海外日本語教師の養成・研修

平成23年度海外日本語教師短期研修(夏期)

ブラックウェルダー アレックサンダーさん : 米国 / スクリプス ランチ高校

ブラックウェルダー アレックサンダー氏の写真 私はアメリカからまいりましたアレックスブラックウエルダーです。一組をだいひょうしてごあいさつします。

七月から二ヶ月日本語国際センターで日本語や教授法や日本の文化について勉強し、研修参加者や先生方やセンターで働いている方々などと国際交流をし、色々な経験しました。その中で、たくさんいい思い出ができました。そして、毎日私達研修参加者はだれとでも日本語で話して、その中でたくさん勉強して、毎日自分で振り返って、次の日には、またもっと一生懸命に勉強ができました。このような勉強のサイクルはこのプログラムの目的だと思います。いつでもセンターの先生はこのサイクルがうまく行くように手伝ってくださいました。このサイクルは悪循環(あくじゅんかん)の逆(ぎゃく)で、二ヶ月前と比べて、みんなはもっといい教師になったとおもいます。みなさん、ありがとうございました。

この勉強のサイクルを一人でまわすことはとっても難しいです。でも、私は一組のみなさんといっしょに勉強できて、とてもラッキーでした。

私は研修の始めに緊張(きんちょう)していました。もし、日本語国際センターに入って、友達がぜんぜんみつけられなかったら、とてもさびしくなると思いました。しかし、一組のメンバーはいつも楽しくて面白かったです。毎日、みなさんで笑いました。ときどき、私たちはなきました。わらいすぎたからです。

最後に、一組の先生方について話したいと思います。一組が車だったら、先生方はドライバーでした。一組の先生はうんてんがとても上手だと思います。早くいい雰囲気をつくってくださったから、一組はがんばることができました。ありがとうございます。今晩、いっしょにうたって、最後のいい思い出にしましょう。

これで、一組からのあいさつを終わります。ありがとうございました。


タン タン マイさん : ベトナム / 国立ダナン外国語大学

タン タン マイ氏の写真 ベトナムから参りましたマイと申します。
日本語2クラスの皆さんを代表いたしまして、ひとことお礼の言葉を申し上げたいと思います。

この2ヶ月ぐらいの研修コースを通して、先生方からいろいろな貴重な知識を勉強させていただきました。

総合日本語や日本語文法の授業において、日本語の基本的な知識を復習することができまして、そして自らの日本語能力を高めることができるようになりました。さらに、日本語教育教授法を通して、学習者を中心とする指導のしかたも身に付けられました。とりわけ、日本事情の授業、及び日本文化、また日本社会の体験から、もっと日本という国と日本人のことを理解することができました。例えば、日本の伝統的な文化の書道、華道、茶道、歌舞伎の体験の他にも、富士山の頂上まで登った研修生もいて、ホームステイに参加した研修生もいました。今まで映画や写真だけでしたが、今回自分の目で富士山の美しさも見ることができました。ホームステイに参加して、日本人の日常生活、さらに日本人の心も分かりました。

二ヶ月の体験でこれ以外にも話したいことがたくさんありますが、ちょっと時間も短いので、研修生の皆さんはそれぞれの忘れられないことを国でも学生や友達や家族に話してください。この後、研修生の皆さんは帰国して、日本語国際センターで学んで来た知識を現場に生かしたらと思います。2クラスの研修生の皆さん、これからも一緒に頑張りましょう。

最後になりますが、一日も早い東日本大震災の被害地の復興を心より祈念しております。 どうもありがとうございました。


トゥルリベコヴァ グルシャットさん : カザフスタン / カザフスタン日本人材開発センター

トゥルリベコヴァ グルシャット氏の写真 この研修は、3クラスのほとんどの研修参加者にとって、初めての経験だったので、来日する前に、色々なことがわからなくて、大変緊張していましたが、しかし、スタッフの清水さんはメールで様々なことを説明したり、安心させたりしてくださいました。その上、日本に来てからも、何か問題があれば、清水さんはいつも笑顔で手伝ってくださいました。

