海外日本語教師の養成・研修

平成25年度 中国大学日本語教師研修

研修参加者の声

(修了式・歓送会のスピーチから一部抜粋しました)

せいようさん (劉 清揚さん/中国/東北電力大学)

劉 清揚さん こんなに素晴らしい研修に参加させていただきまして、とてもありがたく思います。2ヶ月の研修は短かったですが、たくさんのことを学ぶことができまして、充実した日々を過ごしました。総合日本語の授業で、先生の笑顔や励ましのおかげで、リラックスした雰囲気で日本語を話す勇気がでました。様々なテーマについて日本語を使って討論したり、発表したりしました。
自身の日本語の運用能力の向上を図ることができただけでなく、日本のことをもっと深く理解することができました。教授法の授業では、新しい視点や、方法を勉強して、自分の授業を振り返って、授業改善や教育上の問題を解決することが出来るようになりました。そして、日本事情や特別講演などを通じて、日本語あるいは日本についての視野を広げました。
また、1クラス9人のうち私も含めて5人がはじめて日本に来ました。生の日本文化、社会にできるだけ多く触れたいという気持ちが強かったです。ですから、週末にはよく出かけました。鎌倉や日光、箱根、横浜などに行きました。とても楽しかったです。日本のきれいな景色、温泉、交通の便利さ、アイスクリームの美味しさ、ごみの分類、いつもルールを守っている日本人、店員さんの親切さなどに感心いたします。 また、日本の伝統文化—生け花、茶道、歌舞伎について今までは本などを通して知っていただけでした。一体どんなものかやっぱり実際にやってみないと分からないです。今回の体験を通じてよりよく理解することができました。そして、さいたま市民との交流やホームステイ、東京見学や研修旅行などもとても楽しかったです。最後に、研修のおかげで、中国の各大学の先生と知り合って、一緒に勉強し、交流できたことも、とてもありがたく思います。非常にいい思い出になると思います。 帰国後、研修で学んだことを自分の教育現場に生かし、日本語教育の発展に貢献したいと思います。


リュウさん (柳 暁東さん/中国/吉林大学)

柳 暁東さん おととい研修旅行から帰ってセンターに到着しましたら、心から「ただいまー」と言ってしまいました。なぜなら、ホームシックになっていますけれども、無意識のうちに、センターに対して「家」の感覚ができたからです。研修メンバーの顔を見て、はじめてそろそろ帰国の準備をしなくちゃ、50日ってなんて短いもんだな、と気づきました。 二ヶ月足らずの研修生活を振り返ってみますと、長短相補いつつ良好な刺激を与え合う研修メンバーはともかくとして、教授法や日本文化・社会の授業を担当されている先生方、よい研修環境を提供してくださるスタッフの皆様に対して、感謝を申し上げなければなりません。数多くの根粒がついており、枝には果物がいっぱい実っているJFスタンダードの木、もてなしの日本文化、サラリーマン川柳、素敵な笑顔、受付・食堂のスタッフの周到な思いやり、エスコートさんのてきぱきとした仕事ぶりなど、どれも頭に焼きついて離れません。先生方、スタッフの皆様のおかげで、研修生活が有意義で、かつ充実したものになっているのだと実感いたしました。 「倍返し」とはいえませんけれども、そのお返しとして私たちのできることは、この貴重な体験を国へ持ち帰って、それを日本語教育の第一線に活かし、より多くの同僚に進んだ日本語教授法理論を伝え、学生やまわりの人に日本のよさを知ってもらうという一点にあると考えております。「さようなら」とは言いたくありません。これから上級研修や大学院コースなどの形でまたお邪魔したいと思います。


カさん (夏 建新さん/中国/揚州大学)

夏 建新さん 今回の研修は、52日間という短期間のものですが、内容はとても豊富でした。教授法、日本語などの授業では、私たちは最新の理論と知識を学び、自分の今までの教え方について反省し、問題点を発見してそれを改善するための手がかりを掴むことができました。また、さいたま市民の皆様との交流会、ホームステイ、インタビューなどを通じて、日本の社会、文化に対する理解を深め、マスコミが報道しているのと少し違った、元気な日本、日本人を自分の目で見ることができました。
ここで得た貴重な体験と知識を国に持ち帰って、より多くの同僚とこれらの情報を共有し、日本語教育の第一線に生かして、学生や周りの人々に日本の良さを伝えていきたいと思います。
国際交流基金の調査によりますと、今中国の日本語学習者が世界で一番多く、100万人を超えているということです。まさに中国は日本語教育の大国と言えるのですが、今回の研修を通じて、日本語国際センターの先生方をはじめ、一人一人の日本人の方々が、如何に中国の日本語教育を支えているか、ということに初めて気が付きました。皆様のこの温かいご支援にお応えするためにも、私たちは必ずや、一人でも多くの日本語人材の育成に尽力し、中国と日本の交流や友好に繋げていかなければならないと思います。 明日、帰国しますが、「さようなら」とは言いたくありません。日本という美しい国の土をまだまだ踏みたいですし、中国で皆様との再会も楽しみにしております。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)