海外日本語教師の養成・研修

平成28(2016)年度 さくらネットワーク研修(基礎)

研修参加者の声

(修了式・歓送会での、ご本人による日本語のスピーチから一部を抜粋しました)

地方研修での着付け体験(金沢)の集合写真
地方研修での着付け体験(金沢)

アットさん(シーウォンシリワット アッチャラー/SRIWONGSIRIWAT ATCHARA/タイ/タームァンラーバンムルン学校)

アットさんの写真 私たちは、研修に来る前に、期待と同時に心配なこともありました。「すぐ友達ができるのかなぁ。」「日本語で友達とたくさん話ができるのかなぁ。」「どんな服を持って行けばいいのかなぁ」。ほかに、私は地震のことも少し心配しました。タイのニュースでも熊本大地震が大きく報道されました。家族や友だちはみんな私のことを心配しました。でも、私はこの研修という良いチャンスをいただいたので、絶対に日本に行くと決めていました。 今回の研修に参加して、私たちは新しい友達がたくさん増えました。研修生活もとても楽しかったです。毎朝、授業の前に、先生がたやスタッフの皆さんはいつも「おはようございます。」とあいさつをなさいます。また、私たちのことをいつも心配してくれます。「あっ、○○さん、まだ来ていませんね。どうしたのかなぁ。」「△△さん、風邪はどう?少し良くなりました?」と、いつもやさしく話をかけてくださったので、本当にうれしかったです。それに、授業の内容以外にも、実際に起こったことなどについても詳しく教えてくださいました。たとえば、地震のこと、電車の事故のことなどです。先生がたのおかげで、私たちは新しいことばや日本人の生活もよくわかるようになりました。 また、今回の研修で、私たちは日本語の勉強のほかに、いろいろな体験ができました。石川県でのホームステイ、京都見学、津軽三味線、お弁当作り、歌舞伎鑑賞教室、食堂での食事など、楽しい体験がいっぱいできました。この場を借りて、センターの先生がた、スタッフの皆さんに心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。 研修はこれで終了しましたが、ここで習ったもの、体験したことを国の同僚や生徒たちにたくさん伝えたいと思います。また、これからもセンターの研修に参加できるように頑張ります。


カウル ギさん(カウル ギ/KAUL GUY/コートジボワール/アラサン・ウワタラ大学)

カウル ギさんの写真 よく日本語はむずかしいと言われていますが、皆さんは、正直言ってどう思いますか。 国際交流基金日本語国際センターの先生方、さくらネットワークのおかげで私たちはこの1か月、日本の言葉と文化を無理なく覚えました。今、日本語を聞くことも、見ることも、話すことも、読むことも、書くこともできます。また、言葉だけでなく、日本についてもいろいろな事がわかるようになりました。研修参加者同士で日本語で話して、そしてよい勉強になりました。その上、地方研修で石川県、京都府、大阪府へも行きました!すばらしくておもしろかったです。 私たちの体験は買うことができません。その教えを得ました。ですから今ここでやめてはいけません。まだ勉強する事がたくさんあります。まず、毎日、規則正しく復習をします。外国語を会得するのは、何語であっても、時間がかかります。一番大切な事は、まずはじめることです。次に大切な事は続けることです。そのためには『まるごと』の本が私たちの大切なパートナーになるはずです。 これから私たちの国と日本の関係をより良くするために、私たちの学生たちの日本語を上達させたいです。頑張りましょう。国際交流基金日本語国際センターの先生方に心から感謝いたします。


ガブリエルさん(ジ オリベイラ フェーナンデス ガブリエル/DE OLIVEIRA FERNANDES GABRIEL/ブラジル/ブラジリア大学)

ガブリエルさんの写真 日本に来る前、私はこのプログラムにすこし疑問を持っていました。研修参加者の皆様は別々の国から来るのだから、コミュニケーションをしにくくなるにちがいないと思いました。だから、はじめは、私は本当に怖気づきました。でも、その後、このプログラムのおかげで、その色々な所、色々な文化から来た人たちが日本語で頑張っていると気づきました。参加者のみなさんは先生として日本に来ましたが、毎日が学びの日々でした。私は、みなさんと一緒に勉強をすることがとても楽しかったし、友達になってくれて、感謝しています。 9つの国からの13人なのに、日本語でコミュニケーションをできたのは素晴らしいでしょう。そして、頑張って、みなさんは、日本に来る前より上手になりました。それは素晴らしい経験でした。みなさんの忍耐、親切、忠誠、そして勤勉さを私は見習いたいです。言葉では言い表せないくらい、みなさんに会えなくなることがさみしくなるでしょう。私は全ての方にとても感謝しています。 私はこの1か月、先生方に色々、新しいことを日本語で教えてもらいました。それだけではなく、ボランティアの方々や金沢のホストファミリー、センターのスタッフの皆様のおかげです。皆様の誠実で、愛情をもった親切を忘れることはできません。 今、私の気持ちは複雑です。帰国する期待と興奮も、ここを離れると思えばつらいものになります。私は、友達や家族に再会すること、そして、これから私の人生への期待でいっぱいです。でも、私には、気がかりなこともあります。それは、あまりにもここの生活が快適だったからです。私達は、自分の国に帰り日本での多くの経験をそこで分かち会えると思っています。きっと、「さくらネットワーク研修(基礎)」というプログラムが大成功だったので、このような深い気持ちになるのでしょう。 さて、参加者みんなの「また会いましょう」という約束でこのプログラムを終わります。みなさん、生徒達に勇気を与え続けましょう。この1か月の素晴らしい経験と、最高の人達と一緒に勉強したことに感謝しながら、ひとまず、この深く心に残る体験とお別れをします。本当にありがとうございました。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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