私たちにとって、この研修の中で、一番大事なのは勉強です。3クラスでは 文法・日本事情・総合日本語・教授法の授業がありました。文法を担当した小林先生のお陰で、日本語文法の詳しい要点までわかるようになりました。授業中、文法だけではなく、文法の教え方も勉強させていただきました。私たちにとって、本当に役に立つ完璧な文法授業でした。

私たちはそれぞれ、自分の国で日本語を勉強してきましたが、この研修のお陰で実際にそれを体験することもできました。この2ヶ月の研修授業の中で、特に日本事情の授業は日本の日常生活を知るために参考になったと思います。ここで、日本事情授業を担当してくださった永田先生・高先生・北村先生・清水さんに心からお礼を申し上げます。

総合日本語の授業では、あるテーマに対するインタビューをし、その後、インタビューの内容をまとめ、発表する作業がありました。この授業を通して、発表では自分の意見を強調し、説得力のある表現で伝えられるようになりました。東日本の巨大地震や「仕事・労働」というテーマについて、日本の方々の感想や意見を伺うことができ、大変勉強になりました。これは、その授業を担当してくださった島田先生や福谷先生のお陰です。先生方は授業以外の時間にも、防災や労働に関する語彙や色々なことを教えてくださり、インタビューや発表の前に、自信を持たせたりしてくださいました。まことにどうもありがとうございました。

しかし、総合日本語の授業の中で、王先生が担当した教育国際理解セミナーや異文化の授業は特に面白かったです。その授業中、私たちは、日本の文化と自分の文化の違いについて考えさせられ、国際理解セミナーのディスカッションに日本の高校生と一緒に参加し、その後、一番最後の授業の時、日本で体験したことに関する発表をし、自分の意見を伝えることができました。
何と言っても、日本語の教師にとって一番役に立ったのはやはり教授法の授業だったと思います。文字・語彙、音声、会話、日本事情、聴解、読解の教え方の授業では、私たちはお互いに国で行っている授業で経験したことや情報を交流することができただけでなく、先生方に新しい教え方もいろいろ習いました。

教授法授業の山場は先週の発表会でした。発表会の前に、3クラスの皆さんは、一週間以上、今まで習ったことを整理し、研修で学んだことを活用するために、発表の準備をしました。それもいい勉強になりました。また、発表会のとき、他の研修生の発表も勉強になったと思います。また、他の研修生たちに教わった教授活動も今後の授業に役立つと思います。
最後のまとめの授業では、自己評価チェックリストを見て、うれしくなりました。今まで、出来なかったことやなんとかできたものがこの研修のお陰で、簡単に出来るようになりました。
2ヶ月の研修を振り返ってみると、嬉しいことも、辛いこともいろいろありましたが、しかし、辛い時や、困ったときに、3クラスの私たちに親切にサポートをしてくださったのは王先生です。総合日本語や教授法授業の時も、それ以外にも、アドバイスしてくださった王先生に心から感謝いたします。

最後に、このプログラムのお陰で、世界各国の先生たちと一緒に勉強したり、情報や経験を交流したり、仲良くしたりすることができました。本当に楽しくて、うれしかったです。 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


シリナ エリザベスさん : ロシア / サンクトペテルブルク労働組合人文大学

シリナ エリザベス氏の写真 今日は私たちみんなが一緒にいられる最後の日ですね。スピーチをすることになって、私は最初少し困りました。何を言ったらいいかなと思ったからです。でも、皆さんに色々なお礼の気持ちを言いたいので、このチャンスをいただいて、今本当に嬉しいです。

4月の終わりごろJapan Foundationから手紙をいただいた時、私は少し心配になりました。東日本大震災ということで、ロシアのマスコミによって多くの人がパニックだったからです。私も少し怖かったですが、日本に行くことにしました。今、私は後悔していません。きっとほかの人たちも同じだと思います。地震も何回もあったのですが、もう慣れてしまって、怖くありません。それに、センターの皆さんに守っていただいているということが分かったので、安心しました。

私は以前、同じような夏短期コースに参加しました。2001年だったので、ちょうど10年ぶりです。今回、家に帰ったような感じです。それに10年前と同じで私の番号は48番で、部屋も前と同じの部屋で、クラスも前と同じ4組です。いい気持ちですね。

