海外日本語教師の養成・研修

平成24年度海外日本語教師短期研修(春期)

ラアン リン イレーンさん:シンガポール/シンガポール教育省語学センター

アン リン イレーン氏の写真 私たちは日本のこのセンターに来て、日本語や教授法の勉強はもちろんのこと、様々な文化体験をすることができました。

一番始めは水墨絵でした。先生のお蔭で、絵が下手な人でも立派な竹、きれいな梅が描けました。出来上がった作品を記念としてというより証拠として国に持って帰り、「私だって絵が上手に描けるんだぞ!」と自慢しようと考えております。

次は浴衣の着付けでした。単に浴衣を着せてもらい写真を撮るだけだと思っていたら、何と浴衣のたたみ方から始まって、自分で浴衣を着られるように先生が丁寧に教えてくださったのです。実のところ私は何回か着付けを体験したことがあるのですが、このような経験は全く初めてでした。

東京見学、茶道、盆栽美術館、茶道、歌舞伎なども貴重な体験でした。 ホームステイのことを言わずにいられません。私たちはまるで日本のテレビや映画の主人公のようになって、本当の日本人を演じることができました。ホストファミリーのお父さん、お母さん、私たちをお宅に温かく招き入れてくださり、本当にありがとうございました。

高校、小学校の訪問によって、日本の教育現場で生徒や教師と交流ができたことも忘れられません。国に帰って職場の同僚、そして生徒に日本の学校での経験を話したいと思います。

先生方は、時にはやさしく、時には厳しく指導してくださいました。まさに私たちが目指している理想の教師です。これから、国に帰っても先生方を思い出しながら、よりよい教師を目指してがんばっていきたいと思っております。

最後になりましたが、このプログラムの研修生との交流も一生忘れられない経験だと思います。毎日授業で意見交換ができたことはとても有意義でした。時にはカラオケやダンス大会で盛り上がったりしたこともあります。短かったですが、またいつかこんな素敵な皆さんとゆっくりお話できるチャンスがあることを心から祈っています。

日本でお世話になった全ての方々、そして日本で巡り会った全ての方々、本当にありがとうございました。


アングラエニ ネニさん:インドネシア/マルガハユ第一国立高校

アングラエニ ネニ氏の写真 私たちの夢がかなって、ジャパンファンデーションの日本語教師短期研修プログラムに参加することができました。目的はもちろん、日本の文化・習慣について、経験と知識をもっと深めるためです。2ヶ月間、日本にいて色々なことがわかりました。それは日本人は、やはりがんばりやでマナーがよくて、きれい好きだということです。

研修でホームスティをしたり、学校訪問をしたり、相撲、歌舞伎を見たりするのは、いい経験になりました。

高校訪問では、日本の学校にはたくさんの部活動があることが分かって、おもしろかったです。
ホームスティプログラムの時には、面白いことを見つけました。一番目は、家を出る時にすぐ出かけられるように、日本人が玄関に靴をきれいに置いていたことです。二番目は、健康のことです。ホームスティの家族と一緒に料理をしたり食事をしたりして、日本人が栄養のバランスに気をつけて暮らしていることが分かりました。私は、その習慣に憧れています。

クラスの授業を受けて、違う国から来た研修生たちと知り合いになりました。また、やさしく、楽しく教授法やITをつうじて、教案を作成することや作文や会話の授業を実践する方法について、勉強することができました。発表する時は大変でしたがクラスの皆さんとお互いにアドバイスしたり、質問したりして、いい勉強になりました。

先生方と研修参加者のみなさんに、心を込めて、お礼を申し上げたいと思います。帰国してから、こちらで勉強したことを学校と日本語教師会で、ぜひやってみます。 色々お世話になり、ありがとうございました。


デルガード ジョヴィリン ジョイスさん:フィリピン/フィリピン日系人会インターナショナルスクール

デルガード ジョヴィリン ジョイス氏の写真 日本に来てから私はすごく不安で、怖かったです。理由は、日本の地震とか津波、いろいろな災難ではなくて、わたしは病気がちですし、家事があまり得意ではありません。そして、フィリピンからの研修参加者は わたし1人だからです。皆さんにとって、私はいつも元気いっぱいで、いつものんびりしている人のように見えるかもしれませんが、実は私は、事故に3回あっていて、入院も3回しています。

