1988年度国際交流基金地球市民賞 受賞団体

市民連携・国際相互理解の推進

1988年度 受賞

財団法人

大内山塾

三重県度会郡大紀町

代表者
内山 正熊
設立年
1983年(現在は解散)

活動内容

大内山塾は、中国人留学生の日本語習得、実学研修の援助を目的として、内山正熊氏が私財を投じて1983年に設立されました。塾頭夫妻が寮に住み、留学生と生活を共にしつつ、商業化されない部分で物心両面にわたって支援しています。日本語学習・実学研修では、専任講師2名、他にボランティア兼任講師が教授に当たっています。また、地域の受け入れ協力を得て実学研修を行い、技術と日本語とを同時に学ぶ機会をつくる一方で、一般の人々を対象にして週2回の留学生による中国語講座を開設。地域に根差した国際化を着実に実践しており、今後一層の成果が期待されています。

市民連携・国際相互理解の推進

1988年度 受賞

公益財団法人

PHD協会

兵庫県神戸市

代表者
水野 雄二
設立年
1982年
ウェブサイト
http://www.phd-kobe.org/
ソーシャルメディア
https://www.facebook.com/PHDfoundation/
PHD協会の活動の様子

活動内容

PHD協会は、1981年、ネパールでの医療活動に従事してきた神戸大学教授・岩村昇博士がPHD運動を提唱し、設立され、村づくりに取り組むアジア・南太平洋の若手人材を育成しています。PHD運動は、アジア・南太平洋の人々に日本に住む人々の知恵、時間、技能、財などのうちの10%を分かつというボランティア活動であり、これらの国々から平和と健康と村づくりに取り組む意欲ある青年を日本に招き、農業、漁業、手芸、公衆衛生などの知識や技術の修得を助け、その成果を母国の発展に役立ててもらう人材育成を主な事業としています。

受賞後の変化

当会は1988年に受賞させていただきました。当時は当会発足後8年目で、まだまだ社会的な認知、信用が少ない時でした。受賞をきっかけに組織の土台が強化され、現在に至るまで活動を継続できています。お陰様で36年目を迎えています。

これからのビジョン

当会は人材育成という種まきを30年以上に渡って継続してきました。その芽がようやく花開こうとしています。今まで日本に迎えたアジアからの研修生も約300名となりました。帰国した研修生たちが自分たちの地域に留まらず、地域の社会的な弱者のために活動を展開しています。当会としては研修生及び住民の主体性を大切にしつつ、フォローアップや関係性を続けることで今後も活動していきたいと考えています。

最新の活動

PHD協会の最新の活動1

2015年4月25日、当会の原点でもあるネパールでM7.8の大地震が発生し、8,000名以上の尊い命が失われました。当会では地震後、直ちに被災者救援活動を開始し、引き続き継続しています。

受賞団体からのコメント

当会の活動は地味でかつ回り道の活動になりますが、本当の意味での住民主体による開発を目指しています。既述の通り、人材育成という種まきがようやく花開こうとしています。引き続きご支援、ご協力よろしくお願いします。

市民連携・国際相互理解の推進

1988年度 受賞

広島アジア文化会館

広島県広島市

代表者
中田 政信
設立年
1969年(現在は解散)

活動内容

広島アジア文化会館は、広島在住の留学生の困窮状況を支援することを目的として1969年の設立以来、長年にわたってアジア出身の留学生のための寄宿舎を運営し、安心して勉強できる環境と施設を提供し続けてきました。1986年10月の集計によると、短期宿泊者等を含めた利用者総数は70ヵ国以上の約900人にのぼっています。国際化が重要課題とされているものの、外国人留学生のための宿泊施設が今なお十分といえないなかで、長年にわたり地道で実際的な活動を継続してきています。

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