しかし、気分屋の私にとって、そばにどんな人がいるかというのは一番重要です。皆さんのおかげでこの2か月間は素晴らしかったです。

最初の日から皆さんにいろいろお世話になりました。私は日本に来るとき、飛行機の乗りつぎがうまくいかなくなった時、白井先生と美里さんに助けていただき、誠にありがとうございました。そして無事に到着することができて開講式に間に合いました。

授業の時、先生方はみんな親切で、分かりやすい説明をなさってくださいました。文法授業、総合日本語、教授法の授業では大変参考になり、勉強になることが多かったです。北村先生、荒川先生、王先生、野田先生、白井先生、誠にありがとうございます。

受付の方々にも感謝しています。いつも笑顔を見せながら、親切にいろいろ質問とか問題を助けてくださいまして、私たちは本当に安心して、ママのそばにいるような気持ちです。

私たちの研修では女性が多かったので、たぶん、国では毎日掃除したり、食事を作ったりしていますが、ここに来ましてから、センターで働いている人たちに食事を作ってもらったり、掃除をしてもらったりして、本当に夏休みみたいでした。どうもありがとうございました。

研修の皆さんにもお礼を言いたいと思います。皆さんなしではこの2か月はこのように面白くて、楽しくて、勉強にならなかったと思います。誰かが具合が悪くなった時には、みんな心配をして、いろいろ手伝ったり助けたりしましたね。みんなとても優しくて、素晴らしい人たちです。心からありがたいと思います。

センターの先生方、センターで働いているスタッフの方々、研修生の皆さんも自分の仕事が好きで、ここに来てから新しい友達ができて、面白い経験・体験ができて、幸せだと思います。これからも皆さんのご健康と幸せをお祈りいたします。


グリーン オードリーさん : ジャマイカ / ユーテック ジャマイカ

グリーン オードリー氏の写真 今年の3月11日、日本では東日本大震災が起こってしまい、それから、しばらく、毎日強い余震が続き、さらに福島第一原子力発電所では事故が起こりました。それでも、日本の国民は落胆せず、勇気を持ってこの難関を乗り越えてきました。日本の皆様のこのような七転び八起きの精神に敬意を表します。

私たち夏短期研修参加者は来日前に自分の国で東日本大震災のニュースを見ました。日本のことを大変心配し、こんな大変な時期に本当に日本に行っていいのか、日本の皆様に迷惑をかけるのではないかと真剣に悩んだ人も多くいました。しかし、国際交流基金日本語国際センターの皆様は私たちのために一所懸命研修の準備をして下さり、お蔭さまで研修に参加することが出来ました。

今回の研修プログラムはさまざまな意味で大成功であると思っています。例えば、今回の研修プログラムのお陰で、日本語の教え方や日本事情だけではなく、国際理解セミナーにも参加し、日本の高校生とも交流が出来ました。また、29カ国の日本語教師が一堂に集まり、各国の日本語教育状況に関する交流ができ、日本語教育に対する理解を一層深めることができました。私たちは予想以上の成果が得られたと思います。日本語には「十人十色」ということわざがありますが、私たち研修参加者は個性を生かし、力を合わせ「一人はみんなのため、みんなは一人のために」日本語国際センターの皆様とともに大家族のように楽しく二ヶ月間を過ごせました。

もちろん、この二ヶ月の研修はセンターの皆様のお蔭だけでなく、埼玉県の皆様、すなわち、ホーム・ステイに協力していただいた皆様、総合日本語の授業で防災・地震や仕事・労働のインタビューに参加していただいた皆様、ルネッサンス・スポーツ・クラブの皆様にも大変お世話になりました。心を込めて感謝を申し上げます。

取り分け、センターの皆様、夏短期研修担当の皆様、言葉で上手く伝えることができないのですが、心からお礼申し上げます。

最後になりますが、研修を通して、先生方から様々なことを学び、自信を付けて頂き、いろいろな知識を深めることができました。先生方に深く感謝いたします。そして、研修参加者の私たちにとって、2か月の研修生活は長いようで短かったです。帰国してよりよい先生をめざし、日本語を教えながら日本文化や日本事情を広く伝えようと考えております。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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