日本語国際センター(1989年開所)は、1993年に調査研究部会を設置し、効果的な教師研修の企画・実践に必要な海外日本語教育の情報を蓄積してきました。そして、その成果の一端を内外の日本語教育に携わっている方々、或いは広く言語教育、文化交流に興味をお持ちの方々とも共有して討論し、さらなる調査研究に活かしたいと考え、毎年「海外日本語教育研究会」を開催しております。
2008年度の研究会は、2008年2月14日(土)に開催されました。第1部では、マレーシアの教師養成と英国の教材リソース開発についての発表があり、それを受けて、第2部は分科会方式で行なわれました。
第1分科会は「海外の教師養成について」で、タイの高校生向け教科書を利用した教師養成と、マレーシアの教師養成におけるポートフォリオ評価の利用という2つの報告がありました。
第2分科会は「海外のリソース開発について」で、中等教育向けの教材リソース『力−CHIKARA−』の内容や利用方法についての詳しい発表がありました。
また会場内ではマレーシア、英国、タイの中等教育や教師養成で使用されている教材、日本語国際センターで開発された教材の展示も行なわれました。
当日はさまざまな機関で日本語教育に携わっている日本語教師や学生、また当センターで研修中の研修参加者など、内外合せて約55名の方が参加しました。途中の休憩時間にはなごやかな情報交流が、また質疑応答で活発な意見交換が行なわれました。