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日本語教育指導者養成プログラム言語文化研究会
 


平成19年度中国中等学校日本語教師研修

<参加者の声>

○叶 新盛さん(黄山日語職業学校)

中国中等学校日本語教師研修時間のたつのは本当に早いもので、瞬く間にもう研修終了の時間になります。51日の研修ですけれども、私にとって一生使いきれない宝物のようないい経験だと思います。

私はもともと数学教師でしたが、1993年4月日本に来て5年間の勉強をしました。2002年から日本語を教えることにして、それからずっと黄山日語職業学校で働いています。子供が大好きですから、この仕事を選びましたが、時々悩みもあり、うまくいかないこともしばしばあります。特に教えた生徒の会話力が弱いのは頭を抱える問題です。

今回の機会で日本に来て、日本語だけでなく、日本文化や日本語教授法なども勉強できることになって、本当に助かりました。普段使っている日本語ですが、間違ったところが多いことにやっと気がつきました。相手の気持ちをうかがいながら話すのは以前には注意しなかったのですが、今後は注意するようにしたいです。日本文化を理解しなければ、日本人のように話すことができないということも、前より一層理解しました。前にも日本に来たことがありますけれども、そのときは今と立場が違うので、前は日本語教育のことについては深く考えませんでした。 

中国中等学校日本語教師研修今では中国と日本のことを比べながら、日本語を教えるのは大切なことだと思います。ですから、歌舞伎鑑賞も茶道も生け花も研修旅行なども日本語教育につながるので、私にとって貴重な経験だと思います。また、教授法のことですが、私は前からずっと教師中心の教え方を使って生徒たちに日本語を教えていました。試験の成績を見ると少し自慢していましたが、しかし、生徒たちの会話力が低いのも事実です。原因は何か、前からずっと考えていました。今度の研修のおかげで、自分の教え方の短所がやっと気がつきました。

また、このチャンスにいろいろな地域から来た日本語教師と接して、お互い学びあうことができて、自分の視野も広がりました。日本語国際センターの皆さんがまじめに仕事をしている姿も私の心の中にいつまでも消えません。そして、私の見本になります。これから国に帰って、ここで勉強した知識を生かしていい日本語教師になるようにがんばりたいと思います。

 

<担当職員の声>  担当: A.I

この研修では、中国の中学校・高校で日本語を教えている20名の教師が集まり、1月30日から3月20日まで51日間の研修を受けました。

研修参加者の皆さんは叶団長、胡副団長を中心に団結力があり、開講して1週間後の2月7日には旧暦の大晦日を祝うパーティを開きました。担当者の私も呼んでいただきました。パーティと言っても食べ物はお茶とお菓子、おしゃべりしたり歌を歌ったり躍ったりするだけのものですが、とても盛り上がりました。そこでは、ヒマワリの種など中国の食べ物を振舞われ、中国の習慣についていろいろと教えていただきました。春節は中国の一大行事であり、家族と一緒にお祝いできないことはとても寂しいことだとも知りました。

中国中等学校日本語教師研修このように始まった研修ですが、通常の授業の他にも市民との交流会、邦楽鑑賞、生け花や茶道のデモンストレーション、高校・中学校交流、ホームステイ、歌舞伎鑑賞、礼法体験等、研修参加者の皆さんはどれも積極的に参加していました。そして、熱心に日本のことを質問し、また、中国のことも知ってほしいとたくさん話してくれました。

この研修では、研修参加者からも、研修でお世話になった皆様からも「中日交流」や「日中友好」という言葉をたくさん聞きました。研修参加者の皆さんからはそれを地道に実践しているのがよく感じ取れます。今ごろは中国の学生さんたちに日本で経験したことをいろいろとお話なさっているのかなと思います。またいつかお会いしたいと願いつつ、今後も日本語教師として活躍されることをお祈りしております。

 

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