でも、日本に着いてから、全部変わりました。病気をあまりしなくなったし、大変なこともありません。もちろん、その理由は自分自身じゃなくて、ここにいる春短の先生がたとか、スタッフのみなさん、そして研修参加者の皆さんのおかげで、いつも元気いっぱい過ごすことができました。それで、問題があっても、いつも、皆と一緒にいろいろな方法を考えて、解決してきました。この経験に本当に感動していました。フィリピンから1人で 来ましたが、外から 来た人という気持ちはもうありません。

ですから、短いですが研修参加者のみなさんに伝えたい言葉があります。 心から皆さんに「ありがとう!」簡単に言える言葉で、簡単に書ける言葉です。この二ヶ月間のプログラムにもかかわらず何回皆さんに「ありがとう」と言っても足りないと思います。とても感謝しています。私達がここで一緒に作った思い出はお金に替えられない、すてきな宝物です。

皆さん本当にありがとう。今まで一緒に苦労をしてきましたよね。今日で春短の卒業ですね。みなさん卒業おめでとうございます!そして、自分の国へ帰ってからも、研修のことを忘れずに、頑張りましょう!そして、いつかどこかでまた会いましょう!


ロムスィー ティラットさん:タイ/ランパーニ カラヤニー校

ロムスィー ティラット氏の写真 皆様は「ハリーポッター」と言う子供のための小説を知っていますか。ある少年が学校に選ばれ、そこの学校で魔法に関係がある科目を教えてもらうという話です。今の私たちとハリーポッターの話とは同じだと思いませんか。こちらの基金に呼んでいただいて、日本語や日本語教授法や日本の文化など様々な科目を勉強させてもらいました。先生方は日本語や教授法など私たちに教えてくださいました。あっと言う間に 2ヶ月がたって、気がついたら私たちは日本語能力が伸びて来ましたし、日本語の教え方をもっと工夫できるようになっていました。

私にとって、それらは私たちの仕事に役に立つことです。さらに私たちの友好、フレンドシップのことも貴重な思い出です。一緒に過ごした52日間は楽しい日も苦しい日もあったと思います。それらは宝物の経験になったのでしょう。

先生方、色々お世話になりました。 授業準備や作文のチェックや教授法発表会の準備などどのぐらい大変かよくわかっています。色々教えていただき、ありがとうございました。

教師研修チームの皆さま、いつもいつも私たちのために、よい経験になった活動を準備してくださり、特に私たちに問題があった時はたすけてくださり、 本当にありがとうございました。

掃除してくれたスタッフの方々、毎週きれいに掃除してくれて、きれいなベッドで眠ることができました。ほんとうにありがとうございました。

研修参加者の皆さん、一緒に楽しんでくれたり、一緒に苦労してくれたり本当にありがとうございました。


ウルジーホタグ ウンダラフさん:モンゴル/モンゴル英語学校

ウルジーホタグ ウンダラフ氏の写真 まず始めに、この研修に参加することができたことに心から感謝の意を表したいと思います。 研修のために、このセンターの講師やスタッフの皆様は私達のためにとても役に立つプログラムを準備してくださいました。授業がすばらしかったことはもちろんのこと、とても参考になる教科書をたくさんいただきました。国へ戻ったら、ここで学んだことを活用して、生徒に教えたいと思います。

日本語の授業や教授法の授業では何回も発表をさせられました。お蔭様で、もう発表が怖くなくなりました。

小学校や高校訪問をして日本の教育制度についてとてもよく分かりました。バスに乗って帰る時、先生方がバスが見えなくなるまで手を振っていた光景も忘れられません。

文化に関わる体験もさせていただきました。たとえば、歌舞伎の鑑賞、大相撲の観戦、浴衣の着付けなど日本文化を実際に味わうことができました。避難訓練を受けてから、地震の恐ろしさについて考えなければならないことを知りました。

この研修で得たものは他にもたくさんありますが、どうしても言っておきたいことが一つあります。それは各国から集まった研修生とすばらしい出会いがあったことです。新しい友情が生まれたことは本当に一生忘れません。宿題や発表で忙しくても、皆と一緒にいられたので、楽しい毎日でした。本当に二ヶ月はあっという間でしたが、正直言って大変な時もありました。皆の支えがあったからこそ今日の日を迎えることができたのだと思います。

最後に、もう一度センターの皆様にお礼を申し上げます。国を離れている私達をこのセンターのスタッフや先生方は優しく見守ってくださったし、たくさんサポートしくださいました。そのため孤独感を味わうことは全くありませんでした。本当にありがとうございました。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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