の国々の研修参加者達とそれぞれの国の日本語教育について情報交換をすることもできましたし、友情や交流も深めることもできました。このようなセンターで研修することができたのは本当にいい経験だったと、しみじみ感じております。
この研修で学んだことや経験したことを持ち帰り、これからの日本語教育の仕事に大いに役に立てられるよう、一生懸命に頑張っていくつもりでございます。


韓麗娟(カン レイケン)さん : 首都師範大学

韓 麗娟氏の写真 2クラスの中に長年日本滞在の経験があった人もいれば、初めて日本に来た人もいます。しかし、日本語の教授法を中心とした研修を受けた人はほとんどいません。期待と不安を胸にして、日本語国際センターにまいりました。でも、センターの皆さんはとても暖かく迎えてくださいましたので、緊張がすっかりとけました。
研修と言えば、先生たちは、とても内容豊富なプログラムを考案してくださいました。教授法、総合日本語、日本事情や特別講義と文化体験などどれもボリュームの豊富なプランになっていました。何年ぶり、十何年ぶりに学生に戻った気分で授業を受けた私たちは、それこそ収穫多々あります。それは、何といっても、新しい理念に触れることができ、日本語教育の方法と視野を広げることができたことだと思います。
また、わたしたちは研修授業の忙しい中で、自分の研修計画や資料の収集、日本人の友達との交流や買い物もできた充実した毎日を送ってきました。今度のチャンスに恵まれて、中国全国から来た先生方と知り合いになって、交流できたこともいい体験になりました。関西研修旅行も日本の文化理解のための忘れがたい旅になりました。中国に帰って、ここで習った新しい理念の内在化と日本語教育現場においての運用は私たちの今後遂行する課題だと思います。


白 蕊(ハク ズイ)さん : 雲南師範大学

白 蕊氏の写真 帰国を明日に控えた今、様々なことが目の前に浮かんでいますが、 思い出の中でもっとも面白いことは、私たちの言葉使いの変化だと思います。
センターに来て、授業で「インプット」「アウトプット」、「JFスタンダートの木」、「can-do」などの専門用語をいっぱいインプットされました。その時の私たちは、こんなにたくさんの内容を、とても覚えられないと心配していましたが、研修をしているうちに、少しずつ覚えられるようになりました。
この間の研修旅行の時、京セラで企業紹介の木の図を見た瞬間、みんな思わず、口を揃えて「JFスタンダートの木だ!can-doだ!」と言いました。 センターの先生方のおかげで、私たちはもう立派な「アウトプット」ができるようになりました。また、研修では、いろいろ新しい教授法を教わっただけでなく、総合日本語の授業でも、たくさんのことを体験させていただきました。
その中で、一番印象深いことは、授業で『おくりびと』に関する映画評論番組を作ったことです。授業を通して、日本語のレベルがアップしただけでなく、今まで知らなかった自分の演技力も見出すことができました。
このように、いろいろな研修科目で、忙しい毎日を送りましたが、授業以外にも、いろいろと楽しいことがありました。
例えば、研修旅行の前日の夜、クラスメートたちと一緒に、水餃子や焼き餃子、キムチ、マーボー豆腐など、それぞれ自分の腕前を披露し、とても楽しいギョウザパーティーをしました。とてもいい思い出になりました。
また、思い起こしてみると、今度の研修では、センターの方々だけではなく、市民交流会やビジターセッション、ホームステイなどの形を通して、さいたま県民の皆様にも、いろいろとお世話になりました。忘れられない、たくさんの思い出を作ることができて、心より感謝しております。あっという間の2ヶ月でしたが、皆様のおかげで、いろいろと勉強や体験ができ、とても充実した日々を送ることができました。帰国してからは、ここで習った教授法を活かして、立派な日本語教師になるために頑張ります。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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