パリ日本文化会館
【展示】
 
11/25/〜
2005/4/2
IMARI - 将軍と欧州王侯の磁器1610〜1760年展
本展覧会は、佐賀県立九州陶磁文化館の大橋康二氏を監修者に迎え、佐賀藩主鍋島家が徳川将軍に献上するために作らせた最も精巧で格調高いと言われている「日本向けの伊万里(鍋島焼)」と、欧州の生活文化を反映し王侯・貴族の宮殿や邸宅内を飾るようになった「欧州向けの伊万里」を一堂に会して紹介しました。熱心なファンが連日詰め掛け、マスコミにも好意的な記事が数多く掲載され、また、色彩豊かで美麗なカタログも人気を博しました。

入場者数:18,359名
色絵草花文菊花形皿 伊万里の解説
色絵草花文菊花形皿  1700〜30年代
口径26.0cm×高さ5.2cm×高台径・低径16.0cm
肥前・有田窯
佐賀県立九州陶磁文化館所蔵
(柴田夫妻コレクション)
伊万里の歴史と日欧の好みの違いなどを九州陶磁文化館の大橋副館長が詳しく解説
【公演】  
4/1 雅楽
雅楽を代表する三大楽所の一つである四天王寺雅楽の流れを汲み、海外公演も多い天王寺楽所雅亮会による雅楽公演。フランス国営ラジオとの協力のもと、会館の他にモンペリエ、アルザスでも公演。日本人には耳馴染みのある代表的な管弦『平調音取』『越天楽』や、華麗な舞楽『振鉾』『還城楽』などを上演。

入場者数:338名
6/1〜5 JAZZ IN JAPAN 5
5回目を迎えるパリ日本文化会館恒例のジャズ・フェスティバル。第1日目:塩谷哲(ピアノ)&大儀見元(パーカッション)+ジュリアン・ルロ(サックス)、第2日目:佐藤通弘グループ(津軽三味線)、第3日目:久米大作ユニット、第4、5日目:山下洋輔NYトリオ+仙波清彦(鼓)、天田透(笛)
毎年恒例のジャズ・フェスティバル。第1日目の共演は日仏のコラボレーションを実現した意味でも意義深く、ジュリアン・ルロの演奏のために会館まで足を運んだ観客も多く、また第2日目の津軽三味線によるジャンルを超えた演奏は好評を博しました。第3日目の久米大作トリオは、手堅く観客の共感を得ました。第4、5日目の山下洋輔NYトリオは、毎回素晴らしい演奏を聞かせる山下洋輔のピアノに加えて、彼のトリオの円熟した演奏に鼓と笛が効果を倍増させ、両日とも観客を興奮に包みました。日本のジャズを紹介する「Jazz in Japan」は今年で3年目を迎えましたが、その認識度も高まり、質の高い演奏内容に観客も大きな拍手を送っていました。

入場者数:1,361名(5回公演)
山下洋輔 佐藤通弘 塩谷哲 ジュリアン・ルロ
©Thomas Brémond ©Sakyo ©Thomas Brémond, Photo Guy Le Querrec -Magnum
10/13〜14 淡路人形浄瑠璃
重要無形民族文化財に指定されており、500年もの歴史を誇る淡路人形浄瑠璃の上演。若手中心の公演団により『傾城阿波鳴門』、『本朝廿四孝』等の代表的な演目が生き生きと演じ切られ、聴衆に深い感動を与えました。人形の仕組みや遣い方を紹介する人形教室もあわせて実施されました。

入場者数:534名(2回公演)
11/19〜20 J-dance 04
日本の新進ダンサー・振付家を紹介する企画。横浜ダンス・コレクション・ソロ×デュオ・コンペティション・在日フランス大使館賞受賞(2004年度)のジョン・ヨンドゥが、受賞作のデュオ『降りないこと』(Craving for more)と、トリオ『We need time』、新作ソロ『Gently going past someone's shoulder』を上演。韓国文化センター後援。
シンプルな構成ながら、高い芸術性と身体性を備えた表現は観客の高い評価を得ました。ソロ、デュオは韓国人、トリオは韓国人に加えてフランス人、イタリア人ダンサーの出演となり、会館が欧州とアジアの交流の場となりました。

入場者数:499名(2回公演)
12/7〜11 アフリカの聖ジュネ −『女中達』をめぐる典礼−
在仏演劇人ヨシ笈田の演出。黒人男性ダンサー2人が獄中の舞台に『女中達』を中心としたジャン・ジュネ作品を、ダンスを通じて上演。英国等で高い評価を得た作品のパリ初演。終演後も拍手と歓声が鳴り止まず、アンケートでは98%が大いに満足と回答。ラジオインタビューの他、新聞・雑誌など多くのメディアで紹介。日本人の演出によりフランス戯曲をブラジル、ベナン、トルコ出身のダンサーが演じるという多文化混成の舞台で、日本文化紹介の枠を越えたマルチカルチュラルな試みとして賞賛されました。国立ダンスセンター主催で、出演者等による演劇ワークショップも併せて会館で実施。

入場者数:1,007名(5回公演)
2005/1/28〜29
MIYAZAWA
多国籍メンバーで編成した「MIYAZAWA」のコンサート
MIYAZAWAバンド
わが国では「島唄」等のヒットで知られる宮沢和史をリーダーとする多国籍メンバー編成のロックバンド「MIYAZAWA」のコンサート。ジャパンファウンデーション主催の欧州ツアー皮切り公演。ブラジル出身の在仏女性歌手カチアが共演。
当地では初紹介となるバンドでしたが、多くの観客が詰め掛けました。立席スペースを用意したてライブハウス風な会場では、踊り出す観客も見られ大いに盛り上がりを見せました。

入場者数:841名(2回公演)
2005/3/18〜19
神楽コンサート
島根県の高津神社社中による、鬼退治を題材とした古典神楽
神楽『青の風』
日本の伝統芸能である神楽をダンスの視点から見直す企画。在仏アメリカ人振付家スーザン・バージュ監修、島根県高津神楽社中出演。石見神楽の伝統的曲目『塵輪』とバージュの演出・振付による現代神楽『青の風』を上演。
観客には素朴な力に満ちた伝統的神楽の迫力が大変好評でした。

総入場者数:639名(公演2回、講演会1回)
【映画】  
9/15〜10/2 豊田四郎監督特集上映会
「知られざる巨匠シリーズ」第4弾として、文芸作品の映画化作品が多いことで知られる豊田四郎監督の代表的な作品13本を上映。川端康成原作の『雪国』や谷崎潤一郎原作の『猫と庄造と二人のをんな』など、日本文学、日本映画のどちらのファンにとっても満足できる充実したラインナップが好評を得ました。

入場者数:3,381名(25回上映)
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